11月24日はてらこやの日でした。前日に、酒井さんが参加している別の団体の主催の柴田愛子先生の講演を聴いて、とても感銘を受けました。てらこやの活動についても色々思うところがありました。

小学生は問題集をやりました。翌日にテストがあると言っていた子はその準備をしていました。タイピングゲームをやりたい子と話し合って、1時間は勉強、最後の30分でパソコンをすることにしました。ですが、この日はOSのアップデートに時間がかかってしまい、結局パソコンはできずじまいでした。

中学生は返ってきた期末テストの結果を持ってきてくれました。高校受験がだんだんと近づいてきて、進路をどうするか色々思い悩んでいるようです。そこで過去問に挑戦、と思ったのですが、それはなかなか気が乗らないようです。来週は気持ちを新たに取り組みましょう。

小学生が、学校で習ったSDGsの目標項目を教えてくれました。ちゃんと目標値も具体的に覚えていて、すごいなぁと思いました。興味のあることは自然と覚えてしまうんだなと改めて思うと、暗記で覚えるのではなく、なるべく使う必要性や興味から覚えられるといいなとつくづく思います。今の学校の学習方法、内容だとそうはいかない現実があるので暗記作業は必須になっていますが、だからこそ、子どもの時にはどんなことでも、興味の邪魔はしてはいけないなと思いました。

11月17日はてらこやの日でした。

小学生は問題集をやりました。そのうち、一人がおもむろにホワイトボードにクイズを書き始めてクイズ大会?になりました。その後は指相撲やトランプをして遊びました。

中学生は試験が終わったところでちょっと一息、といった感じでしょうか?受験する高校についての資料をまとめている子やリラックスして過ごしている子など、それぞれでした。スタッフは通信制の高校の話や勉強の仕方について話しました。

大人として子どもに学んでもらいたいと子どものやりたいことが一致しないことはままあると思います。自発性を尊重したと思いますが、時にはよりよいと思う方向へそれとなく促すことも必要なのでしょうか。

ごめんなさい🙇 個人的に開催したイベントでHPをアップするのがすっかり飛んでしまいました^^; 

大人も子どももあーだこーだと言いながら、やりたいこと、やりたくないことをわちゃわちゃするのって、いいなぁと思います。正解はどこにもなくて、あるのは事実だけ。大人も考えながら、今できることのトライアンドエラー。試行錯誤する。賛否いろいろあると思いますが、”子どもから学ぶ”は忘れずにいたいなと思っています。

11月10日はてらこやの日でした。ちなみに先週は文化の日でお休みでした。コロナでお休みの子がいました。早くよくなるといいですね。またまた新しくボランティア希望の方が来てくださいました。社協さんの広報紙の効果絶大です。この日は子ども食堂も開催されていて、何人かは食べに行っていました。

小学生の部は問題集をやりました。終わった子はお絵描きをしたり、パソコンのタイピングゲームをやっていました。

中学生の部は問題集をやったり、試験対策の模擬テストをやったり、google mapで旅行の話をしてくれたりと思い思いに活動しました。

またまた新しいボランティアさんが来てくれることになりました。タウンページ恐るべし。

「てらこや」で一番大切にしているのは、”ごちゃまぜ”

きている子ども達だけでなく、関わる大人も ”ごちゃまぜ”。当たり前にみんな違う。違いを違いのままに、違いに背を向けるのではなく、あるがままに。子ども達にいろいろな違いに出会って欲しいなと思っています。

10月27日はてらこやの日でした。今日は新しくボランティア希望の方が参加してくださいました。ハロウィン用のお菓子を用意したのでみんなで食べました。来週は文化の日でてらこやはお休みです。

小学生は、それぞれ宿題や問題集などをやりました。勉強が終わったら、女子はカードゲームを、男子はパソコンのタイピングゲームをやっていました。

中学生は2次関数の勉強をしました。中学校の数学の中でも重要で難しい内容の一つですが、理屈がわかってしまえば関連する問題が次々にわかっていくので、是非とも理解してほしいです。

小学生がやっていたのは、コトバグラムというカードゲーム。同じ言葉でも、話す相手とシチュエーションで、話しやすかったり話しにくかったりするよね、というゲームです。カードをひいて、ランダムに話す相手と言葉が決まります。例えば”友達”に”遊ぼう”と言う時。親になった人が心の中で、現実でも架空でもいいのでシチュエーションを決めて、当てる側がその内容を知るために3つ質問をします。最後に、親になった人にとってその言葉は相手に言いやすいのか言いにくいのか、言葉の重さを4段階で当てます。初めのころは、質問を考えるのも苦労していたり、シチュエーションもマンネリ化していたりしていたのですが、段々と内容も膨らんできて自分が大人の女性設定になっていたり、性別が変わっていたり、質問のバリエーションも増えて物語の幅が出てきていました。友達設定も仲が良い友達なのか、喧嘩している友達なのか、状況によって言葉の重さが変わってくる。この疑似体験を子ども達は意識しているのかどうかは分かりませんが、とても楽しんでいるのがいいなぁと思いました。コトバグラム。このカードゲームなかなか奥が深いです。

10月20日はてらこやの日でした。久しぶりに秋晴れの良い天気になりました。社協さんの広報誌にてらこやが紹介されました。

小学生は問題集をやったり、算数クイズを解いたりしました。終わった子はカードゲームをやったり、お絵描きをしたりして過ごしました。

中学生は問題集をやりました。2次関数の勉強や方程式の問題に挑戦しました。ちょっとだけ、学校の委員会の仕事をしている子もいました。

タウンニュースに社協だよりが掲載され、「てらこや」が紹介されました。14年前、ママ友同志2人で始めた学習支援。いろんな子どもたちのとの出会いがありました。出会いの数だけ学びがありとても感謝しています。人は、縁したひとや環境、経験で様々な一面が現れます。一人の人の中にも多様な自分がいて、その多様な自分を知ることがとても大切だと思っています。そして、「てらこや」のこだわりの「ごちゃまぜ」の中でお友達との違いも知り、いろいろな人がいること、違いを違いのままにすることの大切さを経験してもらいたいなと思っています。

10月13日はてらこやの日でした。ここ最近は天気がすぐれず、曇りか雨の日が続いています。

小学生は問題集をやりました。いつもの問題集が順調にすすんで、学校で習っていることろまで終わっている子は別の問題をやっていました。目標のところまで終わった子は、カードゲームやオセロをやったり、ホワイトボードでお絵描きをしました。

中学生は学校に提出する課題をやったり、数学の問題集を解いたりしました。そろそろみんな高校受験について真剣に考える時期に来ているようです。志望校をどうするか、とても大切なことですが、深刻に悩みすぎて楽しいはずの今の中学校での生活をつらいものにしないでほしいと願っています。

久しぶりにオセロを真剣にやりました。昔はよくボードゲームやジグソーパズルに夢中になっていたのを思い出しました。いつの間にか「やらなければいけないこと」で時間が過ぎ、意識しないと、こういうことに時間を取らなくなってしまっていました。子どもたちにも「やらなければいけないこと」がありますが、今その「やらなければいけないこと」がどんどん増えています。将来のために、社会に適応出来る大人になるために費やされる時間が増えていて、今ワクワクすること、何かに夢中になったり没頭したりする時間が後回しになっていないでしょうか。子どもの時に、自分のためだけに使えるたくさんある時間を何かのためにとか、何かを出来るようにするためばかりに費やすのではなく、夢中になって没頭する時間に使って欲しいと思います。子どもを木とすると、早く綺麗な花を咲かせたり、実をたくさんつけることより、まずはしっかりと根を張り太い幹となるように育ってほしいのです。夢中になって没頭する自由な時間が目に見えない力を育みます。そして、子どもたちが生きる社会は自分たちで作ります。今の社会がそのまま将来あるとは
限りません。先のことを考えるのも大切で必要なことではありますが、今を大切に、今を生きる。オセロに夢中になる時間、いい時間だなと思いました。

10月6日はてらこやの日でした。この日はとても寒くて、数日前との気温差が15度くらいあったみたいです。

小学生は、問題集の進み具合が学校で習っている範囲を越えてしまっている子は算数パズルをやりました。難しい問題でしたが、自分で答えにたどり着くことができてとてもうれしそうでした。記念写真をとったので載せておきます。その後、ホワイトボードでお絵描きをして遊びました。最近、パソコンのタイピングのゲームにハマっている子は、早くそれをやりたくて(?)頑張って問題集を終わらせます。意思の力ってすごい。

中学生は公民の課題の提出期限が迫っている子はその課題を一生懸命やっていました。他の子たちは、こちらも数学クイズに挑戦していました。魔法陣の問題やコインの並べ替えの問題を解きました。本物の100円を使っていたので、1枚借りて手品を一つ披露したら、以外と受けました(スタッフの一人にはすぐタネがばれてしまいましたが)。

算数パズルをやった2人は「えーっ!!」といいながらも、30分ぐらいかけて最後まで取り組めました。「できた―!!」と叫ぶと共にスタッフに写真に撮ってもらって嬉しそうでした。算数が得意だったりよく理解できている子でも、時間のかかる問題、考える問題を嫌う傾向が多く見られます。1人では取り組めなくても、お友達と一緒だったから取り組めたのだと思います。お互い張り合うわけでもなく、答えを見せてもらうわけでもなく、いい意味で自分だけでマイペースに取りくでいました。途中諦めかけもしましたが、お友達の姿をみて最後まで取り組むことができました。「素晴らしい!!」と思いました。

9月29日はてらこやの日でした。最近新しく学生スタッフが増えました。中学生と年の差がほとんどないので一緒に楽しくお勉強できたらいいなと思います。

小学生はもうすぐ前期が終わるので問題集(上)の習ったところまででやっていないページをチェックしてやりました。

中学生は翌日が英検テストなので、英語をやりました。ホワイトボードに一般動詞の原形・過去形・過去分詞形びっちり書いた子もいました。

赤い羽根募金が10月1日から鴨居駅、中山駅、十日市場駅ではじまります。各駅でてらこやメンバーの声が流れます。

明日の英検を受けない子も一緒に英単語をやっていました。不規則活用動詞をお互いに問題を出し合いながらやっていました。テストを受けるか受けないかはその子の自由ですが、知らないと始めることすらもできないので、「知る」ということは、とても大切なことだと思います。受ける子も受けない子も一緒に同じ空間にいることで、仮に勉強になっていなくても「知る」ことに繋がって欲しいなと思います。ただ、今の子どもたちの置かれている立場は「知る」だけでは許されない場面が多々あるように思います。知った後、やるかやらないかは本人が決めることなのに、やらない選択はないに等しい雰囲気です。学習に限らず子どもたちは将来のためにやるべきこととして、本人の意思不在でできるようになることを沢山要求されているように感じます。「てらこや」は、みんなと同じようにする事が全てではなく、本人のペース、スタイルを自由に表現できる環境、雰囲気を大切にしていきたいと思います。

9月22日はてらこやの日でした。明日は秋分の日、シルバーウィーク後半の3連休です。その前に少しお勉強。

小学生は問題集をやったり、図形のクイズに取り組みました。ひとりの子が連れてきた友達が飛び入りで見学?してくれました。女子は一通り勉強した後はホワイトボードでお絵描きして遊んでいました。問題集に飽きてしまった子はパソコンで計算問題をやっていました。

中学生は期末試験問題を高校生のお兄さんに解説してもらっていました。他の子は図形のクイズに挑戦しました。スタッフも考えてみましたが、難しい問題は解けませんでした。

地区センターに調べ学習をしに来ていたお友達が、飛び入り参加してくれました。初めはどうしようか戸惑っていましたが、てらこやメンバーの熱烈大勧誘に会い(笑)、一緒に過ごしました。その子の気持ちはあくまでも分かりませんが、同学年だけの中に入るよりハードルは低いのではないかなと思います。ごちゃまぜの良いところは、あらゆる面で比べようがないということ。いろんな子がいて、みんな違う。自分との違いを知るということはとても大切なことです。                                 

9月15日はてらこやの日でした。短期留学していた大学生のお姉さんがお土産のキャンディを持ってきてくれました。それとボランティアで高校性のお兄さんが新しく参加してくれました。年齢が近いスタッフがいてくれると子どもたちも親しみやすいと思います。

小学生は問題集をやったり、学校の宿題をやりました。普通の教材だと飽きてしまう子には「かいとうねこぴー」というパソコンでゲームをしながら計算の練習をするソフトに挑戦してもらいました。最初は調子よく回答していましたが、そのうち「タイピングーZ」というキーボードの練習をするゲームを始めました。なかなか大人の思惑通りにはなりませんね。でも、自己流ながら、なかなかのスピードでタイプするので感心しました。

中学生はテストの結果が返ってきたようです。持ってきてくれた子と忘れてきた子と色々です。思ったほどできなかったときは人に見せたくないものですが、どこが間違ったかを確認して覚えたらよいよね。子どもたちはテストが終わったばかりでちょっと気が抜けた感じでしたが、スタッフは合否判定の方法や学校によって特徴があることなどについて話をして、受験生は大変だなぁと改めて思いました。

前期期末試験の結果が出ました。高校受験に必要な内申点の基礎の一部になり、志望校を決める参考材料にもなります。本来、志望校を決める理由は、○○高校の特色に興 味があるから受験したい、○○の勉強をしたいから○○高校に行きたい。やりたいことが理由でなくても、近所の学校に行きたいからでもいいと思います。残念ながら現実は、内申点でこの点数なら○○高校に行ける、という決め方がほとんどです。こんな決め方ですから子どもたちは、「好き」や「楽しい」で勉強することをすっかり忘れて、良い成績をとるための勉強しかしなくなります(全員がそうではないですが…)。小さいときの全ての子どもたちは、純粋に「できる喜び」や「知る喜び」が学びの原動力になっていたのに、とても悲しいことです。受験システムも昔に比べるといろいろなスタイルの高校も増えて、選択肢が少しづつ増えては来ていますが、まだまだ成績重視が現実です。そもそも、人を評価することなんてできないのに、可視化できるものだけを評価し点数化する。最近では、学力重視だけではないという観点から、コミュニケーション能力、努力する力、ボランティア精神などにまで評価をつけ、あたかも学力だけが全てではないよ、学力以外も大切にしているよ、と言わんばかりのおかしなことが起きています。表現が苦手な子どもたちはどうすればよいのでしょうね。表現が苦手の子には、聞き上手な子が多いです。これってとても大切で素晴らしいことです。