4月11日はてらこやの日でした。いよいよ新学期が始まりました。進級してクラス替えがあったり、進学したり、それぞれ大小の変化があったと思います。みんな、マイペースで行こう。

小学生は4人卒業したので1人になってしまいましたが、その子が寂しくないように、当面、中学生になった子たちが今までと同じ時間帯に来てくれることになりました。それと、小学1年生の子が見学に来てくれて、もしかするとメンバーが増えるかもしれません。新学期が始まったばかりで、まだ勉強に集中できる雰囲気でもなく、みんなで話をしたり、遊んだりという感じで過ごしました。中3に進級した子も途中から合流して、入学式で部活の成果を披露した話や部活のパートリーダーになったことなど話してくれました。

いつもの高校生は、ひとり風邪をひいてお休みでしたが、他の卒業生のお母さんが遊びに来てくれたので、一緒に話をしていました。高校生も新学期が始まったようで、ますます忙しくなりそうですね。

小さなお友達が増えました。違う年齢層の子が加わったおかげで、いつものメンバーの違う顔を見ることができました。緊張している1年生もスタッフが関わるより、年の近いお姉ちゃんたちに教えてもらってリラックスできているようでした。これが”ごちゃまぜ”の良いところです。5月には中学3年生が1人見学に来る予定です。今年度はどんな”てらこや”になるのか楽しみです。

4月18日はてらこやの日でした。てらこやに参加希望の中学生と、ボランティア希望のお兄さんと、見学に来てくださった酒井さんのお友達?と、とても賑やかなてらこやになりました。

小学生は・・・と以前のように書けなくなっています。小学生が4人卒業してその時間帯が寂しくなるので、以前のように時間帯で小学生、中学生と別れていないためです。卒業して中学生として引き続きてらこやに来ている子たちは、以前と同じ5時30分に来て8時頃に帰っていきます。一緒に来ている小学生の子は同じ行動パターンをとっていますが、この子にとっては少し長すぎるようです。うーん、新学期が始まったばかりで学校の授業も本格的にスタートしておらず、なんとなく落ち着かない感じです。

ボランティア希望のお兄さんの目にはどう映ったでしょうか?学習支援を標榜してはいるものの、いわゆる「塾」とは明らかに違う形態に戸惑ったでしょうか?でもこれが本当の子どもの世界の縮図で、インクルーシブなのかも。

極力禁止事項は作らず、決まりや、やらなくてはいけないことも強制せずに、子どもの今を見てやってきたつもりのですが、この日は久しぶりにブレブレになりました。新中1が早い時間から来ていたのですが、中学生だから遅くまでいたいと8時過ぎまでいました。それは良いのですが、過ごし方がYouTubeをお友達と見たい。その子は家に帰るとYouTubeが見られないので、その子にとってはいいのかなぁとか、勉強はしたし居場所的にはありかなとか…モヤモヤしているうちに、みんなでトランプが始まり盛り上がっていました。トランプをしている姿は安心して見ていられる自分がいました。トランプなら許せるのか、YouTubeだからダメなのかモヤモヤしました。これからも禁止事項は作りたくないので、今後の過ごし方はしばらく様子を見ながら考えていきたいと思います。本格的に中学校生活が始まったら自然と形が定まっていきそうな気がします。やはりいつも通りに、子どもの見ている方向、行こうとしている方向に進んでいきたいと思いました。

3月28日はてらこやの日でした。今年度最後のてらこやです。

小学生は、卒業式が終わっているので小学生?か疑問ではありますが、小学生の問題をやりました。翌週に迫った卒業遠足のビラを作ったのでみんなに配りました。

高校生はいつもの2人に加えて、もう一人てらこやの卒業生が参加してくれました。卒業遠足にも参加のお誘いをしていたので、みんな来てくれると嬉しいです。

今年は桜の開花が遅いので、遠足のあたりに満開になっていたらいいなぁと密かに期待しています。近くに桜のきれいなところがないか、あらかじめ調べておこうと考えています。

今年度の卒業イベントは、てらこや初の遠足です。高校生、てらこや卒業生も行くことになり、何だか面白くなりそうです。あまり大きい水族館ではないので、お花見しがてら周辺を散策するのもありかなと思っていますが、あえての予定は未定。子どもたちの気持ちや動きを見て、その場で決めたいと思います。行ってみないとわからないですからね。学校の遠足ではないので、自由に臨機応変に、おやつも持って(^^♪、ケガのないよう無事故で行ってきます!!

3月21日はてらこやの日でした。先週から今週までの1週間で各小学校は卒業式を迎えたそうです。卒業生の皆さん、おめでとう!

今年は小学6年生が4人います。というわけで卒業生への寄せ書きを急いで作ろうと、みんなにお互いに送ることばを書いてもらいました。最初は何となく乗り気でないようなそぶりでしたが、真剣に書いてくれてるようでした。学校も違い週に1回でけの付き合いだけど、口では悪口言ってるみたいだけど、なんだかんだ仲良くなったように思います。中学生になってもてらこやに来てくれるかまだよくわからないけど、まずは卒業おめでとう、できればこれからもよろしく。高橋さんもタイミングよく来られて、寄せ書きを書いてくれました。

中学生は今度3年生で、高校進学の選択を迫られることになりますね。今はまだピンとこないかもしれないけど、自分のやりたいこと、将来の希望を改めて考え直すよい機会でもあると思います。

高校生はいつもの2人が参加してくれました。卒業遠足にも一緒に行ってくれることになっていますが、去年てらこやを卒業した同級生たちもきてくれると嬉しいです。

安藤さんが卒業のメッセージカードを作ってくれています。毎年手作りのステキなデザインです。美術系が苦手な私は素晴らしい!!とリスペクトすると共に、大人もいろいろでいいなと思いました。今年は、卒業生本人からもお互いにメッセージを書きました。もしかしたら、4月からも変わらずこのメンバーで一緒に「てらこや」で過ごすかも?(笑)。みんな塾や部活の予定が決まらないのでどうなるかわかりませんが、気持ちは来たいと思っているようです。嬉しい限りです。そして来年度、新しいお友達大募集中です。

3月14日はてらこやの日でした。来週はどの小学校も卒業式があるそうです。残り少ない小学校の生活を精一杯味わってもらいたいと思います。

小学生は問題集をやったり、学校の課題をやったりしました。問題集が終わってしまった子は、別のプリントに挑戦したりしていました。勉強が終わった子はUNO Flipをやりました。最下位になると罰ゲームで話をする時に「語尾に〇〇〇をつける」というのが最近のはやりのようです。高校生のお兄さんが負けることが多い?ような気がします。

高校生はいつもの二人が来てくれました。アルバイトを探しているという話や進学や将来の仕事の夢など話してくれました。色々なことに悩んで、それでも自分で選んで進路を決めていってほしいと思います。スタッフと話すことが少しでも何かを決める手助けになればうれしいです。

行動を起こす前から「あーでもない、こーでもない」と起きてもいないことを話したりするときありますよね。経験者からしてみると全体像が分かるので、話を切って教えたりしてしまいがちです。この日も雇ってもらえるかどうかもわからないバイトについて、話していましたが、バイトに対する不安を吐き出してエネルギーをためているのかな。そんな風にも見えました。思い立ったらすぐ行動に移せる子もいますが、そのエネルギーがなかなか出せない子もいます。親子だとこういう話は、なかなか付き合えないのではないでしょうか。少なくとも私は付き合えなかったかな。「てらこや」でグダグダ話して、自分の考えが見えてきて、話していてもしょうがないって思えてきて行動に移せたらいいなぁと思いました。

3月9日はてらこやの日でした。今日は安藤さんがお休みで、久しぶりのスタッフ一人体制でした。

小学生は子ども食堂でちらし寿司を食べてから、ドリルや自分で選んできた教材、終わってしまった子には次の学年に繋がる問題をスタッフが選んで取り組みました。最近の小学生は落ち着いて学習する時間が増えてきました。もうすぐ中学生や高学年になるから?心境に何か変化が起きてる?理由はわかりませんが、子どもたちは日々成長しているなぁと思いました。     

中学生が、修学旅行で千羽鶴を持っていくのに一人10羽?ぐらい鶴を折ることになったそうです。その鶴がまだできていないと、持ってきました。しかも明日まで。さらに、折り方がわからない。高校生とスタッフでお手伝いをしました。鶴の折り方も、少しやったら思い出して、一生懸命折っていました。終わってから数学をやりましたが、すぐいに帰る時間になってしまいました。こんな関わりがいいなぁと思いました。

2月29日はてらこやの日でした。4年に一回しかない日ですね。

小学生は学校の宿題や問題集をやりました。問題集が終わった子もいれば、マイペースで進めている子もいます。てらこやではそれでOKです。この日はみんな落ち着いている感じがしました。いつものように軽口をたたいたりもするのですが、それも度が過ぎず、いつもよりも話がかみ合っているような印象を受けました。単に受け取る側の私の問題なのでしょうか??先日いただいたお菓子の配分に関しては白熱していましたが・・・。

中学生はお休みでした。いつもの高校生2人が来てくれました。卒業遠足の日に合わせて卒業した子たちも来てくれるよう、誘ってみています。今のところ参加してくれそうな感触です。カラオケで歌う歌やアルバイトなど、日常の他愛のない話をしたり、コンパスでひたすら円を描いてみたり、楽しく過ごしました。

高校生たちが小学生の時のコンパスの授業で、使い方のコツがわからなくて書けなかったと話していました。17,8年ぐらい前、地元の小学校を地域の力でサポートする、教育サポートシステムを作りました。算数に関しては、三角定規・コンパスの使い方やちょっとした質問に答えたり、いろいろなことをやりましたが、授業中先生の手が回らないところをサポートしていました。先生は全員に関わることは出来ないので、ついていかれない子は置いてけぼりになります。地域のサポーターが入ることによって、子どもたちは質問出来たり置いて行かれずに済んだ子たちがいました。今は、評価の関係で算数のサポートはなくなってしまいました。全ての教室にアシスタントティーチャーや支援員が入らないと、先生一人では当然子どもたち全員には関われません。ほんの少しのサポートで、置いて行かれずにすむ子どもたちがいると思います。学校がもっと地域に開かれた学校になって欲しいです。

2月22日はてらこやの日でした。ここの所、暖かかったかと思えば翌日には気温が突然下がったりと体がついていけません。春が近づいているということかもしれませんが、体調管理が難しいです。そういえば、花粉も飛び始めているようですね。

いつものように小学生は問題集をやりました。卒業遠足をいつにするかですが、「子ども料金で電車に乗れるのはいつまでか?」という問題が浮上したので確認しました。子ども料金でよいのは3月末まで、4月からはおとなの扱いになるようです。料金改定に気付いたのは子どもたちです。よく気が付いたなぁと感心しました。いったん4月に決まりかけた日程は3月になりました。・・・と思っていたら、この話には後日談があり、3月の日程だと参加できない子がいるため、やっぱり4月に、ということになりそうです。

中学生はテストの結果をもってやってきました。間違った問題も後から見直したらちゃんと解けて、なんでできなかったんだろうと悔んでいました。いつも来てくれる高校生はこの日はお休みでした。

てらこやと別に開催している親の会に参加してくださっている方が、仕事で使うエクセルの表を作るのに苦労されているというので相談に来られました。私にはそれくらいのことしかできないですが、少しでも負担が軽くなればと思います。

子どもの時にたくさん失敗をして、たくさん迷惑をかけながら、誰かに頼って助けてもらったり、助けて欲しいと言える練習や経験をするのが大切だと思います。規則をちゃんと守れる子、周りに迷惑をかけない子、いわゆる「ちゃんとした子」を小さいときから求めすぎると、心の身動きが取れなくなり、人の目が気になったり、挑戦するエネルギーが少なくなったりすると思うのです。「人に迷惑をかけない自立した大人に成長して欲しい」と多くの親御さんが望みますが、「自立」とは頼らない、人に迷惑をかけないことではなく、人との関わりの中で助け合える事なのではと思います。脳性麻痺という障害を持ちながら小児科医であり「障害と社会の関係」について研究をされている熊谷晋一郎先生が、「自立とは、依存先を増やすこと」とおっしゃっています。大人も同じ。どんなことでも一人で抱え込まず、誰かを頼ることが大切だと思います。人は一人で生きていくことはできないのですから。

2月15日はてらこやの日でした。バレンタインデーの翌日ですが、最近のトレンドはどうなっているのでしょうか?本命、義理チョコ、友チョコ、自分チョコ?

この日は高校生スタッフの友達が遊びに来てくれました。ハンチング帽をかぶっていた彼を、小学生の子たちは「探偵」と呼びました。男の子は彼と○×のようなゲームをやって遊んでいました。この日は小学生も全員出席でとても賑やかでした。一人の子は卒業までのカウントダウンカレンダー(?)の絵を描いていました。あまりに上手だったのでアップロードしてしまいました。

中学生は今試験中のようでしたが、肝心の数学は既に終わっていて、この日は翌日の社会の準備をしていました。酒井さんが問題を出して中学生が答える、というのを繰り返していました。ちなみに彼のバレンタインは「大勝利」だったとか。高校生はいつもの2人が参加してくれて、好きな音楽のジャンルの話や学校の話をしました。この日は高橋さんも出席で、後半も賑やかでした。

今日も通常運転の「てらこや」。あまりにもいつも同じなので、これでいいのかなぁと思いつつも、いつも通りだからこそ見えるものがあります。大人(特に○○の先生と呼ばれる人々)は、子どもに何かをさせたがります。でも、させたいことは大抵受け入れられず…💦やっても渋々やるだけ。なので環境を整えることは大切ですが、子どもが見ている世界、進もうとしている方向から始めるのが一番だと思っています。週一回の「てらこや」ですが、「てらこや」があるおかげで、いろいろなご縁が広がっています。直接ここに来れなくても関わることはできます。孤独・孤立をなくしたい。その人の距離感で関わることができるのも、足場となる「てらこや」があるおかげ、そこに来てくれる子どもたちがいるおかげです。もうすぐ今年度も終わります。新メンバー大募集中です!!

2月8日はてらこやの日でした。この日は子ども食堂が開催されていて、小学生からの情報を総合すると、キーマカレーもしくはドライカレーだったようです。

小学生は子ども食堂でカレーを食べてから来ました。いつものように問題集をやったり、学校の課題をやったりしました。終わった子はUNOをやったり、youtubeを見たりして遊びました。卒業旅行?は天気に関わらず、水族館ということになりそうです。帰りがけに男の子が謎の問題を出していきました。答えは教えてくれないまま・・・。

高校生はいつもの2人が来てくれました。学校の先生に頼んで出してもらった数学のプリントをやりました。5×5の魔法陣の問題にはスタッフも一緒にチャレンジしました。近々、大学を見学に行く機会があるそうで、広いキャンパスや校舎を見たらぜひ進学したい、という気持ちになるかも!?

中学卒業後の進学先を決めるときには、大学進学はほとんど想像できなかった子も高校生活を過ごすうちに、大学生への憧れが出てきたようです。今はいろいろな分野の学科を持った大学があるので、見学をしたり調べたりして行きたい大学がみつかるといいなぁと思いました。「てらこや」スタッフもどんな大学があるのか一緒に調べてみたいと思います。私たちも大学生になりたくなるかもしれませんね。