気温乱高下

2月22日はてらこやの日でした。ここの所、暖かかったかと思えば翌日には気温が突然下がったりと体がついていけません。春が近づいているということかもしれませんが、体調管理が難しいです。そういえば、花粉も飛び始めているようですね。

いつものように小学生は問題集をやりました。卒業遠足をいつにするかですが、「子ども料金で電車に乗れるのはいつまでか?」という問題が浮上したので確認しました。子ども料金でよいのは3月末まで、4月からはおとなの扱いになるようです。料金改定に気付いたのは子どもたちです。よく気が付いたなぁと感心しました。いったん4月に決まりかけた日程は3月になりました。・・・と思っていたら、この話には後日談があり、3月の日程だと参加できない子がいるため、やっぱり4月に、ということになりそうです。

中学生はテストの結果をもってやってきました。間違った問題も後から見直したらちゃんと解けて、なんでできなかったんだろうと悔んでいました。いつも来てくれる高校生はこの日はお休みでした。

てらこやと別に開催している親の会に参加してくださっている方が、仕事で使うエクセルの表を作るのに苦労されているというので相談に来られました。私にはそれくらいのことしかできないですが、少しでも負担が軽くなればと思います。

子どもの時にたくさん失敗をして、たくさん迷惑をかけながら、誰かに頼って助けてもらったり、助けて欲しいと言える練習や経験をするのが大切だと思います。規則をちゃんと守れる子、周りに迷惑をかけない子、いわゆる「ちゃんとした子」を小さいときから求めすぎると、心の身動きが取れなくなり、人の目が気になったり、挑戦するエネルギーが少なくなったりすると思うのです。「人に迷惑をかけない自立した大人に成長して欲しい」と多くの親御さんが望みますが、「自立」とは頼らない、人に迷惑をかけないことではなく、人との関わりの中で助け合える事なのではと思います。脳性麻痺という障害を持ちながら小児科医であり「障害と社会の関係」について研究をされている熊谷晋一郎先生が、「自立とは、依存先を増やすこと」とおっしゃっています。大人も同じ。どんなことでも一人で抱え込まず、誰かを頼ることが大切だと思います。人は一人で生きていくことはできないのですから。

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