3月23日はてらこやの日でした。今日はあいにくの雨で天気予報によるとしばらく続くようです。

小学生は問題集のやり残した問題や新学年の問題集の復習問題に挑戦しました。その後、厚紙を切り抜いて作った図形を使って、図形の問題をやりました。年度末で気分の乗らない子はスタッフとUNOをやりました。

今年は中学生6人が卒業しましたが、そのうちの3人が来てくれました。来年度も卒業しても来てくれると言っている子もいますが、それにしても少し寂しくなりそうです。春休みになって少しのんびりしようということで、来週は体育館で卓球をすることにしました。

学校で学ぶ算数や数学は、概念や解き方を教えてもらう事がほとんどです。中には子供に考えさせる場面を作る先生もいらっしゃいますが、30人以上の一斉授業では難しいのが現実です。この日は、図形の面積の公式が何でそのような計算になっているのかを、厚紙を使って説明をしてもらいました。三角形、平行四辺形、ひし形、
台形。頭ではわかっていても言語化して説明することは意外と難しいものです。ただ、公式だからで覚えていて、解いている子も少なくありません。大勢の人を効率よく教えるにはどうしてもインプットばかりになります。試行錯誤しながらアウトプットしていくのが本来の学びなのですが、現状の大人数の一斉授業では難しいです。

3月16日はてらこやの日でした。小学校・中学校卒業のお祝いとしてお楽しみ会を開きました。忙しくてしばらく来られないかったスタッフのお兄さん、お姉さんもこの日は顔を出してくれました。

小学生の部は去年に続きクイズ大会です。予めクイズを考えてきてくれた子が順番に問題を出して、分かったと思う人は出題者に耳打ちしてあっているか確かめます。お菓子とジュースを飲食しながらみんなで楽しく過ごしました。

中学生の部は体育館でバトミントンをしました。ネットを挟んで2対2でラリーをしました。体育館は事前予約ができない上に30分ごとの交代制で、コートが使えるか心配でしたが、運よく1時間楽しむことができました。最後の30分はお菓子とジュースがあるので部屋に戻っておしゃべりしました。

卒業する子には新しい学校でやりたいことや希望などを聞きました。色々な夢を話してくれたり、恥ずかしがって答えてくれなかったり、それぞれの反応があって面白いなぁと思いました。

お菓子と飲み物を用意した以外は、あまり計画を立てずに”てらこや”らしく、ゆるゆると楽しかったです。中学生の何人かは引き続き”てらこや”に来たいと嬉しいことを言ってくれました。学校が始まってみないと実際はわからないですが、その気持ちが嬉しいですね。今まで通りに来れなくても顔を見せてくれるだけでも有難いです。卒業する小学生も続ける予定です。いつも6月頃から新メンバーが増えてくるので、しばらく人数が減ったままで寂しいですが、新年度も楽しみにしています。

3月9日はてらこやの日でした。そして前日は中学校の卒業式でした。卒業おめでとう!

小学生は問題集をやりました。一人の子が久しぶりにきてくれてとてもうれしかったです。勉強した後はみんなでUNOをして遊んでいました。花粉症デビューの子も熱中してつらい気持ちも忘れているようでした。

中学生は卒業式の次の日ということもあってか、お休みの子が多かったです。来てくれた子には前日の卒業式の写真を見せてもらいました。コロナが完全に収束していないとはいえ、卒業式が無事できて本当によかったです。

来週はお楽しみ会をすることになりました。てらこやでのよい思い出になったらよいなぁ。

最近よく”居場所の必要性”という言葉をよく耳にするするようになってきました。サードスペース、第三の場所が大切なのは確かではあると思いますが、家庭や学校にいられる場所がないから、その代わりになる安心できる場所が必要である、とは違うのかなと思っています。いられないから違う場所を作るという意味での第三の場所ではなく、学校や家庭が安心安全な場所であっても、第三の場所斜めの関係は必要だと思います。ただ現実は、居場所がない子どもたちがいるのは事実です。学校が全ての子どもたちの居られる場所になり、全ての子どもたちの暮らしが安心安全に守られるような社会にならない限り、救済措置的な居場所は残念ながら必要なのだと思います。

3月2日はてらこやの日でした。国公立の高校入試の結果が出て受験した子は合格が決まりました。おめでとう!そしてリクレーションでシーパラに行った子たちがお土産を買ってきてくれました。ありがとう!

小学生は残り少ない(?)問題集をやりました。今年も学校を卒業する子に寄せ書きの準備しています。勉強の終わった子にはメッセージを書いてもらいました。一人の子は今年花粉症デビューのようでとてもつらそうでした。

中学生は進路も決まりリラックスした雰囲気でした。中学生にも寄せ書きのメッセージを書いてもらいました。お楽しみ会をやる予定ですが、内容をどうしようかみんなで考えました。体育館で遊ぶのもよいですが、体育館が使えるかどうかはその日、その時にならないとわからないので代替案も用意しておきたいところです。結局結論は出ず、スタッフの宿題になりました。

まだ進路が決まっていない子もよく考えて、今ベストと思う選択をしてくれたらいいなと思います。本人にとってはとても重大な問題だとは思いますが、大人からすれば将来について悩む時間はまだまだたくさんあるよ、と言ってあげたいです。

子どもたちの進路は昔に比べると、かなり多様にはなってきてはいますが、まだまだ小中高(6・3・3)の流れは暗黙の了解のようにあります。立ち止まったり、やり直しをする空気はほぼなく、みんなと一緒に進まなかったり同じ方向に向かっていなっかったりすると、あたかも脱落したかのような気持ちにさせられます。人それぞれ、成長や学びのスピードは違うし、個性も様々なのに、決められた内容と方法で決められたスピードを求められます。これからはもっと柔軟に学びを選べるような寛容な社会が求められます。本当に小さなことではありますが、「てらこや」も子どもたちの力になっていきたいと思っています。不登校24万人以上(30万人ともいわれています)2022年の学生の自殺者512人(小17、中143、高352)この現実を大人は社会は、もう見て見ぬふりをしてはいけないと思うのです。

2月16日はてらこやの日でした。そして2月14日は神奈川県公立高校入試でした。私事ですが、先週は出張に行っていたのでみんなにお土産を買ってきました。

小学生は問題集をやりました。年度末が近づいてきて問題集もだいぶ終わりの方に近づいているようです。終わった子はお絵描きをして遊びました。小学生2人とそのお母さんがてらこやの見学に来られて、四年生の子がその2人の遊び相手になってくれたようです。てらこやを気に入って来てくれるとよいですね。

中三の子たちは入試が終わったこともあり、とてもリラックスした雰囲気でした。今の学校の様子やこれからの予定など話していました。来週は祝日でてらこやはお休み、再来週には入試の結果が出ているはずです。一方で中一の子は試験の真っ只中で、翌日の提出物の準備をしていました。

今年度も終わりに近づき、卒業の時期になってきました。6年生は1人、中学3年生は6人と7人のお友達が卒業します。”てらこや”でも”祝おめでとう会”をしたいと思います。旅に出ていたてらこや出身の大学生も復活してくれるそうなので、楽しくなりそうです。でも、7人の卒業はとても寂しいです。”てらこや”はずっと変わらず開けているので、卒業してもいつでも来てほしいです。何かあってもなくても、ただ遊びに来るだけでも…もちろん勉強でも。子どもにとって行かれる場所がいろいろあるといいなと思います。

2月9日はてらこやの日でした。いよいよ入試が後5日と迫ってきました。が、てらこやメンバーは至ってマイペース。いうも通りに過ごしていました。学校も家庭も受験モード満載。てらこやは息抜きの場になっているようです。受験生ではない中学生は期末試験対策。こちらはのんびりという訳はいかず、頑張っていました。

小学生も問題集をやった後、お友達同士お絵かきをしたり好きなことをして過ごしました。

新しいお友達が3人増えました。出来上がった人間関係の中に入るのは勇気のいることです。週一回しかないので、しばらくは慣れないかもしれませんが、のんびりと来てくれればいいなぁと思います。いろいろな場所や世界に一歩足を踏み入れて、いろんな人と出会い、いろんな空気を吸って、自分はどんな場所や人が居心地が良いのかを見つけていくのはとても大切なことだと思います。そして、自分の居心地が良い状態を見つけることは、自分がどんな人なのかを知っていくのだと思います。