4月20日はてらこやの日でした。入学式がまだだった高校生の子たちもいよいよ学校生活が始まったようです。

小学生は問題集をやりました。といっても、学校でどんな教材を使うか様子をみてからてらこやの問題集を買おうとしていたので、みんなの新しい問題集はまだありません。というわけで、とりあえず手元にある問題集をコピーして配りました。終わった子はホワイトボードでお絵描きをしていました。

中学生は・・・といっても一人ですが、因数分解の勉強をしました。途中、小学生とスタッフと一緒にUNOをやりました。

過去の教材でロッカーがいっぱいになっていて、整理しなくちゃね、と言いながらそのままになっていましたが、ついにその日が来ました。図書館に寄付するものと廃棄するものを分類して、残りはそのままロッカーに収めることにしました。高校生とそのお母さんがロッカーの片付けの手伝いをしてくれました。おかげさまでだいぶすっきりしそうです(搬出は後日の予定)。

”てらこや”の子どもたちは、みんないつも通り来ました。いつも通り問題集をやって、いつも通りお絵描きやUNOをしました。新学期が始まって新しいクラス新しい先生との出会い、高校生は未知なる生活の始まりです。楽しみと不安が入り混じった何とも言えない時期、自覚がない子も気がつかないうちに緊張していると思います。何の代り映えのないいつも通りの場所があることで、緊張を緩めたり安心感を感じられたらいいなぁと思います。今年度もゆるゆると皆で楽しいことをしていきたいです。あ、勉強もしますよ(笑汗)

4月13日はてらこやの日でした。若いお兄さんスタッフが二人来てくれました。そのうちの一人は旅にいっていたりして超久しぶりです。イケメンなので、本人の了解を取って公開しちゃいます。

小学生の部はドリルをやった後、数字の問題をみんなで考えました(”_”には単位が入ります)。 算数で計算すると誤答になりますが、目線を変えると成立します。種明かしは☟後半に。

  • 1_-1=11
  • 11+1=100
  • 31_+28_=2_

中学生の部(高校生の部?)は高校生ほやほやの3人とお母さん一人、中学2年の子が来てくれました。中学生はまだ授業が進んでいないので、1年生の復習をしました。高校生の3人は昔からの友達なので昔話に花を咲かせていました。

☝種明かし。

  • 1ダース-1=11
  • 11+1=100 2進法で計算する
  • 31日+28日=2ヶ月

 小学生の子たちは、1ダースを知らないことが判明。子どもたちの身の回りにある1ダースは鉛筆ぐらいかな…よく考えると大人も1ダースって最近使わないなぁと思いました。2進法も知らなかったので説明をしつつ、60進法(時間)も説明しました。最後の問題を考えている時、「100 _+20_=2」 を考えた子がいました。素晴らしい!!!

4月6日はてらこやの日でした。多くの学校は翌日が始業式で、まだ新年度がスタートする前です。

小学生は前の学年の復習をする子もいれば、新しい学年の準備をする子もいました。この日は子ども食堂も開かれていて、そこで仲良くなった小さい子どもたちがてらこやをのぞきに来たので、一緒に遊んでいました。

中学生は・・・というかこの間中学を卒業した子たちですが、この日も来てくれて色々な話をしてくれました。また、中学の数学の復習をしたり、漢字の問題を解いたりしていました。これからも遊びに来てくれると言ってくれてとてもうれしいです。

月に一回、こども食堂でご飯を食べてから”てらこや”に来る日があります。こども食堂に来ている多くの方々は、小さなお友達とお母さんです。”てらこや”の子どもたち、今までは食べるだけでしたが、慣れてきたのか最近は来ている子どもたちと関わるようになってきました。この日はご機嫌斜めの男の子をみんなでなだめたり、小さなお友達の遊び相手になったりしていました。”てらこや”で見せる顔とは違う顔。立場や環境が変わると全く違う表情を見せてくれます。子どもたちを真ん中に、いろんな大人がいろんな立場や環境で関わる。改めてその大切さを実感した時間でした。今日も子どもたちからの嬉しい時間と学びに感謝です。

3月30日はてらこやの日でした。今年度最後のてらこやでした。

小学生は出席者2人の少し寂しいてらこやでした。問題集をやりました。てらこやの一番の目的は子どもが他の人とかかわることのできる居場所を提供することだと思っています。算数や数学ができるようになることが肯定感を高めるという意味で大切なことではあります。でも、問題をどのように理解して解こうとしているのかをやり取りすることから学ぶことはもっと多いのではないかと思います。

中学生は体育館で卓球をやりました。30分毎に場所取りをやりなおさないといけないのですが、運よく1時間半、卓球をすることができました。最初は中学生2人でしたが、昼間に友達と遊びに行っていた子たちが後から合流して5人になりました。それにお母さんたちも加わって楽しい年度終わりになりました。卒業した子たちはこれから新しい生活が始まります。慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、これからも素直に成長していってほしいと願っています。

”てらこや”に来ているのは子どもたちですが、子どもたちを通してスタッフ含め保護者の方々どうしも繋がれたらと思っています。今年は偶然小学生の時からのお友達だったということもり、花火大会や体育館の活動も手伝って保護者の方々との交流も出来ました。子どもたちが安心して過ごすには、保護者の方々も安心して子育てができる環境が大切です。経済的に困らず安心して暮らせる環境も大切ですが、共に子育てを共有できる繋がりがとても大切だと思っています。今年度も、子どもたちだけでなく、保護者の方々とともに繋がっていきたなと思います。