12月7日はてらこやの日でした。今年も1か月で終わりですね。早いものです。

てらこやが始まる前、小学生は学校の話をしていました。高学年ともなると人間関係とか難しいこともあると思うけど、お互いの考えを話して乗り越えていくためのヒントになるといいね。小学生の男の子は髪を思い切って短くしてきました。とても手触りがよさそう、でも少し寒そうかな。小学生は問題集や学校の宿題をやりました。終わった子は動画を見たりUNOをやったりしました。

中学生は先週やったテストが返ってきたはずなので持ってきてくれることになっていたと思うのですが・・・忘れちゃった?ということでこの日も復習問題をやりました。高校生はいつもの2人が参加してくれて学校の勉強をしていました。翌日から早くも冬休みに入るそうです。そして休み中?に試験がある!ということで、休みなのに休めない状況のようでした。

右の写真は三平方の定理の式を可視化した図です。ピタゴラスが神殿を見上げていて、天井に使われているタイルを眺めているうちに思いついたとか。諸説ありますが・・・どうしても公式や計算が覚えられないけれど、歴史の中に出てくる数やデータの数値を自然と覚えられている子がいます。ならば公式だけを覚えるのではなく、可視化してエピソードと理由を説明したら覚えられるかな…。結果はわかりませんが、数学が苦手だからといって数字に弱いとは限らないし、論理的思考力も数学からしか学べないわけではないと思います。数学というやり方でたまたま点数が取れないだけなのに、点数で人と比べられ評価されてばかりだと誰でも自分は出来ない人間なんだと思ってしまうと思います。人と比べられて評価されて、学校や社会からそう思わされている子たちがたくさんいます。そういう大人もたくさんいます。

左の写真は、港北区にある地域福祉交流スペースCOCOしのはらの活動拠点です。先日、COCOしのはらで活動している不登校の子どもと親の居場所SOWさん主催の地域マルシェに安藤ご夫妻と遊びに行ってきました。COCOしのはらさんはカフェもあり、おばあちゃんの家に遊びに来たみたいな平屋の一軒家です。今度はSOWさんの普段の活動日や親の会の見学に行きたいと思います。

11月30日はてらこやの日でした。先週は勤労感謝の日で休みだったので2週間ぶりのてらこやでした。私事ですが、先週風邪をひいてしまいました。皆さん、健康には気を付けましょう。

小学生は学校の宿題や問題集をやりました。終わった子はお絵描きをしたり、動画を見たりして過ごしていました。

中学生は学校のテストが終わった後だったので、その復習の意味で図形の問題を解きました。この日も高校生2人も出席してくれました。そのうちの一人が中学生の問題をスタッフと一緒に考えてくれましたが、復習のために選んだ問題に不備があるのでは?ということになりました。

最近、算数ドリル上下を終わらせてしまった小学生の1人が、おうちの方が用意した教材をやるようになりました。学校で勉強する算数ではなく、数理パズルや論理的な思考を必要とする問題集です。面白い問題なので、数題みんなにもやってもらっています。実は今までもこのような問題を提案しいました。最初は取り組んでくれていたのですが、決まったやり方のない問題は嫌、普通の問題がいいと懇願されやらなくなっていました。問題集として与えられるとスイッチが入るのか、お母さんに言われてやらなくてはいけないからやっているのかわかりませんが、理由はともかく一生懸命取り組み始めたので、そこは拘らず一緒に楽しんでいます。こちらの”やらせたい”方向に促すより、子どもの向いている方向を全肯定でどうのっかるか、子どもを主体に子どもの今をを邪魔しないことが一番だなと実感させてもらえた出来事でした。このまま一緒に楽しめるといいなぁと思っています。

11月16日はてらこやの日でした。暑かった11月も気温がみるみる下がってきてあっという間に冬が来たような気候です。来週は勤労感謝の日でてらこやはお休みです。

小学生は学校の宿題や問題集をやりました。終わった子はUNOやトランプをやって遊びました。自分が子どもだった時は自分がどう生きるかということにばかり関心があり、友達がどう考えるかということにまで気持ちがいかなかったように思います。大人になって子どもたちとの関わりあいを持つようになって、子どもたちのことを考えるとどうするのが一番よいのか日々迷います。

中学生は翌日が数学のテストということで集中して勉強していました。高校生は2人参加してくれました。数学の苦手な問題に取り組んでいました。ちょっと前に中学を卒業したばかりですが、将来のことについて悩んでなんとかしようと頑張っている姿を見るとすっかり大人になったなぁと感心します。きちんと悩んで自分で進む道を選んでもらいたいと思います。

教えるのではなく、子どもが自ら動き出せる環境を作ることが、大人に出来る大切なことだと思っています。てらこやの環境は・・・何もない会議室。週一回のたった1時間30分だけど、時間と場所は作ってきました。子どもたちにとってどうなんだろうと考えた時もありました。今来ている子どもたちに思うことは、こちらが用意した算数ドリル以外はほとんど提案をしないので(提案を受け入れてもらえない💦)、子どもたち同士が良い環境になっているなぁと思います。お友達の勉強を見てあげたり、素直に分からないと言えたり、遊びを作ったり、提供したり。何もない会議室、特別なものはないけど、安心はあるかな・・・。子どもたちにそう思ってもらえてたら嬉しいです。つくづく子どもたちに助けられ、学びがあるなぁと感謝しかありません。