5月25日はてらこやの日でした。子ども食堂も開催され、小学生はご飯を食べてからの登場です。

小学生は新しい問題集に取り組みました。一人の子が答えがあってるかどうか聞くので見てみると、大体できているのですが、ちょっとひねった問題で躓いているようです。「これはね・・・」と説明したのですが、理解してもらなかったようで、わかるように説明するのって難しいなと改めて思いました。

中学生は学校の小テストの結果を持ってきてくれました。中間テストに向けて勉強していましたが、一人だと少し寂しいですね。高校生も2二人きてくれて、学校の数学のテキストを解いていました。俳句と短歌を作る宿題が出たそうで、それも考えていました。

こども食堂のスタッフや食堂に来ている小さな子ども達、お母さん方の存在のお陰で、てらこやの子ども達の違う顔を見ることができます。月1回の交流ですが、とても楽しみです。てらこやの中では1番下だけど、こども食堂に行けば1番上になり…ご飯を食べながらとても楽しそうです。先日、某小学校の縦割り全校遠足のお手伝いをしました。1?6年生ごちゃ混ぜのグループの班での活動です。同学年では見られない場面がたくさんありました。これからの学校は異年齢交流だけでなく、もっとごちゃ混ぜの学びの環境が増えて欲しいです。障害があっても、言葉が違っても、違って当たり前、一緒にいて当たり前の環境が真の学びの環境になれると思います。小さい時からごちゃ混ぜスタンダードで育てば、違って当たり前、みんな一緒が大切と叫ばなくても、自然に存在できる社会になると思います。

5月18日はてらこやの日でした。昼間の気温は30度くらいまでになるとても暑い日でした。5月としては記録的な暑さだそうです。皆さん熱中症に注意しましょう。かなりお待たせしていた、小学生の算数ドリルがやっと来ました。さっそく取り組み始めましたが、学校でSDG sスピーチコンテストに挑戦する事になった子は原稿を書きたいと言って、原稿作成に取り組みました。直ぐに原稿作成が進まなくなったのでスタッフもお手伝い。そのうち、算数ドリルをやっていた子たちも一緒に巻き込んで話していると、いろいろなアイデアが出て来ました。スピーチコンテストのお陰で、みんなでSDG sについて話しが出来て楽しかったです。

中学生は現在1人、かなり寂しいので大募集中です。高校生はレポートでわからない問題を聞きに来ました。テストで学校が早く終わったからと来てくれた子もいて楽しく過ごしました♪

5月11日はてらこやの日でした。GWが明けて新型コロナが5類へ変更されました。夕方から激しい雨で、雷もなりました。

小学生は3人出席でした。テキストの入手に時間がかかっていて、まだみんなの分が届いていません。というわけで、手元にある問題集をコピーしてやってもらいました。

中学生と高校生は激しい雨でお休み、スタッフだけなので早めに終わりましょうか、なんていっていたら!今年高校入学した子が、今年度初めて遊びに来てくれました!!生徒が少なくて先生に色々聞けそうな環境の反面、委員会や生徒会活動等も重複してやる必要がるそうで、なかなか大変そうです。気負わずぼちぼちできるとよいですね。今日は新しい生活のこと、たくさん聞けてよかったです。たまにはこういう日もいいですね。

10人いたら10通りの学び方。100人いたら100通りの学び方があって当たり前なのに、学校では決められた内容とスピードの学び方。ひとりひとり違うのに、学び方は同じ。高校は自分に合った学びを選ぶチャンスです。偏差値だけで選ぶのではなく、高校卒業後の進路先を考えて選ぶのではなく、3年間を自分らしく過ごせる高校を選んで欲しいです。まだ始まったばかりでわかりませんが、今来ているてらこやの高校生を見ていると、自分に合った高校を選べたのではないかなと感じます。これからいろいろな事があるかとは思いますが、楽しいと思う事を、好きな事を最優先に過ごして欲しいです。やりたい事をするには、やらなくてはいけない事が必ず出て来ます。その中には、苦手な事ややりたくない事も出て来ますが、やりたいが先にあれば自ら挑戦する力が湧いて出て来ます。周りから努力が大切だとか、頑張れって言われなくても、内側から力が出てきます。周りの大人は、子どもたちがやりたいって言える環境、思える環境をお手伝いすることが大切だなと改めて思いました。

4月27日はてらこやの日でした。来週はGWでお休みです。コロナもだいぶ落ち着いて初めてのGW、みんなどこかにいくのかな?

小学生はまだ問題集が来ていないので、前からある教材のコピーを使って問題を解きました。終わった子はホワイトボードでお絵描きをしたり、UNOをやって遊びました。

中学生は、学校で長時間にわたってテストを受けたそうで、だいぶ弱っていました。それでも問題のプリントを頑張ってときました。

高校生は今日も来てくれて、そのうちの一人はてらこや関連のチラシの作成を手伝ってくれました。パソコンのチラシを作成するツールを使って、デザインやイラストを選んでいきます。まだ完成までには時間がかかりそうですが、楽しそうなチラシが出来そうな予感がします。

最近、教育現場でもチャットGPTが話題?問題?になってきています。自分で問題を解いたり、レポートを作成するのではなく、チャットGPTを使って課題を作成してくる学生が出てきているそうです。小中学生にどこまで影響があるのか分かりませんが、自分で考える力が無くなるのでは?と問題になっているようです。ある教育者が言っていました。今の教育は既に自分で考えて学ぶ教育になっていないのだから、問題ない。かえって教育を見直すチャンスになるのではないかと。今の教育は、正解のある問題を与え、その問題の解き方を教え、子どもたちがその通りに解き方を再現して正解にたどり着けるようになることが学びのかたちになってしまっている。本来は、正解を求めるのではなく、自分のやり方で試行錯誤しながら進めていくことが学びであるのだからチャットGPTには、やり方だけでできる問題はどんどん解いてもらえばいいって。なるほど本当にそうだなと思いました。見直すどころか変わらざる負えなくなるといいなぁと思います。学校の勉強スタイルが合わなくて辛い思いをしている子どもたちがたくさんいます。これからの教育が学校が本当に子どもたちの安心できる場に変わっていって欲しいです。

4月20日はてらこやの日でした。入学式がまだだった高校生の子たちもいよいよ学校生活が始まったようです。

小学生は問題集をやりました。といっても、学校でどんな教材を使うか様子をみてからてらこやの問題集を買おうとしていたので、みんなの新しい問題集はまだありません。というわけで、とりあえず手元にある問題集をコピーして配りました。終わった子はホワイトボードでお絵描きをしていました。

中学生は・・・といっても一人ですが、因数分解の勉強をしました。途中、小学生とスタッフと一緒にUNOをやりました。

過去の教材でロッカーがいっぱいになっていて、整理しなくちゃね、と言いながらそのままになっていましたが、ついにその日が来ました。図書館に寄付するものと廃棄するものを分類して、残りはそのままロッカーに収めることにしました。高校生とそのお母さんがロッカーの片付けの手伝いをしてくれました。おかげさまでだいぶすっきりしそうです(搬出は後日の予定)。

”てらこや”の子どもたちは、みんないつも通り来ました。いつも通り問題集をやって、いつも通りお絵描きやUNOをしました。新学期が始まって新しいクラス新しい先生との出会い、高校生は未知なる生活の始まりです。楽しみと不安が入り混じった何とも言えない時期、自覚がない子も気がつかないうちに緊張していると思います。何の代り映えのないいつも通りの場所があることで、緊張を緩めたり安心感を感じられたらいいなぁと思います。今年度もゆるゆると皆で楽しいことをしていきたいです。あ、勉強もしますよ(笑汗)

4月13日はてらこやの日でした。若いお兄さんスタッフが二人来てくれました。そのうちの一人は旅にいっていたりして超久しぶりです。イケメンなので、本人の了解を取って公開しちゃいます。

小学生の部はドリルをやった後、数字の問題をみんなで考えました(”_”には単位が入ります)。 算数で計算すると誤答になりますが、目線を変えると成立します。種明かしは☟後半に。

  • 1_-1=11
  • 11+1=100
  • 31_+28_=2_

中学生の部(高校生の部?)は高校生ほやほやの3人とお母さん一人、中学2年の子が来てくれました。中学生はまだ授業が進んでいないので、1年生の復習をしました。高校生の3人は昔からの友達なので昔話に花を咲かせていました。

☝種明かし。

  • 1ダース-1=11
  • 11+1=100 2進法で計算する
  • 31日+28日=2ヶ月

 小学生の子たちは、1ダースを知らないことが判明。子どもたちの身の回りにある1ダースは鉛筆ぐらいかな…よく考えると大人も1ダースって最近使わないなぁと思いました。2進法も知らなかったので説明をしつつ、60進法(時間)も説明しました。最後の問題を考えている時、「100 _+20_=2」 を考えた子がいました。素晴らしい!!!

4月6日はてらこやの日でした。多くの学校は翌日が始業式で、まだ新年度がスタートする前です。

小学生は前の学年の復習をする子もいれば、新しい学年の準備をする子もいました。この日は子ども食堂も開かれていて、そこで仲良くなった小さい子どもたちがてらこやをのぞきに来たので、一緒に遊んでいました。

中学生は・・・というかこの間中学を卒業した子たちですが、この日も来てくれて色々な話をしてくれました。また、中学の数学の復習をしたり、漢字の問題を解いたりしていました。これからも遊びに来てくれると言ってくれてとてもうれしいです。

月に一回、こども食堂でご飯を食べてから”てらこや”に来る日があります。こども食堂に来ている多くの方々は、小さなお友達とお母さんです。”てらこや”の子どもたち、今までは食べるだけでしたが、慣れてきたのか最近は来ている子どもたちと関わるようになってきました。この日はご機嫌斜めの男の子をみんなでなだめたり、小さなお友達の遊び相手になったりしていました。”てらこや”で見せる顔とは違う顔。立場や環境が変わると全く違う表情を見せてくれます。子どもたちを真ん中に、いろんな大人がいろんな立場や環境で関わる。改めてその大切さを実感した時間でした。今日も子どもたちからの嬉しい時間と学びに感謝です。

3月30日はてらこやの日でした。今年度最後のてらこやでした。

小学生は出席者2人の少し寂しいてらこやでした。問題集をやりました。てらこやの一番の目的は子どもが他の人とかかわることのできる居場所を提供することだと思っています。算数や数学ができるようになることが肯定感を高めるという意味で大切なことではあります。でも、問題をどのように理解して解こうとしているのかをやり取りすることから学ぶことはもっと多いのではないかと思います。

中学生は体育館で卓球をやりました。30分毎に場所取りをやりなおさないといけないのですが、運よく1時間半、卓球をすることができました。最初は中学生2人でしたが、昼間に友達と遊びに行っていた子たちが後から合流して5人になりました。それにお母さんたちも加わって楽しい年度終わりになりました。卒業した子たちはこれから新しい生活が始まります。慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、これからも素直に成長していってほしいと願っています。

”てらこや”に来ているのは子どもたちですが、子どもたちを通してスタッフ含め保護者の方々どうしも繋がれたらと思っています。今年は偶然小学生の時からのお友達だったということもり、花火大会や体育館の活動も手伝って保護者の方々との交流も出来ました。子どもたちが安心して過ごすには、保護者の方々も安心して子育てができる環境が大切です。経済的に困らず安心して暮らせる環境も大切ですが、共に子育てを共有できる繋がりがとても大切だと思っています。今年度も、子どもたちだけでなく、保護者の方々とともに繋がっていきたなと思います。

3月23日はてらこやの日でした。今日はあいにくの雨で天気予報によるとしばらく続くようです。

小学生は問題集のやり残した問題や新学年の問題集の復習問題に挑戦しました。その後、厚紙を切り抜いて作った図形を使って、図形の問題をやりました。年度末で気分の乗らない子はスタッフとUNOをやりました。

今年は中学生6人が卒業しましたが、そのうちの3人が来てくれました。来年度も卒業しても来てくれると言っている子もいますが、それにしても少し寂しくなりそうです。春休みになって少しのんびりしようということで、来週は体育館で卓球をすることにしました。

学校で学ぶ算数や数学は、概念や解き方を教えてもらう事がほとんどです。中には子供に考えさせる場面を作る先生もいらっしゃいますが、30人以上の一斉授業では難しいのが現実です。この日は、図形の面積の公式が何でそのような計算になっているのかを、厚紙を使って説明をしてもらいました。三角形、平行四辺形、ひし形、
台形。頭ではわかっていても言語化して説明することは意外と難しいものです。ただ、公式だからで覚えていて、解いている子も少なくありません。大勢の人を効率よく教えるにはどうしてもインプットばかりになります。試行錯誤しながらアウトプットしていくのが本来の学びなのですが、現状の大人数の一斉授業では難しいです。

3月16日はてらこやの日でした。小学校・中学校卒業のお祝いとしてお楽しみ会を開きました。忙しくてしばらく来られないかったスタッフのお兄さん、お姉さんもこの日は顔を出してくれました。

小学生の部は去年に続きクイズ大会です。予めクイズを考えてきてくれた子が順番に問題を出して、分かったと思う人は出題者に耳打ちしてあっているか確かめます。お菓子とジュースを飲食しながらみんなで楽しく過ごしました。

中学生の部は体育館でバトミントンをしました。ネットを挟んで2対2でラリーをしました。体育館は事前予約ができない上に30分ごとの交代制で、コートが使えるか心配でしたが、運よく1時間楽しむことができました。最後の30分はお菓子とジュースがあるので部屋に戻っておしゃべりしました。

卒業する子には新しい学校でやりたいことや希望などを聞きました。色々な夢を話してくれたり、恥ずかしがって答えてくれなかったり、それぞれの反応があって面白いなぁと思いました。

お菓子と飲み物を用意した以外は、あまり計画を立てずに”てらこや”らしく、ゆるゆると楽しかったです。中学生の何人かは引き続き”てらこや”に来たいと嬉しいことを言ってくれました。学校が始まってみないと実際はわからないですが、その気持ちが嬉しいですね。今まで通りに来れなくても顔を見せてくれるだけでも有難いです。卒業する小学生も続ける予定です。いつも6月頃から新メンバーが増えてくるので、しばらく人数が減ったままで寂しいですが、新年度も楽しみにしています。