2月8日はてらこやの日でした。この日は子ども食堂が開催されていて、小学生からの情報を総合すると、キーマカレーもしくはドライカレーだったようです。

小学生は子ども食堂でカレーを食べてから来ました。いつものように問題集をやったり、学校の課題をやったりしました。終わった子はUNOをやったり、youtubeを見たりして遊びました。卒業旅行?は天気に関わらず、水族館ということになりそうです。帰りがけに男の子が謎の問題を出していきました。答えは教えてくれないまま・・・。

高校生はいつもの2人が来てくれました。学校の先生に頼んで出してもらった数学のプリントをやりました。5×5の魔法陣の問題にはスタッフも一緒にチャレンジしました。近々、大学を見学に行く機会があるそうで、広いキャンパスや校舎を見たらぜひ進学したい、という気持ちになるかも!?

中学卒業後の進学先を決めるときには、大学進学はほとんど想像できなかった子も高校生活を過ごすうちに、大学生への憧れが出てきたようです。今はいろいろな分野の学科を持った大学があるので、見学をしたり調べたりして行きたい大学がみつかるといいなぁと思いました。「てらこや」スタッフもどんな大学があるのか一緒に調べてみたいと思います。私たちも大学生になりたくなるかもしれませんね。

2月1日はてらこやの日でした。小学生はいつもの問題集をやった後、女の子たちはお絵描き、男の子は高校生スタッフと二人だけでUNOをしていました。二人だけでも楽しいのかなぁ、女の子たちにも声をかけないのかなぁと様子を見ていると、英語を教えたいという方が見学に来られました。見学の方とお話をしていると、いつの間にか、みんなで1対1のUNO大会が始まっていて、大盛り上がりをしていました。どうやら、負けると罰ゲームがあったみたいです。

見学に来られた方は、塾ではない場所で、英語が苦手な子どもたちに教えたいとお話しされていました。現在の「てらこや」では英語を教えられるスタッフがいないので、中高生の子どもたちに教えて頂けると有り難いです。スケジュールの調整がつけば来ていただけるそうです。私も英語が全然分からないので一緒に教えてもらいたいです。

1月25日はてらこやの日でした。みどり国際交流ラウンジの方がお見えになって、てらこやで外国にルーツのある子どもの学習支援をすることはできないか、という相談がありました。最近、日本語がわからないために学習が遅れるという子どもが増えているそうで、もともと外国の子どもをターゲットにしていない団体とも協力できないか模索しているそうです。

ラウンジの方とお話していたため、しばらくの間、小学生は高校生スタッフにお任せになってしまいました。すいません。先週に引き続き、卒業遠足?をどうしようという話題になり、行先は絞り切れませんでしたが、日程は3月末か4月の初めで調整することになりました。

高校生はいつもの二人が来てくれました。学校はお休み中で、試験の結果もまだ帰ってきていないそうです。小学生の卒業遠足に合わせて高校生も行ってみる?と打診してみたところ、卒業した他の子たちも行くなら行きたい、という回答でした。そうなれば楽しいですね。もう少し計画を練る必要がありそうです。

高校生は試験も終わり、課題も一段落しているので、勉強はやる気が出ないかな?と、のんびりおしゃべりをするかと思ったら、学校も長期休みで授業も部活もなく、流石におしゃべりもネタが尽き、暇だそうで…。すると、その高校生から「なんか数学の問題ないの~」とリクエストが!!!! 直ぐにプリントをコピーしました。中学の時も真面目な子たちではありましたが、与えられた課題をこなすのがやっとで、自ら学ぶ意欲が出る前に許容オーバーしていました。少し緩やかな進度の学校を選んだおかげで、彼女たちに余裕ができたのでしょうか。プリントに向かっている高校生から「数学、わからないけど忘れたくない」とボソッと聞こえてきました。何とも言えない気持ちになりました。「苦手、嫌い」でも「やりたくない」ではないんだな、「やらない」ではなく「やれない」。改めて実感しました。 

1月18日はてらこやの日でした。Facebookの設定をする必要があってここ数日いじってみましたが難しいです。慣れの問題だとは思うのですがしばらく苦労しそうです。

小学生はいつものように問題集をやりました。今年は小学校を卒業する子が4人いるので、卒業する前にみんなでどこかに遊びに行こうと言っていました。みんなで話したところ、ある公園がよいのではないか、と候補に挙がっています。問題は雨が降ったら代わりにどこか屋根のある施設にしたいのですが、なかなかいい案がありありません。ということで、みんなでどこか行きたい場所を探してくるというのが宿題になりました。

中学生は天気図を描く理科の宿題が出たらしく、悪戦苦闘していました。前線ってどうやって描くんだっけ?スタッフもわかりません。ある程度の所であきらめて(?)数学の図形の問題を解いていました。高校生はいつもの2人が来てくれました。学校は休み中ですが、学校の教材を使って勉強していました。学校でスキー・スノボの日帰り旅行があり、希望者は参加できるそうです。時間的な余裕がなさそうで、参加するか迷っているようでした。小学生のこともあるので、中高生もてらこやでどこかに遊びに行く計画をするかどうか迷っています。

てらこやが終わってスタッフ3人が一緒に帰る道すがら、スタッフの高校生のお兄さんのご家族と出会いました。お兄さんと一緒に外食しようと思っててらこやが終わる時間を見計らって待っていたようです。仲の良いご家族でとてもいいなぁと思いました。

高校生が、幼児期・小学生・中学生・現在の自分について記入する自己分析の課題をやっていました。どんな子だったのか、長所短所、好きなことなどなど…自分が思うことと、他者が感じることに分けて記入欄がありました。かなり苦戦中のようで、苦手なこと短所はすぐ書けるようですが、得意なこと長所がなかなか埋まりません。私自身も自分の長所を上げるのは苦手かもしれません。友人に褒められても素直に受け入れていない自分がいます。両親は暖かく育ててくれたので、育てられ方は悪くないと思います。やはり思ってしまうのが、今の社会や教育の空気感。常に比較され評価されている環境。赤ちゃんの時から首の座りや寝返りで比べられ、学校に入れば学年で分けられ成績表がついて回り。常に他人と比較せざる負えない環境。一人ひとり違うのですから、育つスピードも出来る事も様々なのにです。何かを出来るようにするとか、何者かになれるようにするとかではなく、その子のその子なりの育ちに目を向けたいものです。

1月11日はてらこやの日でした。2024年最初のてらこやです。今年もよろしくお願いします。

この日はこども食堂も開催されていて、小学生はごはんを食べてからやってきました。グラタン、おいしかったそうです。いい匂いがしてました。みんな、まずは問題集に取り組みました。終わった子はUNOをやったり、動画を見たり、お絵描きをしていました。

いつもの高校生は今年も来てくれそうです。高校は1日出席したあと、再び冬休みになったそうです。お休みにもかかわらず学校のテキストで勉強していました。

今日も「てらこや」は通常運転いつも通りでした。小学生は「算数やだ~」と言いながらも、自分で学習する量を決めて終わってから好きなことをやっています。子どもたちが取り組んだ課題を見て、気になるところがあれば復習するのですが、その時の子どもたちの様子で声をかけています。違うことで盛り上がっていたらそちらを優先して別の日にしたりしています。わからなくて固まっていたり、わからないままにしていることもあるので、こちらからも声をかけますが、なるべく本人から質問したりヘルプが出せるといいなと思います。そのためには、何を言ってもジャッジされない安心できる環境と関係性があること。教科はどうしても”できる出来ない”の評価がついて回るのでとても難しいです。わかりたい、わかると嬉しい、という気持ちは誰にでもあると思います。成績や点数ではなく、その気持ちを大切にしていきたいです。

12月21日はてらこやの日でした。今年最後のてらこやです。翌日は冬至、本格的に寒くなってきました。この日はこども食堂も開催され、私と妻は今年もウクレレの下手な演奏をさせてもらいました。

小学生はこども食堂でご飯を食べた後、いつものように問題集に取り組みました。終わった子はホワイトボードにお絵描きをしていました。いつにもまして気合のはいった?作品ができあがりました。

中学生は一瞬顔を出しましたが、用事があるのかすぐに帰ってしまいました。高校生は3人来てくれました。内、2人は翌日が数学他のテストでそのための勉強に集中していました。他にも今年てらこやを卒業した子がハーモニーの外まで来てくれたので、みんなで入口まで顔を見にいきました。今度はゆっくり遊びに来てね。

こども食堂のクリスマス会にてらこやの子どもたちも参加させてもらいました。いつも本当にありがとうございます。とても優しい表情で、小さなお友達をお膝にだっこしている姿は、てらこやで見せるその子とは違う一面を見させていただきました。スタッフの安藤ご夫妻の美しいハーモニーの歌声とウクレレ演奏も、とても優しい気持ちになりました。今年もいろいろな方々に支えられて無事活動することができ感謝しております。来年も変わらず活動していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

12月14日はてらこやの日でした。社協さんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれました。子どもたちには来週渡したいと思います。タイトルに困ってネットで検索してみたら、今日は赤穂浪士の討ち入りの日だそうです。

小学生は学校の課題をやったり問題集を解いたりしました。勉強のやり方は子どもによってそれぞれ違いますね。どんどん問題を解いて進む子もいれば、集中するのに時間がかかったり、理解するのが難しいと気持ちが途切れたり。勉強が終わった子はUNOをやったりして遊びました。

中学生は図形の問題に取り組みました。ジャージをくるぶしまで下げて、トイレで座っているような謎の出で立ちで勉強していました。暑かったり寒かったりする時に素早く対応するためでそうです・・・。高校生はいつもの2人がきてくれました。冬休み中ですが、もうすぐ試験があるのでその勉強をしました。因数分解やグラフの勉強をしたり、情報の勉強をしました。高橋さんから南部せんべいをいただいてみんなで食べました。

これを書いている日は、実は年が明けています。すみません💦かなりさぼってしまいました🙇最近ネットの記事にで、UNOを販売している玩具メーカーがコミュニケーション能力について調査をした記事を読みました。現代社会で最も子どもたちに身に着けてもらいたいと思っている能力は「コミュニケーション能力」であり、中でも相手の世代を問わずコミュニケーションをとれるようになってもらいたいと考えていて、多世代交流力が大切!!とあって、UNOがコミュニケーション能力の発達にいいよ。という記事でした。UNOのようなアナログゲームは皆さん良いと思いますよね。この記事を読んでいて、コミュニケーション能力というと上手にお話しが出来るようになることのように考えがちですが、私はお互いにいろんな人がいることを知って、その違いをあるがままに受け入れられたり、そのまま置いておけるのがコミュニケーション能力なのではないかなと思っています。てらこやでも偶然ですが、多世代で毎週UNOやっています(笑)

12月7日はてらこやの日でした。今年も1か月で終わりですね。早いものです。

てらこやが始まる前、小学生は学校の話をしていました。高学年ともなると人間関係とか難しいこともあると思うけど、お互いの考えを話して乗り越えていくためのヒントになるといいね。小学生の男の子は髪を思い切って短くしてきました。とても手触りがよさそう、でも少し寒そうかな。小学生は問題集や学校の宿題をやりました。終わった子は動画を見たりUNOをやったりしました。

中学生は先週やったテストが返ってきたはずなので持ってきてくれることになっていたと思うのですが・・・忘れちゃった?ということでこの日も復習問題をやりました。高校生はいつもの2人が参加してくれて学校の勉強をしていました。翌日から早くも冬休みに入るそうです。そして休み中?に試験がある!ということで、休みなのに休めない状況のようでした。

右の写真は三平方の定理の式を可視化した図です。ピタゴラスが神殿を見上げていて、天井に使われているタイルを眺めているうちに思いついたとか。諸説ありますが・・・どうしても公式や計算が覚えられないけれど、歴史の中に出てくる数やデータの数値を自然と覚えられている子がいます。ならば公式だけを覚えるのではなく、可視化してエピソードと理由を説明したら覚えられるかな…。結果はわかりませんが、数学が苦手だからといって数字に弱いとは限らないし、論理的思考力も数学からしか学べないわけではないと思います。数学というやり方でたまたま点数が取れないだけなのに、点数で人と比べられ評価されてばかりだと誰でも自分は出来ない人間なんだと思ってしまうと思います。人と比べられて評価されて、学校や社会からそう思わされている子たちがたくさんいます。そういう大人もたくさんいます。

左の写真は、港北区にある地域福祉交流スペースCOCOしのはらの活動拠点です。先日、COCOしのはらで活動している不登校の子どもと親の居場所SOWさん主催の地域マルシェに安藤ご夫妻と遊びに行ってきました。COCOしのはらさんはカフェもあり、おばあちゃんの家に遊びに来たみたいな平屋の一軒家です。今度はSOWさんの普段の活動日や親の会の見学に行きたいと思います。

11月30日はてらこやの日でした。先週は勤労感謝の日で休みだったので2週間ぶりのてらこやでした。私事ですが、先週風邪をひいてしまいました。皆さん、健康には気を付けましょう。

小学生は学校の宿題や問題集をやりました。終わった子はお絵描きをしたり、動画を見たりして過ごしていました。

中学生は学校のテストが終わった後だったので、その復習の意味で図形の問題を解きました。この日も高校生2人も出席してくれました。そのうちの一人が中学生の問題をスタッフと一緒に考えてくれましたが、復習のために選んだ問題に不備があるのでは?ということになりました。

最近、算数ドリル上下を終わらせてしまった小学生の1人が、おうちの方が用意した教材をやるようになりました。学校で勉強する算数ではなく、数理パズルや論理的な思考を必要とする問題集です。面白い問題なので、数題みんなにもやってもらっています。実は今までもこのような問題を提案しいました。最初は取り組んでくれていたのですが、決まったやり方のない問題は嫌、普通の問題がいいと懇願されやらなくなっていました。問題集として与えられるとスイッチが入るのか、お母さんに言われてやらなくてはいけないからやっているのかわかりませんが、理由はともかく一生懸命取り組み始めたので、そこは拘らず一緒に楽しんでいます。こちらの”やらせたい”方向に促すより、子どもの向いている方向を全肯定でどうのっかるか、子どもを主体に子どもの今をを邪魔しないことが一番だなと実感させてもらえた出来事でした。このまま一緒に楽しめるといいなぁと思っています。

11月16日はてらこやの日でした。暑かった11月も気温がみるみる下がってきてあっという間に冬が来たような気候です。来週は勤労感謝の日でてらこやはお休みです。

小学生は学校の宿題や問題集をやりました。終わった子はUNOやトランプをやって遊びました。自分が子どもだった時は自分がどう生きるかということにばかり関心があり、友達がどう考えるかということにまで気持ちがいかなかったように思います。大人になって子どもたちとの関わりあいを持つようになって、子どもたちのことを考えるとどうするのが一番よいのか日々迷います。

中学生は翌日が数学のテストということで集中して勉強していました。高校生は2人参加してくれました。数学の苦手な問題に取り組んでいました。ちょっと前に中学を卒業したばかりですが、将来のことについて悩んでなんとかしようと頑張っている姿を見るとすっかり大人になったなぁと感心します。きちんと悩んで自分で進む道を選んでもらいたいと思います。

教えるのではなく、子どもが自ら動き出せる環境を作ることが、大人に出来る大切なことだと思っています。てらこやの環境は・・・何もない会議室。週一回のたった1時間30分だけど、時間と場所は作ってきました。子どもたちにとってどうなんだろうと考えた時もありました。今来ている子どもたちに思うことは、こちらが用意した算数ドリル以外はほとんど提案をしないので(提案を受け入れてもらえない💦)、子どもたち同士が良い環境になっているなぁと思います。お友達の勉強を見てあげたり、素直に分からないと言えたり、遊びを作ったり、提供したり。何もない会議室、特別なものはないけど、安心はあるかな・・・。子どもたちにそう思ってもらえてたら嬉しいです。つくづく子どもたちに助けられ、学びがあるなぁと感謝しかありません。