3月9日はてらこやの日でした。そして前日は中学校の卒業式でした。卒業おめでとう!

小学生は問題集をやりました。一人の子が久しぶりにきてくれてとてもうれしかったです。勉強した後はみんなでUNOをして遊んでいました。花粉症デビューの子も熱中してつらい気持ちも忘れているようでした。

中学生は卒業式の次の日ということもあってか、お休みの子が多かったです。来てくれた子には前日の卒業式の写真を見せてもらいました。コロナが完全に収束していないとはいえ、卒業式が無事できて本当によかったです。

来週はお楽しみ会をすることになりました。てらこやでのよい思い出になったらよいなぁ。

最近よく”居場所の必要性”という言葉をよく耳にするするようになってきました。サードスペース、第三の場所が大切なのは確かではあると思いますが、家庭や学校にいられる場所がないから、その代わりになる安心できる場所が必要である、とは違うのかなと思っています。いられないから違う場所を作るという意味での第三の場所ではなく、学校や家庭が安心安全な場所であっても、第三の場所斜めの関係は必要だと思います。ただ現実は、居場所がない子どもたちがいるのは事実です。学校が全ての子どもたちの居られる場所になり、全ての子どもたちの暮らしが安心安全に守られるような社会にならない限り、救済措置的な居場所は残念ながら必要なのだと思います。

3月2日はてらこやの日でした。国公立の高校入試の結果が出て受験した子は合格が決まりました。おめでとう!そしてリクレーションでシーパラに行った子たちがお土産を買ってきてくれました。ありがとう!

小学生は残り少ない(?)問題集をやりました。今年も学校を卒業する子に寄せ書きの準備しています。勉強の終わった子にはメッセージを書いてもらいました。一人の子は今年花粉症デビューのようでとてもつらそうでした。

中学生は進路も決まりリラックスした雰囲気でした。中学生にも寄せ書きのメッセージを書いてもらいました。お楽しみ会をやる予定ですが、内容をどうしようかみんなで考えました。体育館で遊ぶのもよいですが、体育館が使えるかどうかはその日、その時にならないとわからないので代替案も用意しておきたいところです。結局結論は出ず、スタッフの宿題になりました。

まだ進路が決まっていない子もよく考えて、今ベストと思う選択をしてくれたらいいなと思います。本人にとってはとても重大な問題だとは思いますが、大人からすれば将来について悩む時間はまだまだたくさんあるよ、と言ってあげたいです。

子どもたちの進路は昔に比べると、かなり多様にはなってきてはいますが、まだまだ小中高(6・3・3)の流れは暗黙の了解のようにあります。立ち止まったり、やり直しをする空気はほぼなく、みんなと一緒に進まなかったり同じ方向に向かっていなっかったりすると、あたかも脱落したかのような気持ちにさせられます。人それぞれ、成長や学びのスピードは違うし、個性も様々なのに、決められた内容と方法で決められたスピードを求められます。これからはもっと柔軟に学びを選べるような寛容な社会が求められます。本当に小さなことではありますが、「てらこや」も子どもたちの力になっていきたいと思っています。不登校24万人以上(30万人ともいわれています)2022年の学生の自殺者512人(小17、中143、高352)この現実を大人は社会は、もう見て見ぬふりをしてはいけないと思うのです。

2月16日はてらこやの日でした。そして2月14日は神奈川県公立高校入試でした。私事ですが、先週は出張に行っていたのでみんなにお土産を買ってきました。

小学生は問題集をやりました。年度末が近づいてきて問題集もだいぶ終わりの方に近づいているようです。終わった子はお絵描きをして遊びました。小学生2人とそのお母さんがてらこやの見学に来られて、四年生の子がその2人の遊び相手になってくれたようです。てらこやを気に入って来てくれるとよいですね。

中三の子たちは入試が終わったこともあり、とてもリラックスした雰囲気でした。今の学校の様子やこれからの予定など話していました。来週は祝日でてらこやはお休み、再来週には入試の結果が出ているはずです。一方で中一の子は試験の真っ只中で、翌日の提出物の準備をしていました。

今年度も終わりに近づき、卒業の時期になってきました。6年生は1人、中学3年生は6人と7人のお友達が卒業します。”てらこや”でも”祝おめでとう会”をしたいと思います。旅に出ていたてらこや出身の大学生も復活してくれるそうなので、楽しくなりそうです。でも、7人の卒業はとても寂しいです。”てらこや”はずっと変わらず開けているので、卒業してもいつでも来てほしいです。何かあってもなくても、ただ遊びに来るだけでも…もちろん勉強でも。子どもにとって行かれる場所がいろいろあるといいなと思います。

2月9日はてらこやの日でした。いよいよ入試が後5日と迫ってきました。が、てらこやメンバーは至ってマイペース。いうも通りに過ごしていました。学校も家庭も受験モード満載。てらこやは息抜きの場になっているようです。受験生ではない中学生は期末試験対策。こちらはのんびりという訳はいかず、頑張っていました。

小学生も問題集をやった後、お友達同士お絵かきをしたり好きなことをして過ごしました。

新しいお友達が3人増えました。出来上がった人間関係の中に入るのは勇気のいることです。週一回しかないので、しばらくは慣れないかもしれませんが、のんびりと来てくれればいいなぁと思います。いろいろな場所や世界に一歩足を踏み入れて、いろんな人と出会い、いろんな空気を吸って、自分はどんな場所や人が居心地が良いのかを見つけていくのはとても大切なことだと思います。そして、自分の居心地が良い状態を見つけることは、自分がどんな人なのかを知っていくのだと思います。

2月2日はてらこやの日でした。安藤さんがお休みで、今日は体育館の活動はお休みでした。安藤さん推しの子どもは残念がっていました。

小学生は先週わからなかった問題を自分で説明しました。教えてもらって解けた問題でも、解き方を覚えただけで式の意味は分かっていない時があります。厚紙を使って説明したり、何故わり算なのかを説明することが出来ました。

中学生は学年末テスト対策をやる子、ワークをやる子、受験対策は学校でやっているから大丈夫だと?!リラックスしている子^^;とそれぞれ自由なスタイルで過ごしました。

季節の行事は大切にしてきたつもりでしたが、節分の事をすっかり忘れていました。子どもたちと豆まきしたかったなぁ。来年は誰かに鬼をやってもらってやりたいと思います。社協さんから子どもたちにラスクを頂きました。いつもありがとうございます。この日はこども食堂で美味しいピザも食べました。給食もまだ黙食が続いているので、感染対策をしながらですが、少しでもお友達と楽しく食事をすることができるこども食堂にも感謝です。

1月26日はてらこやの日でした。受験生で面接の結果を待っていた子たちは見事合格しました。おめでとう!

小学生は問題集をやりました。勉強が終わった子はホワイトボードに絵を描いたり、スタッフとオセロをしている子もいました。

中3で合格した子たちは進路が決まって一息つくかと思ったのですが、期末試験があるといことで試験勉強を頑張っていました。因数分解をどういう風に考えるのが理解しやすいか、スタッフも知恵を出し合って考えてみました。これから入試の子にも期末試験の練習問題を進めてみましたが、気が乗らないようすでした。

学校で思うようにいかなくても、違う場所で自分を出せていたり、その子に合った学びの場所があれば良いだろうと、フリースクールや、居場所が増えています。「てらこや」もその中の一つになります。実際、楽しく過ごせている子どもたちも増えてきていて、とても良いことだとは思います。でも、子どもたちは楽しく過ごせているように見えていても、学校に行っていないことからのストレスから解放されているとは限らないことを忘れてはいけないと思っています。公教育以外の居場所も必要です。もっともっとたくさん増えて、いろいろな場所があって、子どもたちが自由に選べるのが大切だ思いますが、まずは、学校教育か変わりどの子もにも安心して通える学校にならなければ、不登校や行き渋りの根本的な解決にはならないと思います。学校に通えて、学校以外にも行かれる場所「サードスペース」があり、斜めの関係があるのが理想的でしょうか。子どもを真ん中に考えていきたいです。

1月19日はてらこやの日でした。この日はスタッフが最大5人で時間帯によっては子どもよりも多くなりました。

小学生は問題集をやりました。先週、台形の面積の求め方を三角形に分割して計算できる、と教えたのですが、その後学校で公式を習ったらしく、「やり方が違う!」と指摘されてしまいました。200や300などの数字を英語なんというか勉強している子もいました。今は小学生も英語の勉強があるんですね。勉強が終わった子はホワイトボードに絵を描いたり、スタッフが持ってきてくれたコマを回したりして遊びました。今週は例の男の子と体育館で(他の種目は先客がいたので)卓球をしましたが、やったことがなかったのか、ちょっと難しかったみたいです。

中3生は受験シーズンですが、既に面接まで終わった子もいて、近いうちに結果が出るそうです。これから入試の子は動画を使った勉強(?)をしていました。中学1年の子は忙しかったようで、久しぶりの登場でしたが、スタッフとマンツーマンで勉強していました。

台形の面積を三角形を使って出す考え方、公式を使って出すやり方。どちらも間違えではなくて、いろいろな考え方があるんだなって思って欲しいですね。そして、公式は便利な道具なんだと気がつけるとなお良いのですが・・・でも、公式じゃない方法で出す方が解きやすかったり、好きなやり方があればそれもありです。私の子どもたちが小学生の頃は、学校のテストだと残念ながら△や✖になっていました。今の小学校はどうなのでしょう・・・

1月12日はてらこやの日でした。この週末には大学入学共通テストがあり、てらこやとは直接関係ありませんが、いよいよ受験シーズン到来です。

小学生は問題集をやりました。一通り勉強したあと、体力があり余っている?男の子と体育館でバトミントンをしました。体育館は3個所に区分されていて、卓球、バトミントン、バスケットボール等ができるようになっています。バトミントンは結構ラリーがつづいて、様になっていたのではないか、と自己満足しています。

中学生は問題集のするなどそれぞれ勉強しました。新年になって既に願書を提出してきた子もいて、スタッフで面接で聞かれそうな質問を考えてみたりしました。一人の男の子が珍しく中学校の制服で来たのでみんなで写真を取っていました(アイドルみたいでした)。

算数は学年があがってくると、どうしても抽象度が高くなってきます。具体的な事象から繋げて説明しても、なかなか抽象的な数字や計算と結びつかなっかったりします。でも、間違えた問題も本人にどんな風に考えているのかを説明してもらうと、新しい発見があったり、斬新な考え方をしていることが分かったりしてとても面白いです。そして、ただやり方を教えてもらってその通りに出来るようになるよりも、自分の考え方から解答を導き出した方が試行錯誤するので記憶に残り易いし、何より楽しいのではないかなと思いました。

あけましておめでとうございます。1月5日は今年最初のてらこやの日でした。学校は小中学校とも来週の火曜日からとのことで、もうしばらく冬休みのようです。

小学生の部は問題集をやったり、宿題をやったりしました。終わった子はUNOをしたり、お絵描きをして遊びました。スタッフ1人と小学生3人の静かなてらこやでした。

中学生の部の時はスタッフは3人に増えました。中学生は問題集をやっていました。「円の接線とその接点を通る半径は直交する」ことを説明しようとして、はたと、どう証明するのか思い出せませんでした(後でネットで調べました)。

新年早々、酒井はインフルエンザでお休みをしてしまいました。写真を見ると、1月なのに子ども達は薄着で元気なんだなと思いました。毎週、元気に「てらこや」に来てくれて有難いです。子ども達からいつも元気をもらいます。子ども達からたくさんのことを学びます。本当に有難いです。今年も「てらこや」をよろしくお願いします。

12月22日は今年最後のてらこやの日でした。スタッフの一人がミカンを差し入れしてくださいました。また、久しぶりに高校生のスタッフが来てくれました。

小学生はコロナの影響でお休みの子がいました。それに加えて、出席した子の一人が調子が熱っぽくなったため早退しました。少し寂しい年の瀬でしたが、来年は元気になってきてくれると思います。

中学生は進学する予定の学校の資料を準備したり、学校のプリントをやったりしていました。受験する高校への見通しが明るいのか、はらをくくったのか、余裕を見せている子もいました。

今年もコロナが完全には収束しませんでしたが、それでも何とか無事に一年を終えることができました。来年もまたよろしくお願いします。

15年前、二人で始めた学習支援、たくさんのボランティアさんに関わって頂けるようになり、他の居場所や、こども食堂さんとの繋がりができたりと、皆様のおかげで今年も活動をすることができました。ありがとうございます。これからも、子どもたちが安心していられる居場所作り、保護者の方々が安心して子育てをするお手伝いができたらなと思っています。そして、今年も子ども達から多くのことを学びました。子どもたちに教えるのではなく「子供たちから学ぶ」を忘れづに来年も活動していきます。

写真の可愛らしいクリスマスカードは昨年に続き、安藤さんが作ってくださいました。オリジナルイラストです。私には絶対出来ないこと。有難いです。今日こども食堂で、ご夫婦でのウクレレ演奏も最高でした!!