お絵描き福笑い

10月5日はてらこやの日でした。小学生は宿題やドリルをやった後、自分たちで考えた「お絵描き福笑い」(私が勝手に命名)をやっていました。スタッフの高校生も巻き込み盛り上がっていたので、私もチャレンジ。目をつぶって、あらかじめ書いてある円に目鼻口耳や髪の毛を書いていきます。見えない不安感と目を開けて見た福笑いの出来栄えを見た面白さと安心感。めちゃくちゃ楽しかったです。何もない会議室、子どもたちは遊びの天才だなと思いました。

中学生はお休み。高校生2人組は1人が体調不良でお休みでしたが、もう一人は一人でも来てくれました。

多くの学校の先生や親は、子供の話を良かれと思って現実的な話につなげようとしたり、実現可能かどうかをジャッジしがちになってしまいます。小さい時は夢の話を笑顔で聞いてくれていたのに、年齢が上がってくると益々その傾向は強くなってきます。ある高校生が「ここは何を言っても否定されない」と言ってくれました。嬉しく思う反面、言い出せずに諦めていることがあるんだろうなと思いました。無責任に何でも肯定しているのではなく、既存の型にはめないで子どもだけを見て、話を聴いています。どんな子でもどんな状況でも、やりたいことを実現するために力を出すのは本人で、周りが決めることではありません。歩むスピードも道もひとりひとり違います。本人が諦めずに自分を出して歩めるよう、諦めさせたり道を塞がないよう大人は受けとめていきたいものです。全ての子どもの中に可能性があるのですから。

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