9月5日はてらこやの日でした。この日の会場は久しぶりに廊下と直接つながっている団体交流室1で、開放的な雰囲気でした。人気者のスタッフのお兄さんはこの日はお休みでした。

小学生の子は図形の拡大・縮小の問題の課題をやったあと、問題集で類似の問題を解いていました。最初、少し戸惑ったけれど、最後には理解していたようでした。中学生の一部の子は試験中で、数学は既に終わっていました。なので、翌日の英語の勉強などしていました。他の子たちは翌週が試験ということで、そのための準備をしたり、提出課題をやったりしていました・・・途中までは。次第に飽きてきたのか、廊下に出て歩きまわったり、遊び始めました。

高校生はいつもの2人が来てくれました。部屋がほぼいっぱいでしたが、8時過ぎに小中学生たちの大半が帰ってからやっと席につけました。文化祭の時期が近づいているようで、計画しているたこ焼き屋?の話などしてくれました。

今月はコロナで中止してた「こどもごはん」を再開する予定です。今、そのために高橋さんが奔走しています。この日は関係先への説明用に、てらこやの活動が紹介された記事などをコピーしていました。

普段あまり勉強をしない子も、流石に試験前は過去問を目の前にするとスイッチが入ったりする子が多いのですが・・・中1ということもあるのか、あまりスイッチが入らなっかたようです。当然個人差はあるので、試験対策をしている子もいますが、魅力的なものでもなく、そもそも漠然とした高校進学という目標はあるけれど、具体的に何をやりたいのかどうしたいのかがはっきりしていないので、無理もないのかなと思ってしまいます。勉強は進まない反面、自由にしている分、色々な姿を見せてくれます。家では見せない姿があったり、心の声(不満?)を素直に出したり。その都度、否定せづなるべく聞く姿勢で対話を心がけています。誰にも否定されづジャッジされない関係でありたいと思っています。

8月29日はてらこやの日でした。台風が九州に上陸、東に進んで関東に接近中・・・というかとてものろい台風で、直接的な影響はありません。それでも間接的に刺激された低気圧が時折強い雨を降らせます。てらこやもお休みにしようか迷いましたが、一応開店・営業してお休みするかどうかは皆さんの判断、ということにしました。

なんだかんだで5人の小中学生が来てくれました。一人の子はちょうど雨に降られたといってびしょ濡れでやってきたので、施設の方にお願いしてドライヤーを貸してもらって乾かしました。中学生は試験が近いということで、試験を想定した問題をやったり、準備をしていました。

なぜか酒井さんのお友達の方が来られて、一緒に電気の勉強をしました。電圧を水圧に例えたり、電池を直列、並列につないだ場合の違いを考えたり。高橋さんも久しぶりに来られて中学生と課題の提出や高校進学の話をしたりしていました。

心配した雨も帰る時には止んでいました。

勉強、学ぶのは子どもだけじゃなくて、大人も学びます。酒井の友人が仕事で電気の勉強をすることになり、わからないところを質問をしに来ました。学校の勉強だけが学びではないし、学びに決まりはありません。学びたくて学んでいる姿が自然とあるといいなと思います。子どもたちには何をしているのかわからなっかったかもしれませんが、大人が楽しそうに学んでいる姿が一緒の空間にあることがとてもいいなと思います。基本的には子どもを対象に活動をしていますが、必要な人には学齢期の子どもたちではなくても、どんどん活用してもらえる場所でありたいと思っています。

8月22日はてらこやの日でした。前の週がお盆休みで、この日が夏休み最後のてらこやです。ひとりの高校生が学校の「子ども福祉学」という授業の課題としててらこや見学に来てくれました。将来は教育関係の仕事に就きたいそうで、酒井さんが熱い思いを伝えていました。

暑い日が続きますが、たくさんの子が元気に来てくれました。みんなそれぞれ、夏休みの宿題をやったり、模擬試験?の準備をしたり、夏休み前に習ったところの復習をしたりしていました。

てらこやの高校生は、いつもの2人に加えてらこやOBが来てくれました。部屋が小中学生でいっぱいだったので隣の部屋をこっそり借りて英語の勉強をしたり、談笑したりしていたようです。この子たちの仲良しぶりは傍から見ていてうれしくなります。

社協のボランティアセンター通信に乗せて頂きました。来ている子ども達だけがごちゃまぜではなく、関わる側もごちゃまぜを大切にしています。いろんな人に来てもらえるといいなと思います。最近、今日のように学校の課題で見学に来たり、ボランティア体験に来る学生が増えてきています。現在来てくれている高校生スタッフも、去年ボランティア体験に来たことがきっかけで活動を始めています。ボランティアに興味のある方、来れる日に都合の良い時間だけでも大丈夫なので、気軽に来てもらえればと思います。

8月8日はてらこやの日でした。来週はお盆休みです。

この日は子ども食堂の日でもあり、5時30分の時点では2人だけでした。ところが、高校生のスタッフの弟君が参加してくれたり、大学生になったスタッフのお兄さん、かつててらこやに来ていたお姉さんが来てくれて座る席がないくらいの混雑ぶりでした。狭い中、大抵の子は学校の宿題をやっているようでした。

高校生はいつもの二人が参加してくれました。部屋がいっぱいなので、隣の部屋で過ごしました。再来週試験があるそうで、そのための準備をしていました。来週はてらこやがお盆休みと聞いてショックを受けていました。

いつもと違うシチュエーションは、新しい刺激があってとても嬉しいです。新しいメンバーやボランティアさんが増えた時に生まれる刺激も良いのですが、てらこやの勝手を知っている先輩たちが来てくれた時の雰囲気は、またそれとは違う良さがあるなぁと思いました。いつもいるメンバーではないけれども、教えてもらったり一緒に遊んだりして、一瞬でもここでいろんな出会いが生まれるのが、たまらなく嬉しいです。そして先輩たちが来ることは、卒業しても気軽に来れる場所になれている、これから卒業しても来たい時は来ていいんだよという雰囲気が後輩へ伝わるかなと思いました。

8月1日はてらこやの日でした。毎年恒例のてらこやの花火の日でした。

会場がわからない子はハーモニーに集合してみんなで会場の公園まで移動しました。毎年同じ公園でやっていますが、小中学生は中山以外の駅周辺に住んでいる子ばかりなので、公園の場所がはっきりとわからないのかもしれませんね。日中予定があって参加できるか微妙だった子は間に合いましたが、部活の都合などで残念ながら参加できなかった子もいました。高校生の子たちも参加してくれました。

7時というと日が沈んだばかりで花火をするには少し明るいですが、一人1セットずつ花火を渡して花火開始です。みんな次々に花火を楽しんでいました。吹き出し系の花火も用意していましたが、なかなかの人気で、中学生たちは代わる代わる火を着けていました。フィナーレは吹き出し花火を4つ並べて小中学生4人が同時に火をつけようと計画していました。ところがチャッカマンの一つが不調で、同時着火できたのは3つになってしまいました。人生にはそういうこともあります。

吹き出し花火にドンドン火をつけていく子がいる中、やりたいけど手が出ない子には声をかけてあげると、嬉しそうに火をつけていました。噴き出し花火に初めて火を付けた子もいました。おっかなびっくりでしたが、無事成功。自信が付いたのか、2個目にチャレンジしていました。20個あった噴き出し花火もあっという間になくなってしまいました。今年も、お母さん、お兄さん、弟、妹も誘ってみんなで楽しく花火をすることが出来ました。来年も楽しみです。

7月25日はてらこやの日でした。明後日から夏休みです。中学生は休み明けに、すぐ前期期末試験があるので、夏休みの宿題は提出物と試験勉強ということになります。各自ワークをやりましたが、スタッフの方からも何人かに声をかけて、個別で数学の復習をしました。小学生は計算はよくできているので、論理的パズルに挑戦。やり方が分かると自分で考えて解いていました。

高校生も、8月下旬にテストがあります。内申点の話から進路の話になりました。希望する職業に直結した内容は専門学校か短大だけど、4大より忙しい。ゆとりをもって通いたいので、4大にしたいけど希望する学部がないので、なりたい職業を変えなければいけないのか。等々考えていました。今まで漠然と考えていたことが、現実的になってきているようです。まだ時間があるので、決めつけづ、あまり固定概念にとらわれづに、いろいろ調べたらいいと思います。私たちは、高校生との「ああでもないこうでもない」話を大切にしたいです。

昨年9月から始めた「不登校・行き渋りの親の会」は横浜市で不登校支援をしている団体で立ち上げた「はま親ねっと」に入れて頂いています。この度、「はま親ねっと」企画第一弾として、不登校新聞代表理事石井志昴さんの講演会を開催することになりました。志昴さんへの質疑応答だけでなく、来場して頂いた方々と交流して頂くお時間もあります。今回はネット配信なし、あえて対面のみの開催です。当事者の方にも来て頂きたいのですが、ぜひ教員の方々、行政の方々にも来ていただきたいです。 

7月18日はてらこやの日でした。手話の会の方から差し入れをいただいたのでみんなで分けました。いつも騒がしくしていているのに、ありがとうございます!お休みしている子の分は来週以降渡せるよう取っておきます。

小中学生は学校の課題や問題集などをやりました。一人の子は学校の単元の確認テストで間違ったところを復習していました。計算を間違えたところも落ち着いて考えれば解けるよね。勉強が終わった子たちは何やらホワイトボードにお絵描きをしていました。

高校生はいつもの2人が来てくれました。先週に引き続き、数学の問題に取り組んでいました。花火の予定が決まり、花火の注文も済ませました。卒業した子たちも来てくれるとうれしいです。

最近、スタッフの高橋と酒井がそれぞれ「てらこや」のことについて発表する場を頂きました。いろいろな方々に私たちの活動を知ってもらい理解していただけるのは本当に有難く嬉しいです。私たちにとっても、自身の活動をアウトプットすることによって改めて向き合うことができ、さらに活動への思いが深まりました。来て下さった方々は、これから子どもの居場所、子ども食堂などを立ち上げたいと考えている方々でした。困っている子を助けるとか、何かをしてあげるとかではなく、子どもたちと楽しむ空間の先に困りごとが解決したり、乗り越えられる関係ができたりする活動を、私たち含めできたらいいなと思いました。

7月11日はてらこやの日でした。親の会に参加してくださっている方が遊びにきてくれました。だいぶ生活も落ち着いたようで安心しました。

今年もうっかり忘れていて、7/7を過ぎてから七夕をしました。ホワイトボードに笹の絵を描いて、千代紙の短冊に願い事を書いてもらいました。まじめなものから受け狙い?のものまで、願い事はさまざまです。

小中学生は学校の課題や練習問題に取り組んでいました。先週に続いて、作文を書く宿題が出ているようで、それに取り組んでいる子もいました。高校生はいつもの二人が来てくれました。数学の問題に取り組んでいました。

子どもたちから、「七夕やらないの~」と言われて、すっかり忘れていたことに気が付き、一足遅い💦七夕をやりました。季節を感じる行事を忘れないでいたいですね。子どもたち「ありがとう~!」最近、何人かの中学生から宿題を出して欲しいと、要望がありました。こちらとしては宿題より、遊んでいる時間を減らして勉強すればいいのにと思いましたが、まずは本人の要望通りにしてみたいと思います。学校とは違う「てらこや」の時間で遊ぶのがいいのかな。どんな形であれ、本人のやり方を尊重したいと思います。

6月27日はてらこやの日でした。安藤さんは出張でお休みでした。今までは部活の関係で中学生は19時からと小学生と分けていましたが、今年のメンバーは部活に入っていない子多いので、小学生と一緒に過ごしています。1年生1人、6年生1人、中学生7人と来れる時間に来てごちゃごちゃと過ごしています。小学生が少ないので増えるといいなとは思いますが、小1~中3と違和感なく一緒にいます。中学生は試験は終わりましたが、学校の宿題をしつつ今のうちに復習をしたいと、それぞれの課題に取り組む意欲を見せてきています。

高校生は学校行事の準備のためお休みでした。

「てらこや」では時々、保護者の方からお家や学校での様子を伺っています。お話を聞くと、「てらこや」で見せている顔と違う顔があったりします。どちらの顔も、その子の持っている顔。いろんな顔を出せるのがサードプレイスのいいところだと思います。「てらこや」は何かをやらなければいけない場所ではないので、その子が安心して過ごせたらいいなと思っています。時には、乱暴な様子があったりします。仲間が不快に思うことは注意しますが、その子を否定せづに、何がそうさせているのか、そうせざる負えない何かがあるのか、何か理由があるのだと思って見ています。

7月4日はてらこやの日でした。コピー機が壊れたため、新しいのにかい変えてこの日は初の使用となりました。濃さを帰られたり、スマホから印刷もできたりとなかなか優れものです。

てらこやに来ている中学生の子が友達を誘ってくれて、新しい子が来てくれました。てらこやがますます賑やかになりそうでうれしいです。中学校では人権に関する作文を書くという宿題がでているようです。この日もてらこやで作文を書いていたり、「明日提出」といっている子がいました。人権について考えることは大切なことですが、作文を書かせるための準備として、学校ではどんなことをしているのだろうと思いました。

高校生はいつもの二人がきてくれました。試験の準備のための問題に取り組みました。恒例の花火を8月初め頃に計画していますが、高校生にも参加してもらえるようお願いしました。卒業した同級生たちも来てくれるとうれしいです。

この日は写真を撮り忘れてしまい、代わりに6日(土)に見学にいった、「さいたまユースサポートネット」の写真を載せました。

目の前の子ども・若者のSOSに寄り添うための居場所「さいたまユースサポートネット」代表の青砥さんの目指しているのは、地域で孤立して生きる人々を地域の人々が支え、住民自身が運用するシステム作り。分かち合い、支え合いを持続可能にし、家族や学校からの支えがない子どもや若者を、地域の力で支えようとする活動です。13年前、6畳一間のアパートから始まった活動は、行政から委託され今では毎年1000人を超える子どもや若者を支援されているそうです。「一人の子どもや若者も取り残さない社会」を実現するためにはみんなが自分事として考え、どんな小さな事でも関わることをしていけたらいいなと思いました。「てらこや」も小さな居場所ではありますが、これからも楽しく関わる活動を続けていきたいと思います。