1月25日はてらこやの日でした。みどり国際交流ラウンジの方がお見えになって、てらこやで外国にルーツのある子どもの学習支援をすることはできないか、という相談がありました。最近、日本語がわからないために学習が遅れるという子どもが増えているそうで、もともと外国の子どもをターゲットにしていない団体とも協力できないか模索しているそうです。

ラウンジの方とお話していたため、しばらくの間、小学生は高校生スタッフにお任せになってしまいました。すいません。先週に引き続き、卒業遠足?をどうしようという話題になり、行先は絞り切れませんでしたが、日程は3月末か4月の初めで調整することになりました。

高校生はいつもの二人が来てくれました。学校はお休み中で、試験の結果もまだ帰ってきていないそうです。小学生の卒業遠足に合わせて高校生も行ってみる?と打診してみたところ、卒業した他の子たちも行くなら行きたい、という回答でした。そうなれば楽しいですね。もう少し計画を練る必要がありそうです。

高校生は試験も終わり、課題も一段落しているので、勉強はやる気が出ないかな?と、のんびりおしゃべりをするかと思ったら、学校も長期休みで授業も部活もなく、流石におしゃべりもネタが尽き、暇だそうで…。すると、その高校生から「なんか数学の問題ないの~」とリクエストが!!!! 直ぐにプリントをコピーしました。中学の時も真面目な子たちではありましたが、与えられた課題をこなすのがやっとで、自ら学ぶ意欲が出る前に許容オーバーしていました。少し緩やかな進度の学校を選んだおかげで、彼女たちに余裕ができたのでしょうか。プリントに向かっている高校生から「数学、わからないけど忘れたくない」とボソッと聞こえてきました。何とも言えない気持ちになりました。「苦手、嫌い」でも「やりたくない」ではないんだな、「やらない」ではなく「やれない」。改めて実感しました。 

1月18日はてらこやの日でした。Facebookの設定をする必要があってここ数日いじってみましたが難しいです。慣れの問題だとは思うのですがしばらく苦労しそうです。

小学生はいつものように問題集をやりました。今年は小学校を卒業する子が4人いるので、卒業する前にみんなでどこかに遊びに行こうと言っていました。みんなで話したところ、ある公園がよいのではないか、と候補に挙がっています。問題は雨が降ったら代わりにどこか屋根のある施設にしたいのですが、なかなかいい案がありありません。ということで、みんなでどこか行きたい場所を探してくるというのが宿題になりました。

中学生は天気図を描く理科の宿題が出たらしく、悪戦苦闘していました。前線ってどうやって描くんだっけ?スタッフもわかりません。ある程度の所であきらめて(?)数学の図形の問題を解いていました。高校生はいつもの2人が来てくれました。学校は休み中ですが、学校の教材を使って勉強していました。学校でスキー・スノボの日帰り旅行があり、希望者は参加できるそうです。時間的な余裕がなさそうで、参加するか迷っているようでした。小学生のこともあるので、中高生もてらこやでどこかに遊びに行く計画をするかどうか迷っています。

てらこやが終わってスタッフ3人が一緒に帰る道すがら、スタッフの高校生のお兄さんのご家族と出会いました。お兄さんと一緒に外食しようと思っててらこやが終わる時間を見計らって待っていたようです。仲の良いご家族でとてもいいなぁと思いました。

高校生が、幼児期・小学生・中学生・現在の自分について記入する自己分析の課題をやっていました。どんな子だったのか、長所短所、好きなことなどなど…自分が思うことと、他者が感じることに分けて記入欄がありました。かなり苦戦中のようで、苦手なこと短所はすぐ書けるようですが、得意なこと長所がなかなか埋まりません。私自身も自分の長所を上げるのは苦手かもしれません。友人に褒められても素直に受け入れていない自分がいます。両親は暖かく育ててくれたので、育てられ方は悪くないと思います。やはり思ってしまうのが、今の社会や教育の空気感。常に比較され評価されている環境。赤ちゃんの時から首の座りや寝返りで比べられ、学校に入れば学年で分けられ成績表がついて回り。常に他人と比較せざる負えない環境。一人ひとり違うのですから、育つスピードも出来る事も様々なのにです。何かを出来るようにするとか、何者かになれるようにするとかではなく、その子のその子なりの育ちに目を向けたいものです。

1月11日はてらこやの日でした。2024年最初のてらこやです。今年もよろしくお願いします。

この日はこども食堂も開催されていて、小学生はごはんを食べてからやってきました。グラタン、おいしかったそうです。いい匂いがしてました。みんな、まずは問題集に取り組みました。終わった子はUNOをやったり、動画を見たり、お絵描きをしていました。

いつもの高校生は今年も来てくれそうです。高校は1日出席したあと、再び冬休みになったそうです。お休みにもかかわらず学校のテキストで勉強していました。

今日も「てらこや」は通常運転いつも通りでした。小学生は「算数やだ~」と言いながらも、自分で学習する量を決めて終わってから好きなことをやっています。子どもたちが取り組んだ課題を見て、気になるところがあれば復習するのですが、その時の子どもたちの様子で声をかけています。違うことで盛り上がっていたらそちらを優先して別の日にしたりしています。わからなくて固まっていたり、わからないままにしていることもあるので、こちらからも声をかけますが、なるべく本人から質問したりヘルプが出せるといいなと思います。そのためには、何を言ってもジャッジされない安心できる環境と関係性があること。教科はどうしても”できる出来ない”の評価がついて回るのでとても難しいです。わかりたい、わかると嬉しい、という気持ちは誰にでもあると思います。成績や点数ではなく、その気持ちを大切にしていきたいです。

12月21日はてらこやの日でした。今年最後のてらこやです。翌日は冬至、本格的に寒くなってきました。この日はこども食堂も開催され、私と妻は今年もウクレレの下手な演奏をさせてもらいました。

小学生はこども食堂でご飯を食べた後、いつものように問題集に取り組みました。終わった子はホワイトボードにお絵描きをしていました。いつにもまして気合のはいった?作品ができあがりました。

中学生は一瞬顔を出しましたが、用事があるのかすぐに帰ってしまいました。高校生は3人来てくれました。内、2人は翌日が数学他のテストでそのための勉強に集中していました。他にも今年てらこやを卒業した子がハーモニーの外まで来てくれたので、みんなで入口まで顔を見にいきました。今度はゆっくり遊びに来てね。

こども食堂のクリスマス会にてらこやの子どもたちも参加させてもらいました。いつも本当にありがとうございます。とても優しい表情で、小さなお友達をお膝にだっこしている姿は、てらこやで見せるその子とは違う一面を見させていただきました。スタッフの安藤ご夫妻の美しいハーモニーの歌声とウクレレ演奏も、とても優しい気持ちになりました。今年もいろいろな方々に支えられて無事活動することができ感謝しております。来年も変わらず活動していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

12月14日はてらこやの日でした。社協さんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれました。子どもたちには来週渡したいと思います。タイトルに困ってネットで検索してみたら、今日は赤穂浪士の討ち入りの日だそうです。

小学生は学校の課題をやったり問題集を解いたりしました。勉強のやり方は子どもによってそれぞれ違いますね。どんどん問題を解いて進む子もいれば、集中するのに時間がかかったり、理解するのが難しいと気持ちが途切れたり。勉強が終わった子はUNOをやったりして遊びました。

中学生は図形の問題に取り組みました。ジャージをくるぶしまで下げて、トイレで座っているような謎の出で立ちで勉強していました。暑かったり寒かったりする時に素早く対応するためでそうです・・・。高校生はいつもの2人がきてくれました。冬休み中ですが、もうすぐ試験があるのでその勉強をしました。因数分解やグラフの勉強をしたり、情報の勉強をしました。高橋さんから南部せんべいをいただいてみんなで食べました。

これを書いている日は、実は年が明けています。すみません💦かなりさぼってしまいました🙇最近ネットの記事にで、UNOを販売している玩具メーカーがコミュニケーション能力について調査をした記事を読みました。現代社会で最も子どもたちに身に着けてもらいたいと思っている能力は「コミュニケーション能力」であり、中でも相手の世代を問わずコミュニケーションをとれるようになってもらいたいと考えていて、多世代交流力が大切!!とあって、UNOがコミュニケーション能力の発達にいいよ。という記事でした。UNOのようなアナログゲームは皆さん良いと思いますよね。この記事を読んでいて、コミュニケーション能力というと上手にお話しが出来るようになることのように考えがちですが、私はお互いにいろんな人がいることを知って、その違いをあるがままに受け入れられたり、そのまま置いておけるのがコミュニケーション能力なのではないかなと思っています。てらこやでも偶然ですが、多世代で毎週UNOやっています(笑)