9月1日はてらこやの日でした。この日は留学していたスタッフの大学生のお姉さんが久しぶり来てくれました。となりで開催された子ども食堂では大学の室内管弦楽団による演奏があり、てらこやの子どもたちも冷やし中華を食べながら演奏を聴いていました。
小学生は問題集や宿題をやったりしました。先週予告のあった、赤い羽根共同募金の録音の練習をしました。誰がどの部分を読むか自分たちで分担を決め、その後声を出して読み合わせをしました。録音の本番は来週です。
中学生はスタッフに診てもらって試験勉強をしたり、ゲームをして遊んだりしました。夏休み明け早々ですがそれぞれ色々予定があるようです。
赤い羽根募金の音声録音の依頼を頂きました。呼びかけの文章はあらかじめ決まっています。せっかくなので子どもたちに原稿を渡して任せることにしました。きっかけ作りで、「どうやって読む?」とこちらから声掛けをすると「ひとりはやだ~」「私はひとりで読みたい!」といい感じに子供たちだけで始まりました。読む分担が決まったので通して読んでみると、みんなの読むスピードがバラバラ。ゆっくりめに読んでね。と前置きをしてから読みましたが、いざ読んでみるとゆっくりを意識して読めなかったり、そもそもどれぐらいがゆっくりなのかも人によって違うなと感じました。スタッフの1人から一度みんなで読んでみたらと提案があり、みんなで読んでみました。もう一度、分担して読むと最初よりまとまってきました。みんなで読むことで、自分と周りの読む速さの違いを自然に感じられたのだと思います。「合わせようね」「もっとゆっくり読んで」と誘導するのは簡単ですが、自分たちで自然に感じて気が付いた結果生まれた形が、面白いのではと思いました。帰る間際まで、ふたりで読む子は一緒に練習したり、ひとりで読む子は何度も繰り返し練習する姿がありました。恥ずかしいのかちょっとふざけ気味で叫ぶように読む子もいますが、いざ本番になったらどうなるか…子どもたちが自由に取り組んで録音ができればいいなと思います。