5月15日はてらこやの日でした。この日はお休みの子が多く、少しさびしいてらこやでした。

小学生は問題集をやりました。ひとしきり勉強した後、折り紙があったので、一緒に入っていた手順に従って折ろうとしましたがうまくいきません。説明が不十分だと思いました。中学生は数学の問題をやっていました。勉強の合間にスマホを見たり、音楽を聴いたりしていましたが、一人の子がなぜか「三年目の浮気」を口ずさんでいました(昭和生まれか!?)。小学生の子が帰る時、その子の妹に中学生が折り紙で立体的な星を作ってくれました。もらった子はとてもうれしそうでした。

いつもの高校生の子たちは来てくれました。数学の順列、組み合わせの問題をやったり、英語の勉強をしていました。

もし、助成金が通ったらの続きの話。あれこれ話しているうちに、「上映会」や「講師を招いてのセミナー」も良いけれど、せっかく子どもたちがいるのだから、子ども参加型の「てらこや」らしいイベントがいいなぁと思うようになってきました。

もともとは「ごちゃまぜ」をテーマにした上映会をしたいと考えていたのですが、どこかしっくりこない。何でかなぁと考えていました。あーでもないこーでもないと話していたら、誰でもできる上映会だからモヤモヤしていたんだと気が付きました。「てらこや」ならではのイベント「子どもたちと一緒に『ごちゃまぜ』をテーマにしたイベント」はすごくてらこやらしいんじゃないかなと思ったのです。

まだ助成金も降りていないし、具体的な内容もこれからですが、子どもたちと一緒に、何か楽しいことができたらいいなぁと思っています。

5月8日はてらこやの日でした。GW後半、というかすでに終了して休み明けという感じでしょうか。この日はこども食堂の開催日で、揚げ物のいい匂いがしているなぁと思っていたら天丼だったそうです。

今のところ唯一の小学生は問題集を着実に進めています。中学生も各自学校や塾の課題をやったり、時にはゲームをやったりとそれぞれの活動に勤しんでいました。社会のある問題で「越後平野」であっているか、と聞かれたのですが、越後平野?覚えてない・・・。よくよく見るとそれは新潟平野では?と思ったのですが、調べてみると越後平野ってあったんです。そしてそれは新潟平野とも言う、という説明でした。うーん、私が子供のころは新潟平野と習ったような気がするが・・・習ったけど忘れた、という可能性も否定できません。てらこやは算数と数学が対象だったはずですが、最近はスタッフに元英語の先生もいるし・・・。別の教科は自信がないので子ども達と一緒に勉強しようと思います。

私は超アナログ人間です。なのでパソコンが苦手です。でも、「てらこや」のホームページを自分で編集できるようになりたくて、友人にやり方を教えてもらいました。一緒に作業しているときは、簡単にできて、自分でもわかったつもりになりますが、いざ一人になると、その「簡単」がうまくできないとわかっていたので、その日の夜に「てらこや」で復習をしました。教えてもらったばかりだったので、そのときはスムーズに作業ができました。でも、時間が経つと忘れてしまうので、忘れかけたときに、もう一度復習しないとも思っています。私はホームページの編集をやりたいと言う強い気持ちがあるので一生懸命復習をしました。

学びも同じです。「わかりたい」「できるようになりたい」「面白い!」という気持ちがあれば、宿題がなくても、自分から理解しよう、覚えようと努力するものです。でも、その肝心の学校の学びが、「わかりたい」「面白い」と思えるような内容があまりにも少ないです。「できる」ばかりを求められ、「苦手克服」が良いとされている。評価されてばかり、他人と比較されてばかりも意欲がわかない原因にもなります。

5月1日はてらこやの日でした。GWのはざまではありますが、普通の平日ということでてらこやは営業しました。子どもたちも結構きてくれました。

小学生は問題集に黙々と取り組みました。中学生は・・・小学生の復習問題をやっている子もいましたが、全体的にだいぶ緩い雰囲気ですね。GW中の平日だからでしょうか。

今年度のてらこやは今までより助成金が多いランクの事業に応募しています。まだ決定ではありませんが、もし通ったらそのお金をどう活用するか、スタッフの頭の中で色々な妄想が渦巻いています。てらこやとして何か情報発信するイベントをしようか?とか、子どもたちが自由に過ごしている時間を活かして何かやりたいことを形にできないか?とか、てらこやに通っている子どもたち以外に地域の子どもたちにも広く参加を募ってのイベントはとか。

果たして今まで自由に過ごしてきた子どもたちが動くか分かりませんが、まずは、子どもたち自身に「やってみたいことがあるか」聞いてみようと思っています。

先日、横浜市教育委員会より「はま親ねっと」へご連絡をいただきました。不登校担当の方が新しく着任されたとのことで、ご紹介いただけるとのこと。また、上大岡に新設される「ハートフル拠点」についてもお話があるそうです。まさにこちらから詳細を伺いたいと考えていたところでしたので、願ってもないお話です。5月16日(金)、はま親ねっとのメンバーが教育委員会を訪問させていただく予定です。

約2年前、「はま親ねっと」が教育委員会へご挨拶に伺った際には、冷たい対応というわけではなかったものの、積極的に関わろうとする姿勢はあまり感じられなかったとのことでした。今、国立・公立・私立の小・中学校における不登校児童生徒数は約34万6千人にのぼり、子どもの数が減少しているにもかかわらず、自殺で命を落とす児童・生徒は527人に達しています。高校生の死亡原因の第1位が自殺という現実もあります。ここまで来て、ようやく動き出してきたか、という思いもありますが、「はま親ねっと」としても、この流れを大切に受けとめ、社会全体で真剣に向き合わなければならない時が来ていると感じています。

4月24日はてらこやの日でした。仕事の都合で私が1時間ほど遅刻して来ると、スタッフ、子どもと合わせて大勢いてとても賑やかでした。何か置いてきぼりを食ったような気持ち。

中一の子は問題を一通り終えたようで、折り紙で「くす玉」を作っていました。今まで作ったことがなかったので教えてもらいながら挑戦したのですが、折り紙を小さく切って使っているので老眼の私にとってはとても大変でした。他の子たちもそれぞれの課題をやっったり、ゲームで遊んでいたり、いつもの光景です。

そのうち体育館で遊びたいというので付き添いで体育館まで行き、一緒にバスケットをしました。3対4でチームに分かれて試合をしたました。思った通りに体は動かず、おまけにボールに空気があまり入っておらず弾まず(負け惜しみ?)、またしても老いを感じることになりました。

最近、男子たちのエネルギーが余っているようで、時々体育館に行くようになりました。今日はスタッフ2名も一緒に、バスケットボールを楽しんだようです。残りたい子は残り、行きたい子は体育館へ行くなど、本当に自由に過ごしています。とはいえ、少しはこちらからも提案をしてみようと思っています。素直に応じてくれる子もいれば、かたくなに拒む子もいます。

こちらの「させたい」という思いが前に出すぎないようにしつつ、でも無理のない形で“きっかけ”は作っていきたい。…その加減が本当に難しいです。

4月17日はてらこやの日でした。最近スタッフとして参加された元英語の先生が久しぶりに来られました。小学生のお母さんに低年齢から英語の勉強を始めることのメリットを説明されていました。

以前親の会にも来られたお母さんがお子さんを連れて来てくれました。一緒に掛け算の勉強をやりました。6年生4人が卒業して一人になった小学生はプリントをやりました。中一の子は学校が始まったばかりで、小学校の復習をしているらしく、小学校のプリントをやっていました。少し勉強した後、男の子たちは体育館にバスケットボールをやりに行きました。

高校生はいつもの2人が来てくれました。こちらも新学期が始まったようです。進路のこと週末に見に行く予定の映画のことなど話してくれました。

てらこやでは、現在、半期ごとに会費1,000円をいただいています。当初は無料で運営していましたが、保護者の方々から差し入れやお礼をいただくことが多くなり、かえって気を遣わせてしまっていると感じ申し訳ないなと思ったりもしました。そこで、あえて会費をいただく形に変更すると、お互いに気を使うことがなくなりました。実際に運営してみて、「何でも無料にすればよいわけではない」ということに気が付き、なんでもやってみないと分からないものだなと思いました。今は会費を設定したことで、たまにしか来られない方々にも、気兼ねなく参加していただけるようになっています。

今まで通りに活動していくのではなく、その時その時に起きたこと感じたこと、一つ一つ丁寧に考え対応する、日々変化をしていく「てらこや」でいたいと思います。

4月10日はてらこやの日でした。新学期になって最初のてらこやです。欠席の子が結構多くて少し寂しいてらこやでした。

小学生は・・・いなかった!6年生だった子はほとんど中学生になっていた!唯一の小学生はお休みでした。中学生は各自問題集などの勉強をしていました。中一の子は小学校の復習をしているようでした。新しい環境はどうかなぁ・・・みんな早く慣れるといいね。

高校生が久しぶりに来てくれました。まだ新学期は時待っていないようですが、春休みに旅行に行った話などしてくれました。早いものでこの子たちも3年生になり、高校生活最後の1年を迎えます。楽しい1年になるとよいですね。

先日、「てらこや」「不登校・行きしぶり親の会」「子どもごはん」の活動報告と、来年度の助成金申請を行ってきました。

10年間続けてきた「てらこや」も、活動の幅が徐々に広がってきたため、これまでいただいていた助成金よりも一段階上の金額を申請することにしました。

今年度もし増額していただけたら、助成金を活用して何かイベントができればと考えています。

無事に審査が通ることを願っています。

4月3日はてらこやの日でした。そして遠足の日でした。川崎駅前にある川崎水族館カワスイに行きました。

電車の駅のホームで待ち合わせをして、みんな揃って出かけました。あいにくの雨模様の天気でしたが、それも想定しての室内のレジャーです。防災館は学習的雰囲気が強すぎたか、不評だったので変更になりました。

小中学生はこの時期キャンペーン中?で20%オフでした。中に入ると早速ワライカワセミのお出迎えです。鳥好きな私でなくともこの可愛さには魅了されたようです。以下、川魚や世界の珍しい魚たちが展示されています。ヤドクガエルも自然のものとは思えない鮮やかな色でとてもきれいでした。

館内では集合時間だけ決めて各自自由行動としました。見学しているところどころで子どもたちと遭遇しましたがとても楽しそうでした。だいぶ時間が経ってどうしてるかな、と思ったら「男の子たちはカフェでナマズのから揚げを食べてる」と情報が入りました。見学コースの最後の方にドクターフィッシュの水槽があり、そこでみんな手を入れてはしゃいでいました。

お弁当は、晴れたら公園で桜を見ながらと思っていましたが、雨のため市役所のフリースペースをお借りして食べました。食後は25階の展望広場に行って川崎周辺の景色を堪能しました。あいにく雨だったけど、短い時間だったけど、楽しい遠足でした。

番街編:この日遠足に行けなかった子(事前に連絡がつかなくてごめんなさい)がいつものてらこやの時間に来てくれました。他の用事が忙しくて最近てらこやにこれていなかった子も遠足から帰ってきた後で勉強しに行くといっていて、本当に来てくれました。その話を聞いて、近所に住んでいる遠足から帰ってきた子も来てくれました。更に、てらこやを卒業した子のお母さんもたまたま遊びに来てくれました。酒井さんに「子どもの居場所の話を聞きたい」というケアプラの方も加わって、なぜか賑わったのでした。

雨が降ってしまい、とても残念でした。本当は公園で遊びたかったのに……と、私はぶつぶつとぼやいてばかりでしたが、そんな私とは対照的に、子どもたちは雨のことなどまったく気にする様子もなく、とても楽しそうに過ごしていました。素敵な子どもたちです。環境が変わると、子どもたちの新たな一面が見えてくるものです。遠足もその場面の一つ。いつもと違う表情を見せてくれます。あらためて、一面だけで子どもを観てはいけないなと感じました。

今回の遠足では、少し反省することもありました。来られなかった子が何人かいたこと、そして昨年に比べて遠足代が高くなってしまったことです。来年は「てらこや」らしく、もっとのびのびと、みんなが一緒に楽しめる場所を探してみたいと思います。

3月27日はてらこやの日でした。今年度最後のてらこやです。新しい子がお母さんと一緒に見学に来てくれました。色々と推しのキャラクターがあるようで、他の子とも仲良くなれそうな気がします。てらこやを気に入ってくれたらうれしいです。

小学生はゲームをしたり、少し勉強したり緩い感じです。今いる小学生はほとんどが6年生で、卒業式も終わっているので致し方ないかも・・・中学生は問題のコピーをやったり、youtubeを見たりして過ごしました。小学生も中学生も、エネルギーが余っていた子たちは、最後には体育館に行って高校生のお兄さん、お姉さんとバトミントンやバスケットをやってきたようです。

卒業生用の寄せ書きがまだできていないため、この日のてらこやはほとんどそれにかかりっきりになってしまい、他のスタッフにお任せ状態でした。それでもおかげでなんとか先が見えてきました。あともう少し、がんばるぞ。

安藤さんは毎年、卒業生のために素敵な寄せ書きを作ってくださいます。メッセージを集めるだけでなく、毎回、飛び出す立体的なデザインのカードに仕上げてくださるので、いつも「すごいなぁ、私にはできないことだ」と心から感謝しています。そして、その寄せ書きを作りながら、春の遠足のチラシも作ってくださいました。本当にありがとうございます。

「てらこや」では、関わる側も“ごちゃまぜ”を大切にしています。いろんな人がいるからこそ、それぞれの得意なことを活かし合いながら関わることができるのだと思います。

3月13日はてらこやの日でした。先日一度来てくださったボランティア希望の方が2回目の登場でした。巧みな話術で子どもたちをひきつけます。汗だくになって男の子たちと一緒に動き回っていました。

小中学生は問題集をやったり学校の課題をやりました。年度末でもうすぐ春休み、と言った感じで勉強にもあまり気が入らない感じでしょうか。今年は小学校を卒業する子が4人、中学校は1人です。寄せ書きを作ろうと思いますが準備が少し遅れ気味で焦っています。

遠足の予定は防災館に決まりました。・・・そのはずが、放課後キッズクラブ?で小学生の時に何度も行ったという子がいて場所を変更しようということに。なぜか水族館がいいという意見が強く、カワスイ(川崎水族館)に決まりそうです。

カワスイホームページより引用

6年生の子が算数ドリルを終わらせて、ドリルを開いたまま遊び始めました。覗いてみると、間違っている問題がいくつかあったので、考え方を確認しておいた方がいいと思い声をかけました。すると、その子はすぐにみんなから抜けて来てくれました。問題は「場合の数」。一通り解説した後、「これ、中学2年生でも全く同じ内容が出てくるんだよ」と伝えると、「もっと他の問題もやりたい!」と言ってきたので、中学2年生レベルの問題をいくつか出してみました。やり方は同じとはいえ、やはり中学生向けの問題なので少し難易度が上がります。それでも、時間をかけながら根気よく自力で解き切ることができました。

最後に満足げな表情を見せてくれ、終わった後すぐにみんなの所に戻って遊び始めました。

「できた!」の喜びが自信につながる瞬間

3月6日はてらこやの日でした。この日は子ども食堂も開催されていました。この日はてらこやを卒業した子のお母さんが遊びにきてくれました。

小学生は問題集をやりました。中学生の子が今まで折り紙で折った鶴を出していたら、勉強し終わった小学生が折り紙に興味を持ったようです。2人の子が折り紙を折り始めました。それぞれ自分の知っている折り方で、一人の子は四葉のクローバー、もう一人の子は指を差し込んでパクパクするおもちゃ?を作りました。中学生の女の子二人は百人一首を覚える宿題が出ているうようで、一生懸命暗記しようとして復唱していました。男の子たちは廊下で走り回ったり、ペットボトルの蓋で野球をしているようでした。エネルギーを持て余しているのか、最近はますます活動的になっています。

高校生はいつもの2人が来てくれました。卒業生のお母さんとも顔見知りなので一緒に話をしました。もうすぐ高3、卒業後の進路のことを考える時期に来ているので色々情報収集しているようです。話を聞いていると自分の時と比べると隔世の感があります。半世紀以上も前のことだからあたりまえか。

先日、令和7年度の緑区ふれあい助成金 の説明会に行ってきました。この助成金は、赤い羽根共同募金や寄付金 を主な財源としており、地域の皆様の温かいご支援によって成り立っています。

私たちてらこや も、区民の皆様の善意の募金による配分金を活用し、活動を続けています。もともと居場所学習支援 から始まったてらこやですが、最近では 不登校・行き渋りの親の会、子どもご飯 など、活動の幅が広がっています。

最近、新しく安藤さん が、これらの活動をまとめた ホームページ を作ってくださいました。そこで今年度は、助成区分を1ランク上げ、一歩前進した活動が出来たらいいなと考えています。今年度も子どもたちと楽しいことや、親御さん方が安心できるような活動がができるといいなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!