12月11日はてらこやの日でした。最初は子どもたちがぽちぽちとやってきて、少ない人数で始まりました。たくさんいる中2の子たちもそのうちの1人しかいない状態で、なんだか手持ちぶさたな様子でゲームなどしていました。それでも時間とともに少しずつ増えていき、最終的にはスタッフも含めて14人(だったか?)くらいになりました。小学生の子も3週間ぶりに来てくれました。その子に中2のお兄さんが何やら教えてあげてるようでした。

酒井さんが塾で使う高校入試用の模擬テストの問題を持ってきたので(こどもではなく、私が)試しにやってみました。そうしたら難しい!(全部ではなく1問ですが)なかなか解けず、答えを見るのもくやしいので頑張った解きましたが、時間的にはアウトでしょう。いやー最近の中学生はたいへんだねー。

最後に高校生2人がやってきて、中学生の子とわいわい、楽しそうに話をしていました。世代の違う子たちが話しをする場所ってあまりないので、そういう姿を見ると嬉しい気持ちになります。

先日、元小学校の先生による「ともに学ぶ教育」のセミナーに参加しました。その中で印象に残ったのが、「関係性が学びを発動させる」という言葉です。

「教育」と「学び」の違いについて考えたとき、私の中では、教育は他者から知識を教えてもらう受動的なイメージがあります。それに対して学びは、知識を得ることそのものよりも、自ら望んで関わる中で、以前の自分から変化が生まれる能動的なイメージです。「関係性が学びを発動させる」という言葉は、まさに私の感覚にぴったりでした。そして、てらこやには、まさにその“関係性の中で学びが動き出す要素”があるのではないかと感じています。

てらこやに通ったから何かができるようになる、というよりも、年齢も立場もさまざまな“ごちゃまぜ”のお友だちとの関係性の中で、心が動く経験ができたらいいなぁと思っています。

12月4日はてらこやの日でした。いつも来てくれる高校生2人が、珍しく早い時間にやってきました。何かと思ったら、大学に合格したことを知らせに来てくれたのでした!よかったね。私たちもとてもうれしいです。

中学生はテストが終わったばかりですが以外と勉強モードです。それぞれ学校の課題などやっているようでした。数学、社会、英語などなど、提出物がまだできていない教科に取り組みます。

それでも7時半には体育館に行って運動したいようです(特に男子)。最近は大学生のお兄さんにまかせっきりでしたが、久しぶりに一緒にバスケットをやってきました。

先週に続き、今週も嬉しいお知らせが届きました。本当にうれしいです。後は卒業に向けてレポート作成を頑張るのみです。話を聞いていると、合格して安心した反面、入学後の不安もあるようでした。なので、「てらこやはいつも通りここにあるから、心配なことがあったらいつでもおいでね」と伝えました。

てらこやには、勉強をするわけでもなく、誰かと話すわけでもなく、ただふらっと来る子もいます。正直、「なんで来るんだろう?」と思うこともありますが、忙しい毎日の中でわざわざ来るということは、その子なりの理由がきっとあるんだろうなと思いながら見守っています。

今の社会では、“何もしない時間”がネガティブに捉えられがちですが、大人も子どもも、何もしないでいられる時間があってもいいのだと思います。そんな「何もしなくてもいられる場所」を日常の中に作れたらいいなぁとまた妄想していました。てらこやが、そんな場所になれていたら嬉しいです。

11月27日はてらこやの日でした。11月最後のてらこやです。今年のクリスマスカードはどうしようか、などと気になり始めた今日このごろです。

何人かの中学生は漢字のテストがあるといって50問の問題にトライして覚えようとしていました。酒井さんと私も挑戦しました。年取った頭では知っているはずの漢字もすぐには出てきません。何とか頑張って考えていると、はっと思い出せるものもあればどうにもならないものも。覚えているはずなのに他の記憶に埋もれてしまってみつからない!ことばの意味がわからないものもいくつかあって、単に漢字が思い出せないよりもショックでした。「げいいんばしょく」ってなんだ?普段の会話で使ったことも聞いたこともありません。

7時30分からは体育館に行って運動です。今週も大学生のスタッフにお任せして部屋に残っていたら、てらこやを卒業して今高校の子が遊びに来てくれました。試験期間中で翌日もテストがあるにも関わらず、うれしい限りです(翌日のテストは得意科目なので勉強しなくても大丈夫、ということだったみたいです)。色々話を聞いているうち、「最近、生徒会長になった」と教えてくれました。なんと、すごい!大変な仕事だけど、無理せず楽しんでやってほしいな。がんばれ!

てらこやを卒業しても、時々顔を見せに来てくれて、近況を聞かせてくれることは本当に嬉しいことです。その子と出会った時から、嬉しいこと悲しいこといろいろなことがありながら、親御さんとともに成長を見させていただき、そしてその成長に少しでも関わらせていただけることに、改めてありがたさを感じています。

同時に、子どもたちにとって「安心できる、あたたかい関わり」がどれほど大切かとつくづく思います。これまで来てくれた子の中には、周りから“良くない行動”や“良くない状態”と見られてしまう子もいます。以前の「てらこや」では、そうした面を「困っている」と捉えて「良くしていこう」としていました。今私たちが大切にしているのは、その子のそうした面を「良くしよう」「直そう」とすることではなく、その子の今の姿をそのまま受け止めることを大切にしています。

その子が本当はどうしたいのか、どうなりたいのかは、外から見ているだけでは分からないけれど、ほったらかしではない“自由に解き放たれた状態”の中で、ふっと見えてくる本音があるように思います。その本音が見えたときに、「そうなんだね」「そんな気持ちだったんだね」と受け止められる。子どもたちにとってそんな関わりができる場所でいられたらいいなと思っています。

11月20日はてらこやの日でした。17日月曜日にT&Bの会と称してトランプとボードゲームをやる会を開催しました。あまり周知をしていないので、大人4人でトランプのナポレオンというゲームをやりました。私の高校時代に流行った遊びで、久しぶりにやれてとても楽しかったです。これからは呼びかけをもっと宣伝をしていこうと思います。

小学生は算数の問題集をやっていました。最後のページまでいってる!?と思ったのですが、よく見るとところどころページを飛ばしているようでした。来週以降は抜けているとことろを埋めていくことになりそうです。中学生はテストの結果が帰ってきていてある中学の数学は問題が難しかったようです。実際に問題も見せてもらいましたが、問題が複雑で解きにくい印象でした。

7時半頃からはお約束の運動タイムでほとんどの子は体育館へ、おじさんは体力的に大変なので、今週も大学生スタッフに付き添いをお願いしました。この日はバドミントンと卓球をやったようです。

居場所学習支援「てらこや」を始めてから、「こどもごはん」「不登校・行き渋り親の会」など、少しずつ活動が広がってきました。そしてこの度、年齢に関係なく、みんなでトランプやボードゲームを楽しむ「T&Bの会」を始めました。最初は、小学校の校長先生が始めた校内補習塾で「算数をちょっと教えてあげよう」くらいの気持ちで始めたものが、拠点を外に移し長く続けるうちに、人とのつながりが自然と広がっていって、気づけばこんなにいろいろな活動になりました。

活動そのものに参加していなくても、ふらっと遊びに来てくれたり、ランチを一緒にしたり、SNSでつながっていたりと、人それぞれいろいろな関わり方の広がりもあります。みんなそれぞれの距離感で関わってくれていて、ゆる~くつながっていていいなぁと思っています。一つひとつは小さな取り組みですが、その小さな“点”をきっかけに、たくさんの人とふんわりつながれているのが嬉しいです。

いつか、一軒家を拠点に、こうしたゆるいつながりをつくれる場所が持てたらいいなぁ──そんな、まったく当てのない夢も抱いています。夢を持つのは自由ですからね。もしかしたら、本当に実現するかもしれません。