5月22日はてらこやの日でした。この日はある中学校で何かイベントがあったらしく、そこの子たちが軒並みお休みでした。小学生の子も妹が風邪をひいたのでお休みでした。静かなてらこやでした。
中学生はもうすぐ中間テストです。学校によって時期が少し違って、早い子は今月末にも、他の子も来月の中頃にはテストだそうです。というわけで、この日はテストの準備です。苦手な問題をやったり、過去問を解いたり、塾の課題をやったりそれぞれに勉強しました。
いつもの高校生も来てくれました。早いもので、もう3年生になって卒業後の進路について考えています。色々悩むこともあると思うけど、自分の目で見て聞いて考えることが大切だと思います。一生懸命考えて決めた進路はきっと意味のあるものになるよ。

宿泊体験に行った中学生が、温泉まんじゅうのお土産を買ってきてくれました。せっかくみんなのために用意してくれたのに、その日に限ってほとんどの子がお休み。きっと、みんなに配るのを楽しみにしていたのではないのでしょうか。残念ではありましたが、その子はスタッフや普段あまり関わらない高校生のお姉さんたちにも配ってくれました。とってもおいしかったです。気持ちがとても嬉しかったです。
別の中学生が小学生の時に、お土産のお菓子を配ってくれたことを思い出しました。小学4年生のその子は、家族で出かけた先で買ったクッキーをお土産に持ってきてくれました。後からお母様にうかがったところ、その子は「みんなの前でお菓子を出して配る」ことにとても勇気がいったそうです。「気に入ってもらえるかな」「喜んでもらえるかな」と、きっといろいろ考えたのでしょう。配るタイミングもドキドキだったのだと思います。
そのお話を聞いたとき、「お菓子を配る」という大人にとっては何でもないようなことが、子どもにとっては大きな経験なんだなぁと思いました。小さなことかもしれませんが、こういった一つひとつの経験の積み重ねが大切だと思います。何より、みんなのことを思う気持ちが嬉しいです。