2月13日はてらこやの日でした。先週問い合わせがあった子はちょっとだけ見学して帰りました。新しい環境に飛び込むには勇気がいるかもしれません。よく考えて、できれば一緒に勉強しよう(遊ぼう)!待ってます!!

中学生は試験期間中、学校によって数学が終わった子もいればまだの子もいます。でもなぜかみんな数学以外の勉強をしている子が多かったんだな。他の教科の方が心配、といったところでしょうか。小学生は学校や塾の課題をやったり、問題集をやったりしました。そしてもちろん遊びも。シャトルランにハマっている子は汗だくになって走っていました。

高校生はいつもの2人の内、1人が来てくれました。大学の見学に行った話や仕事の話などしてくれました。もうすぐ3年生ということで、進学について色々考え始めているようです。卒業生を送る会でパフォーマンスをするらしくそのための準備も忙しいようです。青春だなあ。

三保小学校で土曜塾を始めて8年、外に出て「てらこや」を始めて10年が経ちました。これまで、多くの子どもたちが口コミやスクールカウンセラーさんの紹介、スタッフの声かけ、横浜市のホームページなどを通じて、私たちの活動を知り、足を運んでくれました。

3年ほど前に初めてチラシを作り、民生委員さんやスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの方々にまたお渡ししたり、地区センターや社会福祉協議会、地域の居場所にも置かせて頂きましたが、今までチラシを見て来てくれたという子どもはいませんでした。ところが今回、初めて「チラシを見て来ました!」というお友だちが現れました。

現代では、多くの人がSNSを通じて情報を得ていますが、一方でインターネットを使わない方やSNSを利用しない方もいます。そういった方々にとって、紙のチラシは有効な情報手段なのかもしれません。私たちは、誰もが情報を得られる環境を大切にしたいと考えています。情報弱者を生まないようにさまざまな手段で発信し続け、つながることができれば嬉しく思います。改めて、続けることは大切だなと思いました。

2月6日はてらこやの日でした。この日は子ども食堂の日でした。匂いから想像するにスパゲティミートソース?ハンバーグ?と思いましたが、正解はハヤシライスでした。てらこやのチラシを見て直接こられた親御さんがいらっしゃいました。新しい子が来てくれるとうれしいです。

小中学生は問題集をやりました。中学生は試験が近い、ということで、過去問をするなど、試験対策をやっていました。一人の子は理科の勉強をやっていたので、「わからないとこ、ある?」と聞いたまでは良かったのですが、問題を見ても全く習った記憶がありません。私の時代にもこんなの習ったかな?という気持ちでした。

いつのも高校生はお休みでした。今回の写真の内、1枚は小学生がとってくれました。

中学生から学校のワークの問題「光の屈折」について質問がありました。ところが、スタッフ2人ともすっかり忘れてしまっていて、その場ではうまく答えられませんでした。そこで、教科書を読み直し、基礎から学び直してから問題に挑戦。ワークの問題は思った以上に難しく、苦戦しましたが、何とか解くことができました。スムーズに教えてもらった方が早いし理解しやすかったかもしれませんが、「わからない者同士」が試行錯誤しながら考えることで、記憶に残ったのではないかと思います。

少なくともスタッフにとってはそう思える時間だったのですが、肝心の中学生はどう感じたでしょうか?この経験が少しでも学びの楽しさにつながっていれば嬉しいです。

1月30日はてらこやの日でした。この日は欠席の子が何人かいていつもより少人数のてらこやでした。

小中学生は学校の課題をやったり問題集をやったりしました。一人の小学生は近々漢字のテストがあるとのことで、私が問題を出してその子がホワイトボードに答えを書く練習をしました。中学生二人は、なぜか廊下に面したスペースで勉強していました。

いつもの高校生2人は学校の英語の勉強をしていました。英語は難しいとこぼしていました。興味のあることに英語が必要ともなれば自然と身につくのでしょうが、勉強として覚えないといけないと思うとつらいですよね。勉強の合間にけん玉で「もしかめ」をやりました。

ひたすら覚えるためだけに机に向かって勉強するよりも、人と関わりながら勉強するほうが定着が良いです。ホワイトボードでスタッフと漢字の勉強した子は後日テストで高得点だったそうです。人に教えるのも理解が深まり定着が良いです。てらこやを始めた当初は、子どもたち同士で教え合うことはせず、それぞれが自分の力で学ぶことを大切にしていました。今はお友達同士教え合いながら勉強しています。もちろん分かるようになることは本人にとっても嬉しいことですが、でも、それだけではなく、学年を超えて気の合う仲間と関わりながら学ぶことで、成績だけでは測れない「良いもの」が生まれると思います。お互いに学び合い、支え合うことで、知識だけでなく、思いやりや協力する心も感じてもらえたらいいなと思っています。これからも、子どもたちの中から生まれるものを大切にしながら、見守っていきたいです。

1月23日はてらこやの日でした。数日前に大寒が過ぎたばかりですが、暖かい日が続いています。寒いのは嫌いですが、温暖化のせいで温かいのだとすれば、少しくらい寒い方がよいのかも。

小中学生は学校の課題をやったり問題集をやったりしました。中学生は学年末テストに向けてそろそろ準備した方がよい時期です。ということで、過去問に挑戦する中学生もいました。勉強がひと段落すると小学生の男の子たちは最近はまっているシャトルランをやっていました。エネルギーを発散する場が必要なんでしょうか?酒井さんのお土産のクッキーをみんなで食べました。

高橋さんが来られて次回のこどもごはんは2月16日に決まったとお聞きしました。コロナ後再開して2~3か月に1回のペースで続いていますね。

高校生はお休み、8時以降はスタッフのみになったので少し早めに店じまいです。

嫌いだけなのか、分かりづらいから嫌いなのか。算数・数学が嫌い。嫌いだからやらない。やらないから余計に分からなくなる。でもわかりたい気持ちはある。そんな子のお手伝いをしたいと思って始めた「てらこや」ですが、最近は益々「てらこや」での過ごし方を、本人の意思に任せています。いきなり遊びから始まるときもあれば、みんな揃って勉強してから遊んだり。よく見ていると、日によって様々ですが、遊んでばかりの日はないので、勉強した方がいいとは思っているようです。気になるのは、勉強した方がいいからしているということ。これは、大人が作り上げた教育の影響なので子ども達には何も言えません。学びたい勉強をするが理想ですが、難しいです。