4月25日はてらこやの日でした。先週、プリンターの調子が悪かったのですが、今週はインクを入れ替えて印刷できるようになりました。
小学生は新しく入った1年生と6年生の2人です。中学生は1年生5人と3年生1人です。小学生が2人というは少し寂しいですが、今年度はこんな体制でスタートです。この日は全員出席でした。中学生のお姉さんたちは絵本を読んだり勉強を見たりと小学1年生の子のめんどうをよく見てくれます。その様子を見ていると心が温かくなります。中学生は学校によっては「問題集を自宅に持って帰ってはいけない」というルールがあるらしく、別の学校の子の問題集をコピーさせてもらって勉強しました。
高校生の2人はいつものように学校の問題集に取り組みました。その横で、勉強を終えた中学生はトランプで遊んでいました。前のように「小学生の時間」と「中学生の時間」が分かれていないため、これからは高校生と中学生と小学生が一緒にいるという状況がおこるかもしれません。
てらこやを終えて帰る道すがら、今年てらこやを卒業した高校生とたまたま出会いました。話を聞くと学校や日々の生活が充実しているようでとてもうれしかったです。暇があれば、てらこやにもまた遊びにきてね。
三保小学校で土曜塾を始めたのが2008年。地域のボランティア活動に移行して名前を”てらこや”にしてから、今年度で10年目になりました。これまで、いろいろな出会いがあり、様々な子どもたちが来てくれています。毎週大勢の子どもたちが集まる年もあれば、小学生一人だけでその子がお休みをすると誰も来ない日もあるような年もありました。スタッフも2人で続けていましたが、3,4年前ぐらいから高校生から大人まで多世代の方々が関わって下さるようになりました。”てらこや”事態の規模は変わりませんが、”不登校・行き渋りの会”も始め、多団体とのつながりも増えて活動範囲も広がりました。淡々と続けてきましたが、関わって下さる方々のおかげでここまで来ることができました。本当に有り難いことです。これからも、子どもから大人まで、関わったすべての人が出会えて良かったと思える”てらこや”を毎週木曜日、いつものように時間と場所を作っていきたいと思います。