1月18日はてらこやの日でした。Facebookの設定をする必要があってここ数日いじってみましたが難しいです。慣れの問題だとは思うのですがしばらく苦労しそうです。

小学生はいつものように問題集をやりました。今年は小学校を卒業する子が4人いるので、卒業する前にみんなでどこかに遊びに行こうと言っていました。みんなで話したところ、ある公園がよいのではないか、と候補に挙がっています。問題は雨が降ったら代わりにどこか屋根のある施設にしたいのですが、なかなかいい案がありありません。ということで、みんなでどこか行きたい場所を探してくるというのが宿題になりました。

中学生は天気図を描く理科の宿題が出たらしく、悪戦苦闘していました。前線ってどうやって描くんだっけ?スタッフもわかりません。ある程度の所であきらめて(?)数学の図形の問題を解いていました。高校生はいつもの2人が来てくれました。学校は休み中ですが、学校の教材を使って勉強していました。学校でスキー・スノボの日帰り旅行があり、希望者は参加できるそうです。時間的な余裕がなさそうで、参加するか迷っているようでした。小学生のこともあるので、中高生もてらこやでどこかに遊びに行く計画をするかどうか迷っています。

てらこやが終わってスタッフ3人が一緒に帰る道すがら、スタッフの高校生のお兄さんのご家族と出会いました。お兄さんと一緒に外食しようと思っててらこやが終わる時間を見計らって待っていたようです。仲の良いご家族でとてもいいなぁと思いました。

高校生が、幼児期・小学生・中学生・現在の自分について記入する自己分析の課題をやっていました。どんな子だったのか、長所短所、好きなことなどなど…自分が思うことと、他者が感じることに分けて記入欄がありました。かなり苦戦中のようで、苦手なこと短所はすぐ書けるようですが、得意なこと長所がなかなか埋まりません。私自身も自分の長所を上げるのは苦手かもしれません。友人に褒められても素直に受け入れていない自分がいます。両親は暖かく育ててくれたので、育てられ方は悪くないと思います。やはり思ってしまうのが、今の社会や教育の空気感。常に比較され評価されている環境。赤ちゃんの時から首の座りや寝返りで比べられ、学校に入れば学年で分けられ成績表がついて回り。常に他人と比較せざる負えない環境。一人ひとり違うのですから、育つスピードも出来る事も様々なのにです。何かを出来るようにするとか、何者かになれるようにするとかではなく、その子のその子なりの育ちに目を向けたいものです。

1月11日はてらこやの日でした。2024年最初のてらこやです。今年もよろしくお願いします。

この日はこども食堂も開催されていて、小学生はごはんを食べてからやってきました。グラタン、おいしかったそうです。いい匂いがしてました。みんな、まずは問題集に取り組みました。終わった子はUNOをやったり、動画を見たり、お絵描きをしていました。

いつもの高校生は今年も来てくれそうです。高校は1日出席したあと、再び冬休みになったそうです。お休みにもかかわらず学校のテキストで勉強していました。

今日も「てらこや」は通常運転いつも通りでした。小学生は「算数やだ~」と言いながらも、自分で学習する量を決めて終わってから好きなことをやっています。子どもたちが取り組んだ課題を見て、気になるところがあれば復習するのですが、その時の子どもたちの様子で声をかけています。違うことで盛り上がっていたらそちらを優先して別の日にしたりしています。わからなくて固まっていたり、わからないままにしていることもあるので、こちらからも声をかけますが、なるべく本人から質問したりヘルプが出せるといいなと思います。そのためには、何を言ってもジャッジされない安心できる環境と関係性があること。教科はどうしても”できる出来ない”の評価がついて回るのでとても難しいです。わかりたい、わかると嬉しい、という気持ちは誰にでもあると思います。成績や点数ではなく、その気持ちを大切にしていきたいです。

12月21日はてらこやの日でした。今年最後のてらこやです。翌日は冬至、本格的に寒くなってきました。この日はこども食堂も開催され、私と妻は今年もウクレレの下手な演奏をさせてもらいました。

小学生はこども食堂でご飯を食べた後、いつものように問題集に取り組みました。終わった子はホワイトボードにお絵描きをしていました。いつにもまして気合のはいった?作品ができあがりました。

中学生は一瞬顔を出しましたが、用事があるのかすぐに帰ってしまいました。高校生は3人来てくれました。内、2人は翌日が数学他のテストでそのための勉強に集中していました。他にも今年てらこやを卒業した子がハーモニーの外まで来てくれたので、みんなで入口まで顔を見にいきました。今度はゆっくり遊びに来てね。

こども食堂のクリスマス会にてらこやの子どもたちも参加させてもらいました。いつも本当にありがとうございます。とても優しい表情で、小さなお友達をお膝にだっこしている姿は、てらこやで見せるその子とは違う一面を見させていただきました。スタッフの安藤ご夫妻の美しいハーモニーの歌声とウクレレ演奏も、とても優しい気持ちになりました。今年もいろいろな方々に支えられて無事活動することができ感謝しております。来年も変わらず活動していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

12月14日はてらこやの日でした。社協さんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれました。子どもたちには来週渡したいと思います。タイトルに困ってネットで検索してみたら、今日は赤穂浪士の討ち入りの日だそうです。

小学生は学校の課題をやったり問題集を解いたりしました。勉強のやり方は子どもによってそれぞれ違いますね。どんどん問題を解いて進む子もいれば、集中するのに時間がかかったり、理解するのが難しいと気持ちが途切れたり。勉強が終わった子はUNOをやったりして遊びました。

中学生は図形の問題に取り組みました。ジャージをくるぶしまで下げて、トイレで座っているような謎の出で立ちで勉強していました。暑かったり寒かったりする時に素早く対応するためでそうです・・・。高校生はいつもの2人がきてくれました。冬休み中ですが、もうすぐ試験があるのでその勉強をしました。因数分解やグラフの勉強をしたり、情報の勉強をしました。高橋さんから南部せんべいをいただいてみんなで食べました。

これを書いている日は、実は年が明けています。すみません💦かなりさぼってしまいました🙇最近ネットの記事にで、UNOを販売している玩具メーカーがコミュニケーション能力について調査をした記事を読みました。現代社会で最も子どもたちに身に着けてもらいたいと思っている能力は「コミュニケーション能力」であり、中でも相手の世代を問わずコミュニケーションをとれるようになってもらいたいと考えていて、多世代交流力が大切!!とあって、UNOがコミュニケーション能力の発達にいいよ。という記事でした。UNOのようなアナログゲームは皆さん良いと思いますよね。この記事を読んでいて、コミュニケーション能力というと上手にお話しが出来るようになることのように考えがちですが、私はお互いにいろんな人がいることを知って、その違いをあるがままに受け入れられたり、そのまま置いておけるのがコミュニケーション能力なのではないかなと思っています。てらこやでも偶然ですが、多世代で毎週UNOやっています(笑)

12月7日はてらこやの日でした。今年も1か月で終わりですね。早いものです。

てらこやが始まる前、小学生は学校の話をしていました。高学年ともなると人間関係とか難しいこともあると思うけど、お互いの考えを話して乗り越えていくためのヒントになるといいね。小学生の男の子は髪を思い切って短くしてきました。とても手触りがよさそう、でも少し寒そうかな。小学生は問題集や学校の宿題をやりました。終わった子は動画を見たりUNOをやったりしました。

中学生は先週やったテストが返ってきたはずなので持ってきてくれることになっていたと思うのですが・・・忘れちゃった?ということでこの日も復習問題をやりました。高校生はいつもの2人が参加してくれて学校の勉強をしていました。翌日から早くも冬休みに入るそうです。そして休み中?に試験がある!ということで、休みなのに休めない状況のようでした。

右の写真は三平方の定理の式を可視化した図です。ピタゴラスが神殿を見上げていて、天井に使われているタイルを眺めているうちに思いついたとか。諸説ありますが・・・どうしても公式や計算が覚えられないけれど、歴史の中に出てくる数やデータの数値を自然と覚えられている子がいます。ならば公式だけを覚えるのではなく、可視化してエピソードと理由を説明したら覚えられるかな…。結果はわかりませんが、数学が苦手だからといって数字に弱いとは限らないし、論理的思考力も数学からしか学べないわけではないと思います。数学というやり方でたまたま点数が取れないだけなのに、点数で人と比べられ評価されてばかりだと誰でも自分は出来ない人間なんだと思ってしまうと思います。人と比べられて評価されて、学校や社会からそう思わされている子たちがたくさんいます。そういう大人もたくさんいます。

左の写真は、港北区にある地域福祉交流スペースCOCOしのはらの活動拠点です。先日、COCOしのはらで活動している不登校の子どもと親の居場所SOWさん主催の地域マルシェに安藤ご夫妻と遊びに行ってきました。COCOしのはらさんはカフェもあり、おばあちゃんの家に遊びに来たみたいな平屋の一軒家です。今度はSOWさんの普段の活動日や親の会の見学に行きたいと思います。

11月30日はてらこやの日でした。先週は勤労感謝の日で休みだったので2週間ぶりのてらこやでした。私事ですが、先週風邪をひいてしまいました。皆さん、健康には気を付けましょう。

小学生は学校の宿題や問題集をやりました。終わった子はお絵描きをしたり、動画を見たりして過ごしていました。

中学生は学校のテストが終わった後だったので、その復習の意味で図形の問題を解きました。この日も高校生2人も出席してくれました。そのうちの一人が中学生の問題をスタッフと一緒に考えてくれましたが、復習のために選んだ問題に不備があるのでは?ということになりました。

最近、算数ドリル上下を終わらせてしまった小学生の1人が、おうちの方が用意した教材をやるようになりました。学校で勉強する算数ではなく、数理パズルや論理的な思考を必要とする問題集です。面白い問題なので、数題みんなにもやってもらっています。実は今までもこのような問題を提案しいました。最初は取り組んでくれていたのですが、決まったやり方のない問題は嫌、普通の問題がいいと懇願されやらなくなっていました。問題集として与えられるとスイッチが入るのか、お母さんに言われてやらなくてはいけないからやっているのかわかりませんが、理由はともかく一生懸命取り組み始めたので、そこは拘らず一緒に楽しんでいます。こちらの”やらせたい”方向に促すより、子どもの向いている方向を全肯定でどうのっかるか、子どもを主体に子どもの今をを邪魔しないことが一番だなと実感させてもらえた出来事でした。このまま一緒に楽しめるといいなぁと思っています。

11月16日はてらこやの日でした。暑かった11月も気温がみるみる下がってきてあっという間に冬が来たような気候です。来週は勤労感謝の日でてらこやはお休みです。

小学生は学校の宿題や問題集をやりました。終わった子はUNOやトランプをやって遊びました。自分が子どもだった時は自分がどう生きるかということにばかり関心があり、友達がどう考えるかということにまで気持ちがいかなかったように思います。大人になって子どもたちとの関わりあいを持つようになって、子どもたちのことを考えるとどうするのが一番よいのか日々迷います。

中学生は翌日が数学のテストということで集中して勉強していました。高校生は2人参加してくれました。数学の苦手な問題に取り組んでいました。ちょっと前に中学を卒業したばかりですが、将来のことについて悩んでなんとかしようと頑張っている姿を見るとすっかり大人になったなぁと感心します。きちんと悩んで自分で進む道を選んでもらいたいと思います。

教えるのではなく、子どもが自ら動き出せる環境を作ることが、大人に出来る大切なことだと思っています。てらこやの環境は・・・何もない会議室。週一回のたった1時間30分だけど、時間と場所は作ってきました。子どもたちにとってどうなんだろうと考えた時もありました。今来ている子どもたちに思うことは、こちらが用意した算数ドリル以外はほとんど提案をしないので(提案を受け入れてもらえない💦)、子どもたち同士が良い環境になっているなぁと思います。お友達の勉強を見てあげたり、素直に分からないと言えたり、遊びを作ったり、提供したり。何もない会議室、特別なものはないけど、安心はあるかな・・・。子どもたちにそう思ってもらえてたら嬉しいです。つくづく子どもたちに助けられ、学びがあるなぁと感謝しかありません。

11月9日はてらこやの日でした。午前中に「はるみやんホーム」という子どもの居場所をやっているところにお邪魔してきました。とてもアットホームで大人もこどもも落ち着けそうな雰囲気でした。

この日は小学生は子ども食堂に行ってからてらこやに来ました。献立はコロッケだそうです。おいしかった、と言っていました。学校の行事で演劇を見に行った子が少し遅れてきました。みんな、学校の宿題や問題集をやったりしていました。勉強が終わった子はUNOをやったり、動画を見たりしていました。

中学生は来週テストがあるそうで、そのための勉強を真剣にやっていました。模擬の問題に挑戦して残りは家に持ち帰っていました。がんばれ!高校生は女子3人が来てくれました。試験勉強や学校の問題集の復習をやっていました。

最近忙しくてなかなかこれない高橋さんが来てくれました。子どもたちは全員出席、スタッフも5名とにぎやかな日でした。

「不登校」の家庭でよくあるお悩みに、お留守番のできない低学年の預け先がないというのがあります。就学前の子どもの一時預かりはかなり充実してきましたが、就学してしまうと一時的に預かってもらえる制度があまりありません。横浜市の支援事業のハートフルスペースに行かれればいいのですが、そこが合わないと今のところファミリーサポートを利用するか、午前からやっている民間の居場所を利用することになります。フリースクールやオルタナティブスクールなどに入学する方法や午後からであれば放課後等デイサービスや習い事もありますが、行かれるか行かれないか分からない状況で判断するには勇気がいるし、何よりお金がかかります。親としては出来ればパブリックの学校に行ってほしいという思いもあります。そんな、決められない宙ぶらりんの時に過ごせる場所、悩んでいられる時間がとても大切だと思います。うまくいかなくても、ゆっくりでも試行錯誤して、自分で決める。今の子どもたちの成長や教育環境には、その時間がありません。みんな同じスピードで出来るようになって進まなければいけない環境ばかり。本来は、みんな違う人間なのだから、それぞれの学びのスピードを保証することがとても大切だと思います。今の「てらこや」ではその環境をいつでも作ることは出来ませんが、一緒に居場所を探したり考えたり悩んだりすることはできます。大きなことはできませんが、ひとつひとつ、一歩一歩共に歩んでいきたいなと思っています。

11月2日はてらこやの日でした。親の会に参加してくださっている方がお子さんと一緒に見学にきてくださいました。私たちとしては日頃ご苦労されているお話を聞くことくらいしかできませんが、そのことで少しでも気持ちが楽になればよいなぁと思います。

小学生はいつものように学校の課題や問題集をやって、高校生のお兄さんが見てくれました。勉強が終わった子は最近はやっているUNO FLIPなどをして遊びました。

高校生はいつも来てくれる2人の内、一人が参加してくれました。学校の一次関数の問題をスタッフと一緒に勉強しました。先週末に文化祭があったそうで、その時の写真を見せてもらいながら話を聞きました。話を聞いただけでとても楽しかった様子が伝わり、青春だなぁととてもうれしくなりました。

親の会で縁した小1の女の子が、お母さんと弟と見学に来てくれました。お母さんにピッタリくっついていながらも、ワイワイざわざわしている初めての部屋に入って、カード遊びをしたり絵本を読んだりしていました。面白かったのは、てらこやで一番大騒ぎする男の子。いつも通りに過ごしていたのですが、新しいお友達をとても気遣っているのがわかりました。机から落ちたカードを拾ってあげたり、弟の靴をとってあげたり…誰よりも気にかけてくれていました。彼は、言うことを聞かなかったり、大声を出したりはするのですが、こんな一面を見ると、大声も困ったなというより、「どうしたのかなぁ」「どうしたいのかなぁ」って思えます。子ども達の一面だけに囚われずに、見えない面を想像できる大人でありたいです。学校に行けない子たちも、行けない事ばかりを見るのではなく、出来る事をたくさん見ていきたいなと思います。

10月26日はてらこやの日でした。ハロウィンのお菓子としてチョコを差し入れにもっていきました。スタッフは高校生のお兄さん二人が参加してくれました。

小学生は5人全員出席で学校の宿題をやったり、問題集をやったりしていました。終わった子は先週に続き、UNO FLIPをやりました。UNO FLIPを持ってきてくれた、最近入った子もだいぶ慣れてきたようで、他の子たちとだいぶ話をするようになりました。

中学生はお休みでしたが、いつもの高校生二人が参加してくれました。週末に開催される高校の文化祭でお化粧することになっているそうで、そのための練習をしたため勉強はなしでした。前の週はてらこやで一緒だった子の文化祭に行ってきたそうです。卒業してからもつながりが続いていてうれしいです。

「てらこや」は全ての子ども達を対象に一緒に勉強したり遊んだり、何かやりたいことがあったらそれを共有したりする場所として活動しています。でもそれは、子どもたちがここに来てくれて初めてできることです。10月3日に文部科学省が、2022年度の小中学校における不登校数が過去最多の29万9,048人になったことを、公表しました。ほぼ30万人、この数字に不登校として数えられていない、五月雨登校や病欠の子どもたちを入れると、40万人とも言われています。「てらこや」では9月から「不登校・行き渋りの親の会」を始めました。保護者の方々には、思いを吐き出し共有する場所が必要だと思います。また、そこで縁したご家庭の子どもたちにとって、学校には行かれないけど、ここなら来れる場所の一つに「てらこや」もなれればと思います。学校が全ての子ども達にとって、安心していられる場所にならなければいけないのですが、学校が変わるまで待ってはいられません。子どもたちは日々成長しています。今を生きている子どもたちにとって、時間はどんどん過ぎてしまいます。これからも「てらこや」は、今いる子どもたちが少しでも安心して居られる場所になれるよう活動していきます。