9月18日はてらこやの日でした。てらこやがスタートする17時30分頃は二人の子が来ている程度で、今日は少ないのかな、と思っていました。それが時間が経つに従って一人、二人と増えていき、最終的には座席が全部埋まってしまうほどでした。

中学生は試験を終えて早い人は答案が帰ってきているようでした。振り返りの問題を解いている子や学校の宿題をやっている子、塾の課題をやっている子、様々です。

小学生は学校の宿題をタブレットでやっていました。終わったら遊ぼうと思っていたその子は「いつも宿題は2つでしょ?」というお母さんに「今日は算数だけだよ」と言いながら体育館へ行こうと促すのでした。

一通り勉強した後は体育館でバトミントンをしました。いつもは男子ばかりですが、この日は女子二人が参加しました。いつも張り切って参加する男の子は、週末に部活の試合があるということで、けがをしないようバトミントンはパスして、ストレッチをしたり軽い運動をしていました。

私の大好きなイモニイこと井本陽久先生が、「子どもは無知で何も持っていないのではなく、バイアスがかかっていないからこそ、新しいものを持っている」とお話しされていました。

最近よく「なぜ居場所をやっているんですか?」と動機を聞かれることがあります。理由の一つは、子どもに限らず誰にとってもサードプレイスは必要だと思うからです。そして「子どもが好きだから」「子どもたちのために」というよりも、子どもたちが見ている世界を自分も見たいのだなと、先生のお話を聞いて改めて気づきました。

9月11日はてらこやの日でした。この日は子ども食堂も開催されていて、オムライスのケチャップのにおいが流れてきました。新しく大学生のお兄さんがボランティアで参加してくれました。

中学生は学校によって試験が終わっている子とまだの子に分かれました。既に試験が終わっている子は、勉強する気がないと最初から宣言して、スケッチブックに絵を描いていました。これからの試験の子は、準備はもう十分していると言いながらも、試験を想定した問題を解いていました。全体にリラックスした雰囲気で、お菓子など食べながら会話をしたり、少し勉強したりしていました。

男子は7時30分から体育館にいって運動しました。この日はバスケットの枠が埋まっていたので、代わりにバトミントンをやりました。

最近、ある大学の先生がやっている居場所学習支援の研究でインタビューを受けました。そのときに「困ったことや困っていることはありますか?」と聞かれたのですが、子どもへの対応で考えさせられることはあっても、それを「困ったこと」とは思っていないので、「特にありません」と答えました。

活動は三保小学校から始まり、その後は生協さんから社協さんに移り全て無料で活動させていただけています。活動費もチャレンジ事業に採択された後は、社協さんの赤い羽根募金の助成をいただけることになり、資金面で困ったこともなく続けてこられています。

正直、本当に困ったことがなく、恵まれた環境で自分たちのやりたいことをやらせてもらえているなと実感しています。とてもありがたいことです。これからも、この環境に感謝しつつ、子どもたちに必要なこと、そして私たち自身がやりたいことを楽しみながらやっていきたいと思います。

9月4日はてらこやの日でした。この日はお休みの子が多くて少し寂しいてらこやでした。私は、と言えば、てらこやの別の活動の運営方法が色々変更になるため、チラシやホームページの修正等「内職」していました。

中学生は来週テスト期間だそうで、この日はテストの準備の時間です。人数が少なかったことも幸いしたのか、テスト前の勉強に集中していました。ひとしきり勉強した後は少し気持ちが緩んで、高校生のお姉さんも交えて、色々な話をしていました。

高校生は一人来てくれて、先日のテストの結果を見せてくれました。10月の学校推薦を目指して頑張っています。あと少し、がんばれ!

今年度増やしていただいた助成金を活用して、子どもたちや地域の方に楽しんでいただけるイベントを開催する予定です。まだ具体的な内容は決まっていませんが、せっかくの機会なので、より多くの方に関心を持っていただけるといいなぁと思っています。

そんな中で、てらこやに通っていた子のお母さんが「チラシ作りのセミナー」を紹介してくださいました。「目を惹くチラシ」が作れるようになって宣伝ができるといいなと思い早速申し込みをしました。とても楽しみにしています。イベントの内容については、今のところ「カード・ボードゲーム大会」や「カプラで遊ぼう」といった案が出ています。子どもたちはもちろん、大人の方も一緒に楽しめるような形を考えたいと思っています。みんなが笑顔になれる、ゆる~いつながりが出来たらいいなと思いました。

8月28日はてらこやの日でした。中学生はもうすぐ前期期末テストが始まります。提出するワークをやったり、過去問を解いたりしましたが、相変わらずスイッチが入らずマイペースな子どもたちもいました。

高校生はお休みでした。オープンキャンパスに行ったり、総合型選抜の準備が始まっているようです。小学生の時から来ている子が大学受験です。月並みですが、月日の経つのは早いです。

ボランティアで来てくれていた高校生2人が、大学受験のため9月からお休みになります。毎週子どもたちの話を聞いてくれて、たくさん遊んだり勉強したりしてくれました。年の近いお兄さん・お姉さんの存在は、子どもたちにとってもとても楽しい時間だったと思います。大学生になればきっと忙しくなると思いますが、時々でも顔を見せに来てくれると嬉しいです。