8月21日はてらこやの日でした。先週はお盆休みだったので2週間ぶりのてらこやです。塾とスポーツで忙しくて久しぶりにきてくれた子もいました。

来週は学校が始まるそうで、みんな夏休みの最後の追い込み、って感じでした。宿題は結構終わっている子もいれば、もう少し頑張らないと終わりそうにない子もいました。昔みたいに8月いっぱいは夏休みというわけではないので、いつから新学期がはじまるのかあいまいな子もいて、気持ちの切り替えが難しそうです。それでも男の子はいつも通り、マイペースで体育館でバスケットをやりに行きました。

高校生はいつもの二人が来てくれて「今日試験だった」といっていました。こちらも昔とはだいぶ違いますね。大学受験の話などしてくれて新しい生活にわくわくしている気持ちと推薦とれるかドキドキしている気持ちが混ざり合っているようでした。心配しても結果は変わらないので、不安なことは考えるのはやめて今を精一杯生きてくれたらいいと思います。他にも一人同い年の子と、別の同級生のママが遊びに来てくれました。卒業しても来てくれてとてもうれしいです。

一度でも縁した子どもや親御さんが今来ていなくても、ふらっと顔を出してくれることがあります。そういうのが、何よりも嬉しいことです。ふと、思い出したときに「ちょっと行ってみようかな」と足を運べる、そんな気軽さを大事にしています。

なので、出欠を取ったり、来る時間や帰る時間を決めたりはしていません。決まっているのは、「毎週木曜日 17:30~20:30」ということだけ。その時間、そこに場所あって人がいる──それだけです。

8月7日はてらこやの日でした。最近来てくれた姉弟は今日は初めて子ども食堂でお好み焼きを食べました。親の会に来てくださった方のお子さんはまだエネルギーが溜まっていないみたいで来るのが大変そうです。エネルギーがたまってきたらどうしたいか思えるようになってきます。お母様も焦らづにいてほしいです。一緒に見守っていきたいと思います。女の子たちは、夏休みの課題をやったり、夏休み明けの前期期末テストの過去問をやったりしました。男の子たちはスマホを見たり、みんなで小学生に繰り下がりの計算を教えていました。高校生も8月の終わりにテストがあるのでテスト対策をしていました。来週のてらこやはお盆休みです。

10月19日、いつもお世話になっている忠暘院さんで秋祭りがあります。今年は「てらこや」として初めて出店することになりました!まだメニューは決まっていませんが、食べ物とちょっとしたゲームをする予定です。ゲームの景品を割引券にしようかな…とか考え中す。

子どもたちにも準備から関わってもらえたら嬉しいなと思っています。まずは9月11日に作戦会議と試作を予定しています。初めてのことなのでどうなるかわかりませんが、「てらこや」らしく「楽しいを一番」に楽しめたらいいなと思っています。

7月31日はてらこやの日でした。花火の日でした。6時30分に集合、みんなで会場の公園に移動する予定でしたが、結構みんなバラバラにやってきました。早く来た子もいれば、連絡して直接会場に来ることが分かった子、移動の途中で合流した子等々、てらこやらしいといえばそうかもしれません。

この時期は7時くらいはまだまだ明るいので、花火をするにはまだ少早すぎます。いつもてらこやに来てくれる高校生の子たちは別件の用事があるので来れない、と言っていたにも関わらず、花火が始まる前に公園に寄ってくれました。せっかくなので、少し明るいけどちょっとだけ花火やって行きました。その子たちが去った後、入れ違いで同級生の子が一人来てくれました。もう少し早ければ会えたんだけどな。

まだ少し早いかとか言いながら始めると、薄暮での花火を意外とよいものです。毎年のことですが、ろうそくの火が何度も消えて、チャッカマンで付け直すのが大人たちの仕事です。忙しい・・・。今年は「ターボ式」というライターを100均で買ったのですが、名前ほどでもない感じです。子どもたちは着々と自分の手持ち花火を消化してゆきます。なぜかマシュマロを買ってきて、花火そっちのけで焼いて食べている子もいます。・・・というか、そのうちみんなもらって焼いている・・・。

最後は吹き出し花火12連発です。「火を着けたい人!」を募ると大きい子がいやがったり、小さい子たちがやりたがったり。今年も無事終えることができました。

今回の花火大会では、中学生に対して、言いたいことをぐっとこらえる、場面が何度かありました。始まってすぐ、「コンビニにマシュマロを買いに行きたい」と言い出したときです。頭の中では「今日は花火をやりに来たんだよ」「余計なものは買わないでね」「すぐに帰ってくるんだよ」  そして、そもそも「今、買いに行くってどうなの?」とも思いましたが、買ってくることを許可しました。

しばらくして、なかなか帰ってこないので迎えに行こうとすると、楽しそうにのんびりと帰ってきました。思ったよりも多く買ってきたので、みんなと一緒にやろうとしているのかな?と様子を見つつも、まずは「遅いよ、何してたの?」「自分たちだけで食べないで、みんなにもあげるんだよ」「花火が終わってからね」などなど、学校だったらきっと口にしているような言葉が、次から次へと湧いてきましたがぐっとこらえていました。

しばらくすると、気づけば、花火よりもマシュマロを焼いている子が多いくらいに、みんなでワイワイ楽しそうに焼いていました。  そして、マシュマロがなくなると自然と花火を始まり、最後は全員で吹き出し花火を眺めて楽しく終了。終始楽しそうな雰囲気が流れ、みんなの笑顔がとても印象的でした。余計な口出しをせず、ぐっと堪えてよかった。そして、子どもたちを信じてよかったと、心から思いました。

7月24日はてらこやの日でした。久しぶりに酒井さんが戻ってきました。万博のお土産もいただきました。この日は子ども食堂も開催されていて何人かはごはんを食べてからの出席でした。

最近来てくれた姉弟が正式メンバーに加入しました。親の会に来てくださった方の子もこの日初めて参加してくれました。スタッフも4人だったので予備の椅子をだして席がやっと足りるくらいの大盛況でした。夏休みということで夏休みの宿題をやったり、学校のワークをやったり、はたまたスマホの動画に夢中の子がいたりとそれぞれでした。男の子たちは体育館で運動をしたかったようですが、あいにくその時間帯がいっぱいだったため、断念しました。代わり廊下を走ってエネルギーを発散させていました。

高校生も久しぶりに3人来てくれて、この日は結局、延べ19人の賑わいでした。高校生の子たちも久しぶりの再会らしく、近況を話し合っていました。進路のことも話してくれました。だいぶ目指す方向が見えてきたようでよかったです。

「てらこや」の活動目的には、学習のお手伝いや不登校の支援など、子どもたちの“困り感”を少しでも減らしたいという思いがあります。でも、いちばんの目的は「つながること」。孤立や孤独をなくしたい、誰かとつながっていると思える場でありたい、そんな思いで続けています。

最近、「つながれたなぁ」と感じる嬉しいことが続きました。学習支援を始めたいと考えている現役のママさんたちが、見学に来てくださいました。そして、その中のお子さん(姉弟)が「てらこや」に通ってくれることになりました。また、不登校の親の会で出会った方のお子さんも、新たに来てくれることになりました。

どんな形でも、つながっていてほしい。たとえ実際に通えなくても、心がつながっていると感じられること。「ひとりじゃない」と思えることが、生き抜く力になると信じています。