1月9日はてらこやの日でした。今年は巳年、私(安藤)の干支です。今年最初のてらこやは子ども食堂の日でした。大部分の子が食堂経由でてらこやに来ました。スタッフは高校生のお兄さんは都合が合わず欠席でしたが、大学のお兄さんが来てくれました。

小中学生は既に学校が始まっているそうです。小中学生は全員出席で賑やかでした。各自、問題集をやったり、学校の課題をやったりしていました。中三の子は受験勉強で理科の復習をしていました。

いつもきてくれる高校生の二人は欠席で新年のあいさつは次回以降に持ち越しです。今年一年がみんなにとってよい年になりますように。

勉強が苦手で「分からない」「教えて」と言えない子どもたちがいます。「周りの目を気にしなくていいんだよ」「出来る出来ないなんて関係ないんだよ」とこちら側は思っていても、常に比較され評価されている環境で暮らしている子どもたちには無理なことで、ごまかしたり、出来るふりをしたりします。勝手に比べておいて、「気にしなくていいよと」と言っても、無理なことで矛盾して聞こえるのではと思います。異年齢のごちゃまぜな環境であれば、比べようが無くなり少しは気にならないかなと思っていますが、評価され続けている子どもたちにとって、”出来ないは良くないこと”と染み込んでしまっているようです。「てらこや」でもそういう子どもたちがいます。反面そうでない子たちもいるので、そんな姿を見てそれでいいんだと思えるようになれたら、嬉しいなと思っています。

12月26日はてらこやの日でした。今年最後のてらこやです。中学生の女の子は全員お休み、男の子がたくさんという状況でした。年末に来てくれた子も、来れなかった子もよいお年を!

小中学生は問題集や学校の課題をやっていました。今年最後ということもあってか、全体に緩い雰囲気でした。男の子たちは使い捨てカイロを投げ合ったり、一人の子が持ってきたバレーボールで遊んでいました。廊下でのボール投げがどんどんエスカレートしていったのでストップをかけると、体育館に遊びに行きました。普段ゲームばかりやっているようでいても、やっぱり男の子は体を動かすことが好きなんでしょうか。

高校生はいつもの2人が来てくれました。てらこやを卒業した男の子が来ることになってたいのですが、なかなか現れないので連絡を取ったところ「忘れてた」そうです。結局、それから来てくれたので無事に顔を見ることができました。

今年最後の「てらこや」はなんと男子一色! ”男だから女だから”を抜きで見ても、男子だけになるとエネルギーの方向性が違うんだなぁと思いました。見ていて面白かったです。小6から高2の男子が、ホッカイロのキャッチボールで盛り上がっている。何もないただの会議室と廊下だけど、すごい楽しそうでした。自然発生的に偶然が作り出す場の雰囲気がたまらなく好きです。計画性も仕込みもない時間と空間の中にいる子どもたちが、安心して自由に関われる環境を作る。教科学習の要素も取り入れながら、この「ごちゃまぜな空間」ならではの関わりを大切にしていきたいです。

12月19日はてらこやの日でした。この日は子ども食堂と重なっていて、てらこやの子たち何人かはクリスマスディナーを食べていました。私は今年も子ども食堂でのウクレレの押し売り演奏をやらしてもらいました。社協さんからクリスマスプレゼントとしてお菓子をいただきました。高校生スタッフのお兄さんが修学旅行で買ってきてくれたお土産など、他にもお菓子がたくさんあったので、来週配りたいと思います。

小学生は問題集や学校の課題をやりました。中学生は問題集や学校や塾の課題をやっていました。中学生2人は勉強が終わったのか廊下を何周も走っていました。

いつもの高校生2人が来てくれて試験勉強をしていました。ちょうどテスト期間中で、2日後に数学のテストがあるとのことで、予想問題を徹底して勉強していました。

安藤ご夫妻のウクレレ演奏も毎年恒例になってきました。来年は「てらこや」の子どもたちに「リコーダーとかなんでもいいから一緒にやてみる?」って聞いてみようかなと、安藤さんに断りもなく思いついてみました。やりたいっていう子がいたら面白いですね。