9月19日はてらこやの日でした。てやこやが始まる前の時間に集中豪雨があったりと、雨が降ったりやんだりの不安定な天気でした。週末はコロナ後初のこどもごはんの再開です。

小学生は問題集の問題にチャレンジしていました。それぞれ今学校で習っていることに応じて、足し算の問題や円の面積の問題などをやっていました。中学生は学校の課題をやったり、試験の復習をしたりしました。終わった子は風船やけん玉で遊んだり、塗り絵をしたりして遊びました。最近は団体交流室1という廊下とつながっている部屋を使うことが多く、開放的で子どもたちもついつい廊下に出て行ってしまいます。

高校生はいつもの2人が来てくれて、平方完成の問題を勉強しました。なかなか難しそうです。テストの成績の順位だけがわかったそうで、なかなかの成績です。でも、どこをどう間違えたか確認することが大切です。

乱暴な言葉使いをしたり、反抗的な態度には必ず原因があります。ついつい子どもの中に原因を探してしまいがちになるのですが、何が子どもにそうさせているのかを考えます。とは言え、いくら”せざる負えない原因”があったとしても相手を嫌な思いにさせたり、傷つけたりするのはよくありません。本人も好きな相手、信頼している人に、ひどいことをしたいとは思わないはずです。その子を、正そうとするのではなく、その子自信が気持ちいい状態に気が付けるよう関われたらと思います。みんなが気持ちよく過ごせる居場所、肩に力を入れず安心していられる空間作りをしていきたいです。

9月12日はてらこやの日でした。この日は子ども食堂の日でオムライスだったそうです。暑い日が続いてますが、ハーモニーみどりが空調工事のため冷房が使えなくなるという話を聞きました。ショック!

小6の子は問題集で図形の問題を解いていました。学校と同じ問題だ、といってました。1年生の子が問題を解くのを手伝ってあげていました。中学生はテストが終わったばかりで、ほっとしたのか最初からか遊びモードです。答案はまだ帰ってきてないようなのでなおさらですかね。けん玉をしたり、お絵描きをしたり、かるたをやったり、シャトルランをしたりと大忙しです。

高校生はいつもの2人がきてくれました。小学校の時の学童保育やクラブの話、集団登校、コンサートチケットが取れた話などしてくれました。

「てらこや」にいる数時間で、けん玉が出来るようになった中学生が、自分は集中力がない。親にも言われると自己否定をします。だから勉強ができないんだとも言います。誰にも教わらないで、「てらこや」にいるたった数時間でけん玉ができたということは、センスがいいのもありますが、ものすごい集中力だと思います。ペーパーで可視化するテストや勉強方法が、その子に合っていないだけで、出来ない子にされてしまう。一面性だけで決めつけるのではなく、その子の出来ること、好きなことから見て欲しいです。周りの大人の無神経な言葉で、本人も無意識に自分はダメなんだ出来ないんだと思い込んでしまいます。偏差値の低い高校を大人が、出来ない子たちの高校という空気を作り出します。面と向かって言わなくても、無意識に作り出しているところがあります。そうされている子たち全員ではないですが、多くの子たちの口から「どうせ出来ない」「ばか高だから」が聞こえてきます。大人の無神経な言葉、本当に良くないです。

9月5日はてらこやの日でした。この日の会場は久しぶりに廊下と直接つながっている団体交流室1で、開放的な雰囲気でした。人気者のスタッフのお兄さんはこの日はお休みでした。

小学生の子は図形の拡大・縮小の問題の課題をやったあと、問題集で類似の問題を解いていました。最初、少し戸惑ったけれど、最後には理解していたようでした。中学生の一部の子は試験中で、数学は既に終わっていました。なので、翌日の英語の勉強などしていました。他の子たちは翌週が試験ということで、そのための準備をしたり、提出課題をやったりしていました・・・途中までは。次第に飽きてきたのか、廊下に出て歩きまわったり、遊び始めました。

高校生はいつもの2人が来てくれました。部屋がほぼいっぱいでしたが、8時過ぎに小中学生たちの大半が帰ってからやっと席につけました。文化祭の時期が近づいているようで、計画しているたこ焼き屋?の話などしてくれました。

今月はコロナで中止してた「こどもごはん」を再開する予定です。今、そのために高橋さんが奔走しています。この日は関係先への説明用に、てらこやの活動が紹介された記事などをコピーしていました。

普段あまり勉強をしない子も、流石に試験前は過去問を目の前にするとスイッチが入ったりする子が多いのですが・・・中1ということもあるのか、あまりスイッチが入らなっかたようです。当然個人差はあるので、試験対策をしている子もいますが、魅力的なものでもなく、そもそも漠然とした高校進学という目標はあるけれど、具体的に何をやりたいのかどうしたいのかがはっきりしていないので、無理もないのかなと思ってしまいます。勉強は進まない反面、自由にしている分、色々な姿を見せてくれます。家では見せない姿があったり、心の声(不満?)を素直に出したり。その都度、否定せづなるべく聞く姿勢で対話を心がけています。誰にも否定されづジャッジされない関係でありたいと思っています。

8月29日はてらこやの日でした。台風が九州に上陸、東に進んで関東に接近中・・・というかとてものろい台風で、直接的な影響はありません。それでも間接的に刺激された低気圧が時折強い雨を降らせます。てらこやもお休みにしようか迷いましたが、一応開店・営業してお休みするかどうかは皆さんの判断、ということにしました。

なんだかんだで5人の小中学生が来てくれました。一人の子はちょうど雨に降られたといってびしょ濡れでやってきたので、施設の方にお願いしてドライヤーを貸してもらって乾かしました。中学生は試験が近いということで、試験を想定した問題をやったり、準備をしていました。

なぜか酒井さんのお友達の方が来られて、一緒に電気の勉強をしました。電圧を水圧に例えたり、電池を直列、並列につないだ場合の違いを考えたり。高橋さんも久しぶりに来られて中学生と課題の提出や高校進学の話をしたりしていました。

心配した雨も帰る時には止んでいました。

勉強、学ぶのは子どもだけじゃなくて、大人も学びます。酒井の友人が仕事で電気の勉強をすることになり、わからないところを質問をしに来ました。学校の勉強だけが学びではないし、学びに決まりはありません。学びたくて学んでいる姿が自然とあるといいなと思います。子どもたちには何をしているのかわからなっかったかもしれませんが、大人が楽しそうに学んでいる姿が一緒の空間にあることがとてもいいなと思います。基本的には子どもを対象に活動をしていますが、必要な人には学齢期の子どもたちではなくても、どんどん活用してもらえる場所でありたいと思っています。