4月10日はてらこやの日でした。新学期になって最初のてらこやです。欠席の子が結構多くて少し寂しいてらこやでした。

小学生は・・・いなかった!6年生だった子はほとんど中学生になっていた!唯一の小学生はお休みでした。中学生は各自問題集などの勉強をしていました。中一の子は小学校の復習をしているようでした。新しい環境はどうかなぁ・・・みんな早く慣れるといいね。

高校生が久しぶりに来てくれました。まだ新学期は時待っていないようですが、春休みに旅行に行った話などしてくれました。早いものでこの子たちも3年生になり、高校生活最後の1年を迎えます。楽しい1年になるとよいですね。

先日、「てらこや」「不登校・行きしぶり親の会」「子どもごはん」の活動報告と、来年度の助成金申請を行ってきました。

10年間続けてきた「てらこや」も、活動の幅が徐々に広がってきたため、これまでいただいていた助成金よりも一段階上の金額を申請することにしました。

今年度もし増額していただけたら、助成金を活用して何かイベントができればと考えています。

無事に審査が通ることを願っています。

4月3日はてらこやの日でした。そして遠足の日でした。川崎駅前にある川崎水族館カワスイに行きました。

電車の駅のホームで待ち合わせをして、みんな揃って出かけました。あいにくの雨模様の天気でしたが、それも想定しての室内のレジャーです。防災館は学習的雰囲気が強すぎたか、不評だったので変更になりました。

小中学生はこの時期キャンペーン中?で20%オフでした。中に入ると早速ワライカワセミのお出迎えです。鳥好きな私でなくともこの可愛さには魅了されたようです。以下、川魚や世界の珍しい魚たちが展示されています。ヤドクガエルも自然のものとは思えない鮮やかな色でとてもきれいでした。

館内では集合時間だけ決めて各自自由行動としました。見学しているところどころで子どもたちと遭遇しましたがとても楽しそうでした。だいぶ時間が経ってどうしてるかな、と思ったら「男の子たちはカフェでナマズのから揚げを食べてる」と情報が入りました。見学コースの最後の方にドクターフィッシュの水槽があり、そこでみんな手を入れてはしゃいでいました。

お弁当は、晴れたら公園で桜を見ながらと思っていましたが、雨のため市役所のフリースペースをお借りして食べました。食後は25階の展望広場に行って川崎周辺の景色を堪能しました。あいにく雨だったけど、短い時間だったけど、楽しい遠足でした。

番街編:この日遠足に行けなかった子(事前に連絡がつかなくてごめんなさい)がいつものてらこやの時間に来てくれました。他の用事が忙しくて最近てらこやにこれていなかった子も遠足から帰ってきた後で勉強しに行くといっていて、本当に来てくれました。その話を聞いて、近所に住んでいる遠足から帰ってきた子も来てくれました。更に、てらこやを卒業した子のお母さんもたまたま遊びに来てくれました。酒井さんに「子どもの居場所の話を聞きたい」というケアプラの方も加わって、なぜか賑わったのでした。

雨が降ってしまい、とても残念でした。本当は公園で遊びたかったのに……と、私はぶつぶつとぼやいてばかりでしたが、そんな私とは対照的に、子どもたちは雨のことなどまったく気にする様子もなく、とても楽しそうに過ごしていました。素敵な子どもたちです。環境が変わると、子どもたちの新たな一面が見えてくるものです。遠足もその場面の一つ。いつもと違う表情を見せてくれます。あらためて、一面だけで子どもを観てはいけないなと感じました。

今回の遠足では、少し反省することもありました。来られなかった子が何人かいたこと、そして昨年に比べて遠足代が高くなってしまったことです。来年は「てらこや」らしく、もっとのびのびと、みんなが一緒に楽しめる場所を探してみたいと思います。

3月27日はてらこやの日でした。今年度最後のてらこやです。新しい子がお母さんと一緒に見学に来てくれました。色々と推しのキャラクターがあるようで、他の子とも仲良くなれそうな気がします。てらこやを気に入ってくれたらうれしいです。

小学生はゲームをしたり、少し勉強したり緩い感じです。今いる小学生はほとんどが6年生で、卒業式も終わっているので致し方ないかも・・・中学生は問題のコピーをやったり、youtubeを見たりして過ごしました。小学生も中学生も、エネルギーが余っていた子たちは、最後には体育館に行って高校生のお兄さん、お姉さんとバトミントンやバスケットをやってきたようです。

卒業生用の寄せ書きがまだできていないため、この日のてらこやはほとんどそれにかかりっきりになってしまい、他のスタッフにお任せ状態でした。それでもおかげでなんとか先が見えてきました。あともう少し、がんばるぞ。

安藤さんは毎年、卒業生のために素敵な寄せ書きを作ってくださいます。メッセージを集めるだけでなく、毎回、飛び出す立体的なデザインのカードに仕上げてくださるので、いつも「すごいなぁ、私にはできないことだ」と心から感謝しています。そして、その寄せ書きを作りながら、春の遠足のチラシも作ってくださいました。本当にありがとうございます。

「てらこや」では、関わる側も“ごちゃまぜ”を大切にしています。いろんな人がいるからこそ、それぞれの得意なことを活かし合いながら関わることができるのだと思います。

3月13日はてらこやの日でした。先日一度来てくださったボランティア希望の方が2回目の登場でした。巧みな話術で子どもたちをひきつけます。汗だくになって男の子たちと一緒に動き回っていました。

小中学生は問題集をやったり学校の課題をやりました。年度末でもうすぐ春休み、と言った感じで勉強にもあまり気が入らない感じでしょうか。今年は小学校を卒業する子が4人、中学校は1人です。寄せ書きを作ろうと思いますが準備が少し遅れ気味で焦っています。

遠足の予定は防災館に決まりました。・・・そのはずが、放課後キッズクラブ?で小学生の時に何度も行ったという子がいて場所を変更しようということに。なぜか水族館がいいという意見が強く、カワスイ(川崎水族館)に決まりそうです。

カワスイホームページより引用

6年生の子が算数ドリルを終わらせて、ドリルを開いたまま遊び始めました。覗いてみると、間違っている問題がいくつかあったので、考え方を確認しておいた方がいいと思い声をかけました。すると、その子はすぐにみんなから抜けて来てくれました。問題は「場合の数」。一通り解説した後、「これ、中学2年生でも全く同じ内容が出てくるんだよ」と伝えると、「もっと他の問題もやりたい!」と言ってきたので、中学2年生レベルの問題をいくつか出してみました。やり方は同じとはいえ、やはり中学生向けの問題なので少し難易度が上がります。それでも、時間をかけながら根気よく自力で解き切ることができました。

最後に満足げな表情を見せてくれ、終わった後すぐにみんなの所に戻って遊び始めました。

「できた!」の喜びが自信につながる瞬間

3月6日はてらこやの日でした。この日は子ども食堂も開催されていました。この日はてらこやを卒業した子のお母さんが遊びにきてくれました。

小学生は問題集をやりました。中学生の子が今まで折り紙で折った鶴を出していたら、勉強し終わった小学生が折り紙に興味を持ったようです。2人の子が折り紙を折り始めました。それぞれ自分の知っている折り方で、一人の子は四葉のクローバー、もう一人の子は指を差し込んでパクパクするおもちゃ?を作りました。中学生の女の子二人は百人一首を覚える宿題が出ているうようで、一生懸命暗記しようとして復唱していました。男の子たちは廊下で走り回ったり、ペットボトルの蓋で野球をしているようでした。エネルギーを持て余しているのか、最近はますます活動的になっています。

高校生はいつもの2人が来てくれました。卒業生のお母さんとも顔見知りなので一緒に話をしました。もうすぐ高3、卒業後の進路のことを考える時期に来ているので色々情報収集しているようです。話を聞いていると自分の時と比べると隔世の感があります。半世紀以上も前のことだからあたりまえか。

先日、令和7年度の緑区ふれあい助成金 の説明会に行ってきました。この助成金は、赤い羽根共同募金や寄付金 を主な財源としており、地域の皆様の温かいご支援によって成り立っています。

私たちてらこや も、区民の皆様の善意の募金による配分金を活用し、活動を続けています。もともと居場所学習支援 から始まったてらこやですが、最近では 不登校・行き渋りの親の会、子どもご飯 など、活動の幅が広がっています。

最近、新しく安藤さん が、これらの活動をまとめた ホームページ を作ってくださいました。そこで今年度は、助成区分を1ランク上げ、一歩前進した活動が出来たらいいなと考えています。今年度も子どもたちと楽しいことや、親御さん方が安心できるような活動がができるといいなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!

2月27日はてらこやの日でした。春休みの遠足はプラネタリウムや水族館などの候補があがりましたがまとまらず、結局、防災体験館に決まりました。全員の予定を聞けませんでしたが、なるべくたくさん来てくれたら嬉しいです。

中学生は期末試験も終わり、まったりしたムードでした。それに引きずられて?小学生もゆったり、あんまり勉強する雰囲気ではなかったです。何人かは折り紙で鶴を折る作業に熱中していました。普通の折り紙を4等分して作っていましたが、もっと小さいのも作れる、という子がいたので、試しに更に4等分してみたところ、ちゃんと鶴になりました!先週お試しで来てくれた子はまだ雰囲気に慣れないようでしたが、「推し」の話を振られたらその子のツボにはまったようでうれしそうに誰がお気に入りなのか話れくれました。もちろん、おじさんには全くわからなかったのですが・・・。

高校生はいつもの2人とてらこやを卒業した同級生の子と3人来てくれました。近くにいなかったので何の話をしていたのかわかりませんでしたが、とても楽しそうだったのが印象的でした。春休みの遠足も誘ってみましたが、予定があるようで参加は難しいかも。

ただ、ひたすら鶴を折っている中学生がいます。大人はついつい「何のために折ってるの?」と聞いてしまいます。その中学生は「え?折りたいから」なんでそんなこと聞くの?と言わんばかりの顔で答えてくれました。千羽鶴を作りたい訳でもなく、何かにしたい訳でもなく、折りたいから折っているようです。「鶴を折りたいから折っている」大人はすぐに、何のためにやるのか、将来のために今やるべきことがあるとか、そんなことばかり言います。幼稚園、保育園に入る頃から、お利口さんになるために、学校でちゃんと過ごせるようになるためにが始まり、〇〇のためにがずっと続きます。「ただ折りたいから折る」いいなって思いました。

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2月20日はてらこやの日でした。この日は子ども食堂の日でもありました。そのことを忘れてパンを買ってきた子が悔しがっていました。海外協力隊でパナマに行かれていた方が新しくボランティアで参加したいということで来られました。とても元気の良い方で、色々お話してくださいました。

小学生は学校の課題をやったり、問題集をやったりしました。中学生は試験が終わって振りかえりの問題をやっていました。それが終わると、なぜか折り紙の鶴をもくもくと折り始めました。漢字の提出物があってため込んでいた子は何とか終わらせようと、高校生のお姉さんと一緒にとても頑張っていました。英語の問題を頑張っているこもいました。

年度末にどこか遠足に行こうという案があるのですが、場所がなかなか決まりません。スタッフがよいと思って提案するコースに子どもたちが乗り気でなかったり、お金がかかりすぎる場所だったり。決まるまでにはもう少し時間がかかりそうです。

壮年の方がスタッフ希望で見学に来られました。パナマのことや海外協力隊への質問にたくさん答えてくださいました。てらこやにはない空気が流れました。てらこやのごちゃまぜメンバーにまた違ったごちゃまぜが入りました。今後も関わってくださるそうなので、これからどうなっていくのか楽しみです。遠足の場所ですが、子どもたちの意見を優先したいところですが、今回はスタッフの意見をプッシュしてみようかなと思っています。新しいお友達も増えたばかりなので、仲良くなれたらいいなと思います

2月13日はてらこやの日でした。先週問い合わせがあった子はちょっとだけ見学して帰りました。新しい環境に飛び込むには勇気がいるかもしれません。よく考えて、できれば一緒に勉強しよう(遊ぼう)!待ってます!!

中学生は試験期間中、学校によって数学が終わった子もいればまだの子もいます。でもなぜかみんな数学以外の勉強をしている子が多かったんだな。他の教科の方が心配、といったところでしょうか。小学生は学校や塾の課題をやったり、問題集をやったりしました。そしてもちろん遊びも。シャトルランにハマっている子は汗だくになって走っていました。

高校生はいつもの2人の内、1人が来てくれました。大学の見学に行った話や仕事の話などしてくれました。もうすぐ3年生ということで、進学について色々考え始めているようです。卒業生を送る会でパフォーマンスをするらしくそのための準備も忙しいようです。青春だなあ。

三保小学校で土曜塾を始めて8年、外に出て「てらこや」を始めて10年が経ちました。これまで、多くの子どもたちが口コミやスクールカウンセラーさんの紹介、スタッフの声かけ、横浜市のホームページなどを通じて、私たちの活動を知り、足を運んでくれました。

3年ほど前に初めてチラシを作り、民生委員さんやスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの方々にまたお渡ししたり、地区センターや社会福祉協議会、地域の居場所にも置かせて頂きましたが、今までチラシを見て来てくれたという子どもはいませんでした。ところが今回、初めて「チラシを見て来ました!」というお友だちが現れました。

現代では、多くの人がSNSを通じて情報を得ていますが、一方でインターネットを使わない方やSNSを利用しない方もいます。そういった方々にとって、紙のチラシは有効な情報手段なのかもしれません。私たちは、誰もが情報を得られる環境を大切にしたいと考えています。情報弱者を生まないようにさまざまな手段で発信し続け、つながることができれば嬉しく思います。改めて、続けることは大切だなと思いました。

2月6日はてらこやの日でした。この日は子ども食堂の日でした。匂いから想像するにスパゲティミートソース?ハンバーグ?と思いましたが、正解はハヤシライスでした。てらこやのチラシを見て直接こられた親御さんがいらっしゃいました。新しい子が来てくれるとうれしいです。

小中学生は問題集をやりました。中学生は試験が近い、ということで、過去問をするなど、試験対策をやっていました。一人の子は理科の勉強をやっていたので、「わからないとこ、ある?」と聞いたまでは良かったのですが、問題を見ても全く習った記憶がありません。私の時代にもこんなの習ったかな?という気持ちでした。

いつのも高校生はお休みでした。今回の写真の内、1枚は小学生がとってくれました。

中学生から学校のワークの問題「光の屈折」について質問がありました。ところが、スタッフ2人ともすっかり忘れてしまっていて、その場ではうまく答えられませんでした。そこで、教科書を読み直し、基礎から学び直してから問題に挑戦。ワークの問題は思った以上に難しく、苦戦しましたが、何とか解くことができました。スムーズに教えてもらった方が早いし理解しやすかったかもしれませんが、「わからない者同士」が試行錯誤しながら考えることで、記憶に残ったのではないかと思います。

少なくともスタッフにとってはそう思える時間だったのですが、肝心の中学生はどう感じたでしょうか?この経験が少しでも学びの楽しさにつながっていれば嬉しいです。

1月30日はてらこやの日でした。この日は欠席の子が何人かいていつもより少人数のてらこやでした。

小中学生は学校の課題をやったり問題集をやったりしました。一人の小学生は近々漢字のテストがあるとのことで、私が問題を出してその子がホワイトボードに答えを書く練習をしました。中学生二人は、なぜか廊下に面したスペースで勉強していました。

いつもの高校生2人は学校の英語の勉強をしていました。英語は難しいとこぼしていました。興味のあることに英語が必要ともなれば自然と身につくのでしょうが、勉強として覚えないといけないと思うとつらいですよね。勉強の合間にけん玉で「もしかめ」をやりました。

ひたすら覚えるためだけに机に向かって勉強するよりも、人と関わりながら勉強するほうが定着が良いです。ホワイトボードでスタッフと漢字の勉強した子は後日テストで高得点だったそうです。人に教えるのも理解が深まり定着が良いです。てらこやを始めた当初は、子どもたち同士で教え合うことはせず、それぞれが自分の力で学ぶことを大切にしていました。今はお友達同士教え合いながら勉強しています。もちろん分かるようになることは本人にとっても嬉しいことですが、でも、それだけではなく、学年を超えて気の合う仲間と関わりながら学ぶことで、成績だけでは測れない「良いもの」が生まれると思います。お互いに学び合い、支え合うことで、知識だけでなく、思いやりや協力する心も感じてもらえたらいいなと思っています。これからも、子どもたちの中から生まれるものを大切にしながら、見守っていきたいです。