9月17日はてらこやの日でした。

てらこやからみんなに伝えたいことがあったので、「なるべく来てください」とアナウンスしていたこともあり、たくさんの子が出席してくれました。この日は「命」についてお話ししました。「てらこや」がみんなにとって安心できる居場所でありたいという思いが伝わればうれしいです。

小2の子はホワイトボードでお絵描きをしながら、新しい遊びを考えて大学生のお兄さんと遊んでいます。既存のルールにとらわれず、どんどん新しいことを考え出すのがすごいです。小4の子は学校の宿題?に取り組んでいました。2桁の割り算に苦戦しているようです。手順としてのやり方を教えるのはできるのですが、なかなかピント来ていないようです。勉強したくないオーラがにじみ出ています。何かわかりやすい教え方がないか考え中です。

中学生男子は7時半から恒例のバトミントンに行きました。一人はついにマイラケットを購入したらしくそれを持っていきました。女子も2人ほど参加しました。久しぶりに来てくれた中3の子からは進学の予定について聞けてよかったです。

普段はやりたいことをやってもらいたいという思いから放置気味になっているてらこやですが、教えてもらいたいことや相談したいことがあればいつでも対応するつもりでいます。雑談でよいので考えていることを話してもらえると嬉しいです。

「てらこや」は、よこはま 子ども・若者が孤立しない研究会に関わらせていただいています。てらこやの活動も「居場所学習支援」と掲げていますが、その向こう側に見ているのは、子どもの自殺をゼロにしたいという思いがあります。

貧困、いじめ、障害、学習面など、子どもたちを取り巻く問題や要因は様々です。どれも大切なことで、個人の問題ではなく、社会問題としてできる限り改善されていかなければならないことだと思います。けれど、それらがすぐに改善されることは難しく、実際に私たちができることには限りがあります。

だからこそ、私たちにできることの一つは、孤立や孤独を生まないことなのではないかと思っています。どんなに大変で辛い状況にあっても、誰かとつながっていさえすれば何とかなるのではないかと思うのです。

もちろん、誰かとつながっていれば絶対に大丈夫、ということでもありません。何が起こるかは、誰にもわからない。それも現実です。だからこそ、てらこやでは、これからも子どもたちとの時間を、一瞬一瞬大切にしていきたいと思っています。そして、子どもたちが安心して過ごせる、安全な環境を、これからもつくっていきたいと思います。

9月10日はてらこやの日でした。この日は子ども食堂も開催されていました。児童家庭支援センターの方が関わっている子どもをてらこやで受け入れられるかどうか相談に来られました。こちらとしては本人と親御さん次第で、希望されるなら対応できますとお伝えしました。てらこやが少しでもお役に立てばうれしいです。

中学生はテストが終了もしくは翌日で終了という子が多かったようです。既にテストが終わった子はリラックスした雰囲気でした。翌日テストという子も「学校で先生に教えてもらったから大丈夫」と余裕です。男子中学生は7時半から体育館でバトミントンです。最近、体育館使用のルールが微妙に変わったようで、夜間の使用には大人がいないといけないというのでおじさんも参加です。途中から小4男子と中1女子が参加してきたので高齢者は交代して休ませてもらいました。

この日は小2の子はお休みだったため、小学生は小4の子一人だけでした。体育館から帰ってきて漢字の問題を中学生のお兄さんたちとやっていて、さすが中学生というところを見せていました。

てらこやを始めた当初から、困窮世帯の子どもたちへの支援になかなか手が届かないという課題がありました。

本当は、学校が一番子どもたちの状況を知っているので、学校と連携していけたらと思っています。でも、個人情報のこともあり、なかなか思うようには進められません。

また、困窮世帯の中には、必要な情報にたどり着くことが難しかったり、自分から支援につながったり、申請したりする余裕がなかったりする家庭もあります。

今日来てくださった児童家庭支援センターとつながることで、少しでも必要としている子どもたちとつながっていけたらいいなと思います。

どんな子でも来ることができるてらこやの中に、いろいろな背景を持った子どもたちが混ざって、一緒に過ごせたらいいなと思っています。

9月3日はてらこやの日でした。夏休みは終わったばかりですが、中学生はすぐにテスト期間になります。

最近休んでいた中学生の子が2人、久しぶりに来てくれました。来て早々、体育館に行きたいというので一緒に行ってバトミントンをやりました。そのあとは部屋に戻って何やら勉強していました。

小2の子は小さなブロックを高く積み上げることに挑戦したり、クイズをやったりしていましたが、一番興味を持ったのはコピー機でした。自分で書いた絵をコピーして何度もコピーしていました。最後は立体のブロックをコピーするとどうなるか?試していました。もう一人の小学生は問題集をやりました。

7時半頃、いつものように男子は体育館へ、大学生に引率されてバトミントンをやりに行きました。最初の2人とは別の女子もバトミントンをやりたいというので、小学生のお母さんを誘って男子と一緒に体育館へ。

学校の宿題で、間違い直しをする宿題があるそうです。本人は間違い直しをやりたくなくて、どんどん溜まってしまっているとのことです。そこに毎日の宿題も重なり、宿題がどんどん膨れ上がっている状態になっています。

そんなにたくさんの間違い直しを、やらなくてはいけないのでしょうか。もちろん、間違ったやり方で覚えてしまったところや、理解できていないところは、もう一度学び直す必要があると思います。でも、それと「間違い直しをすること」は、少し違うような気がします。

もし同じところを繰り返し間違えているのであれば、ただ間違い直しを繰り返すのではなく、「なぜ同じ間違いをするのか」「どこでつまずいているのか」を見つけることが大切だと思います。

まして、計算ミスやいわゆるケアレスミスであれば、間違えた問題を何度もやり直すよりも、いろいろな問題にたくさん触れていく方が、本人にとっては意味がある場合もあるように思います。

宿題がどんどん溜まってしまうと、「やらなくてはいけないこと」が大きくなりすぎて、ますます勉強が嫌になってしまいます。そうなってしまうと、できる・できない以前に、「勉強したくない」という気持ちが強くなってしまうのではないかと心配です。

楽しく勉強できるのが理想ですが、特に苦手科目は嫌いにさせない学び方が大切だと思うのです。

8月27日はてらこやの日でした。中学校は夏休みも終わり、新学期が始まったようです。夏休み中はどこに遊びに行ったでしょうか?楽しい思い出はできましたか?元気に新学期を迎えてくれるといいな。夏の終わり?いやいやしばらく暑い日は当分続くのでしょう。

大学生のボランティアさんが夏休みということで来てくれました。夏休み中といっても、学校の図書館や自習室に行って友達と一緒に勉強したりしているようです。子どもたちは今週も男子が多く、女子は中学生の子一人でした。その子は小学生のお母さんと一緒にカードゲームをやっていましたが、途中からトランプのスピードに移行していました。

男の子たちは時間になると、いつも通り、大学生に引率されて体育館に行って遊びに行きました。この日は風船でバレーボールをすると言っていたのを聞いて女子も参加したくなったのかトランプをしていたお母さんと一緒に体育館に向かいました。

これまで、算数・数学が苦手で、てらこやに通ってきてくれた子は何人もいました。苦手でも、その子なりに頑張って、わからないところまで戻って学習し直したり、課題やテストに向けて頑張ってきました。

でも、中には、自分の「わからない」に向き合うことが難しい子もいます。わからなくなってしまったところまで戻ればいいとわかっていても、周りの目が気になって、なかなか取り組むことができない。同じ学年の子がいると、どうしても比べてしまうし、周りの目が気になるのは当然のことだと思います。

だからこそ、年齢も学年もごちゃまぜの「てらこや」なら、他の子と比べるのではなく、自分のペースで取り組めるのではないかと思っていました。

他者との比較ではなく、自分自身との比較。

中学生だから中学生の問題をやらなければいけないのではなく、必要であれば小学生の問題まで戻っていい。そんなふうに、当たり前に学び直しができる場所になればと思っています。でも実際には、中学生になってから小学生の問題に向き合うことは、思っていた以上に難しいことなのかもしれません。

本人が「やろう」と思うだけでは難しく、やはり環境を変えないとなかなか取り組めない子もいるように感じています。

狭い会議室の中で、週に1回、3時間という限られた時間の中で、こういう子たちに、どう対応していけばいいのか、考えています。